岩藤孝一ブログ

置戸町、岩藤孝一のブログ

57歳で・・

2012年05月25日 23時57分54秒 | 徒然日記
色々な意味で、お世話になった矢崎さんの奥さんのお通夜でした。
個人名を載せるのは問題があるのかもしれませんが、あえて、載せさせて頂きます。

旦那には勿論、勉強?いや指導? うん~沢山の事を教えて頂いたし、これからもお世話になると思っていますが、奥さんには違った意味で、「生き様」を教えて頂きました。
うちの嫁さんが癌で、本当に最期を迎えようとしているときに、看護学校の講師として北見日赤に来ていた時に何度となく病室に来てくれました。 最後の来室の時に~ 思わず泣いている矢崎さんを見て「本当にダメなのか?」と観念したことを思い出します。

勿論、プロであり経験豊富な看護師の矢崎さんが、病室で泣いた・・あの時の僕にはショックでした。 今となっては、素に戻った時だったのかな?と、看護師とて人間だと・・

そんな奥さんでしたが、自分の病と闘いながらも気丈に頑張っている姿を見るたびに、僕は話しかけられなかった、掛ける言葉がなかった。逆に元気付られるのが関の山だっただろうし。

お坊さんの説教で・・「ゆっくりとお休みください」というフレーズは仏さんとなった方には無意味なのだと、生きている人間を見守っているのだからと・・そんな話がなされた。
それは、確かにそうなのかもしれないが、こんなに辛くとも頑張って生きたんだもの、良いんじゃないの!?何も心配することなく、ゆっくりとしてほしいと願うことは間違いなのかな? 一流の「看護師」として活躍していた本人が一番、自分の状況を把握していたんじゃないのかな、そして旦那さんも。 「ゆっくりして・・」当然の想いだろうさ!
そんなふうに、不穏当なモノ良いかもしれないが思ってしまう! 

なんだか取り留めのないことを書き込んでしまったが~ 「お通夜」 そんなことの席に着くたびに、色々な想いがめぐり、確実に自分も歳を重ねているんだと自覚してしまいます。             矢幸子さん、お疲れさまでした! そして有難うございました!
                                                             合掌・・