岩藤孝一ブログ

置戸町、岩藤孝一のブログ

どうなってるんだい!!?

2007年10月28日 14時18分05秒 | 徒然日記
先日、勝山温泉「ゆうゆ」の指定管理者である「愛生の杜」が撤退!!との報道がありました・・「入浴客の減少で~」と、そしてまた津別町の温泉「フォレスター」の指定管理者と指定されたことから、そちらえ衣替えをするとの噂も本当のようです。 現にフォレスターでは11月1日から、振興公社からの営業を引き継ぐと公表されています・・ 「ゆうゆ」からの撤退も今月かぎりで~との噂も現実味を帯びてきました!! 本当にそんなことが、まかり通るのでしょうか?

「指定管理者制度」とは~ 公の施設を民間の会社や法人にも管理をさせることが出来るという、小泉内閣当時の「民営化」の一連の流れの中から生まれた制度です。 置戸としても年間1000万円以上の赤字を出していた施設を経営ノウハウを持ったに民間に委託し、より良い「置戸の宝」にしてもらおうとしてのことだったと思います。ですから、不採算部門だったスキー場の管理も切り離し(別途委託)し
「愛生の杜」に対しては相当の便宜を図りながら管理委託をしてきたのではないでしょうか? 

管理委託決定については議会の議決が必要となっています。ですから当時、役場内での選定委員会にて4社の申し込みの中から選定された「愛生の杜」が議会に諮られ、決定したと記憶しています。 会社自体の興信所による調査等を含め、最善の会社であるとのことでした。 また、運営に関しては「協定書」に基づいて随時、行政側としても意見を言いながら進めていくと・・・ 薄っぺらな「協定書」には「協議しながら」とあったと記憶しています。 月に一度の、業務内容の報告義務もあったはず・・・

それが、どうしてこのような事態になったのでしょうか?
勿論、町のトップである町長に一義的な責任はありますよ!! 議会にもあります。 ただ、どうして担当課との事前での協議がなされなかったのでしょうか?
7月の機構改革で担当課長が変わったから? 新聞にあるように、施設改修の費用を町が用意しなかったから?


昨年、「ゆうゆ」の問題については多くのことが、このホームページ「掲示板」に書き込みされました。 それを受けて色々と調査したことがあります・・・
従業員の雇用体制、運営方法、窃盗事件なんてこともありました。 常務さんから「掲示板」の内容についても抗議を受けたこともあります、「設置者としての責任があるでしょう!?」と~そして話し合いも。
当時、勤務していた方々からの苦情・・・・

今日、「企業の社会的責任」などと言われている時代です。
直接的な役割ではない部分での、社会的な役割~そんな事を多くの企業が率先して行っています。 そんな時代に・・最悪の撤退です。 ましてや、初期投資の費用を残存価格にて町に負担せよ!~そんな事にもなっているとか?

「ゆうゆ」は置戸町民のモノ、「宝」です!!
価値を低下させてはならないのですよ!! 指定管理者に運営を任せてはいたけれども「町民」のモノなのです!!
万が一、今月での営業終了となれば、大変な痛手です。 新しい業者を選定する時間すらないでしょう~また公社にて?それは無理・・どこかの業者に委託? そんなに短時間では無理でしょう~? どっちにしても議会の承認が必要です。

今日、午後から「議員協議会」が開催されるようです、そこで何かの提案が町長からあるのかもしれませんが・・・・ 本会議はいつ? 明日から議会は「所管事務調査」(視察)で31日まで帰らないんでしょ? 
「ゆうゆ」の営業に空白が生じてしまうのは必至なのでしょうか?  

「置戸の観光振興」そんな名目のために、観光協会事務局長まで選任し、色々なことで置戸を売り込もう!!としていることが、一瞬にして水の泡となってしまうようで、とても悲しい気分です。

あと3日・・・ 行政、議会~全力でこの危機を乗り切って欲しいものです!!
視察を延期してでも、対応しなければならない一大事だと思いますが・・・・

 


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