曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

開きなおる(きっぱり!)Yこさん

2018年07月27日 | 高齢者

久々、実家母Yこさんのお話。

実家母は御年87才(そういや、そろそろ米寿のお祝いだべ?)現在、子どもたちの巣立った弟夫婦との3人暮らし。

以前からいわゆる嫁姑のバトルはなかなかのもんですが、またまた最近勃発。

我が家のオット母Bこさんとは形は違えど、「高齢者」だからか、「認知機能の衰え」か?今までなら表に出さなかった感情を、ストレートに出すようになったため、その争いがひどくなった模様。

基本、オットもそうですが、弟も母親に対して、甘いところがありまして、「ヨメ」から見れば、そこまですることはないと思うことを、してやってしまう。だけれども、そうしてやりながら、実母を叱ったりするので、ヨメ姑双方治まらずになるわけです。

ヨメの言うのがもっともだ、そうだなといいながら、結局実母の超我儘を受け入れてしまう。

先日、めずらしく実家弟から、相談があるのでと、呼び出された時、いろいろ話を聞きましたが、形は違えど、オット母Bこさんとほぼほぼ同じことを言ったりしたりしていますな。

明らかに実母Yこさんが悪いと、弟が叱ったら、「それはそれは申し訳ありませんでした!」と踏ん反り返ったそうで。

弟が「こういう時は、ちゃんと謝らないと。悪いと思ってないの?」と聞くと、

「はい。申し訳ありませんでした!」と仁王のような顔で、開き直ったらしく、その顔が、その大度が自分の母親ながら、情けないやら腹立たしいやら。

を!弟も義妹も引きづってしまって、しかも、その後、せっかくおばあちゃんも食べれるようにと工夫して作ったものを、食べもしないで捨てた!そうで(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

そりゃ義妹もおこるだろうよ!

ま!うちも同じようなもんで、昨夜も「わたしん食べるもんがない」とかほざいてましたが、オットと二人、大皿に盛った料理をばくばく食ってやりましたぜ。しかも我が家にしては高級なえびが入っているんでありますよ。他にも卵料理もあったし、冷や奴もあったし、お惣菜類もあったんですよ。それなのに食べるものがない。ほお~~。

なんで、「へえ~、こんなにいいエビを、いらないんですか?じゃあ遠慮なく」と食べてやったんですわ。そしたら、一度「食べるもんがないから」と空になった茶碗と箸を私の方に押しやったBこさん。慌てて、食べだしましたぜ。食べるもんがないと言いながら、ご飯は平らげているわけです。曰く「何もないんで、その辺のものを食べた。」ですがね。

そんなの、食事の度ですよ。

弟に言いましたけど、「不感」になるしかないよ。

「ああ、そうですかあ~」と受け流す。

「食べるもんが…」

「そうですかあ~?要らないんですね、じゃあ私が…」

慌てて取り分けてもらわなければ食べれないはずのものが、ひとりでとれる。

一挙両得ですわ。

作っても気に入らないなら、わざわざ、本人が食べられるようになんて手をかける必要はないんですわ。さっと作れるものを出して、食べなきゃ、捨てられる前に自分の胃の中に回収すればよろしい。実家母なんか、スーパーの近くなので、ひとりに買いにも行ってしまうんで。だったら、好みだの、形状を考えるんじゃなくて、自分たち夫婦、もっと言えば、義妹の好きなものを作って出せばいいんですよ。

しかし、Bこさんにしても、Yこさんにしても、そういう時は、ほんとに意地の悪い、いやああなおばあさんの顔ですわ。

自分がそうならないように気を付けるしかないですな。

それでも、実家母Yこさんは、孫3人を育てましたからね。家事一切も5年ほど前までやってましたけど、Bこさんはね~~。普通のお祖母さんがやるようなことは一切やらない人でしたから。なにせ、お嬢様なんで、家事なんぞ、「その辺のお金ん困っているしゅうに、やってもらやあ、そんひとん助かるだよ。」と近所の人に(雇ってと言うより本人は恵んでやってると思っている)させていた人ですから。それでも、オットは優しいですよ。時にはイライラして怒鳴ることもありますが、基本優しいです。よく怒らないなと思うようなことを言われてもですね、優しいです。つうか、私に言わせればそんな言うなりにならないほうがいいんじゃないか?って思うんですよ。

きっと実弟も義妹にそう思われているでしょうね。

そして、実際弟から、メールで

「姉さんと話をして、やっぱりヨメが言うように、俺は冬彦さんなのかなと反省した。」そうであります。冬彦さんまでは行かないし、冬彦さんとはちょっと形は違いますが、マザコンではありますよね。まあ、マザコンでなければやっていけないところもありますしね。ほったらかしの冷たい息子よりはいいんじゃないでしょうかね。