3月3日 雛祭り
子どもが成人してしまうと、そして、ムスコしかいない生活になって、お雛さんも、飾っても誰も見てくれない。
と、思っていた。
我が姑のBこさんも、その一人。
あまり飾るのもなんとなくって言う感じだった。
と、思っていた。
ところが、Gオさんの死後、ころりと(?)変身してしまったBこさんの、「今年はつまんないよう。お雛さんがなくて。」の言葉で「え?お雛さん飾るの楽しみだったの?」と意外に思い、また、やっぱり、自分も飾った方がと、3月になってから、慌ただしく昔作った、木目込み人形の小さなお雛さんを飾った。
ムスコも、もう、20代さらばの年齢になり、家では口を開くのはもったいないと思っているかのような、無口なやつなのに、まず気が付いたのは夜遅くに帰ってきた息子だった。
そして、「せっかくのかわいい顔しているのに、髪の毛がかわいそうだ。」と雛人形を撫でながら部屋には言ってきた。
「え?ムスコも、実は毎年お雛さんに気が付いていた?」
へえ~
そうだったのかあ。
なので、手抜きのお寿司ですが(つうか、材料がそろわなかったので)こんなん作ってみました。
うん。はっきり言って、手抜きです。
ただ、すし飯をおにぎりのようにして、横にお刺身を置いただけです。
ムスコも帰りが遅いので、生ものを使うのは気を使うんですよ。
これなら、すぐ食べられるしね。
本当は押しずしにしたかったんですけど、炊飯器が壊れた時に3合炊きにしちゃったので、一度に炊ける量にしたくて(押しずしにするとご飯が沢山必要だから)こうしたって言うのもあるし、実はGオさんは、お刺身が苦手だったので、結構大変だった。
エビは売り切れてなかったし。
こんなんです。
左オットの分。右息子の分。同じ大きさのように見えるかもですが、実は右の方がお皿がかなり大きいんですよ。
のりのつけ方も、力がちがいますなあ。
お雛さんはこんなのです。
バックには、Gオさん作の大人の塗り絵の雪囲いの牡丹の絵を飾りました。
実はGオさん、上のお寿司の横の添えてある食材の中で食べれるのは茹で卵だけ。刺身もトマトもレタス類も嫌い。だから、堂々初デビューのメニューです(*^^)v