京都市内から少し離れると、由緒ある神社が多く有ります。この「走田神社」はもちろん、延喜式帳(式内)に列せられる古い神社です。
社殿によると、和銅4年(711年)に創祀されたと言います。平安時代の「延喜式帳」に記載されています。祭神は「彦炎出見尊」は神話「海幸彦・山幸彦」に登場する山幸彦にあたります。
社伝によるとその昔、掛けられていた絵馬から馬が毎夜向け出しだ草を食べて有るき、やがて蹄の跡が窪地になり川となったといわれています。
この川は増水時でも、川音をたてないで「不鴨川」と呼ばれました。この川は干ばつの時でも枯れることなく庶民に潤いをあたえました。
また、境内」の中に「垂乳味池」と呼ばれる清水があります。その逸話は長くなりますのでまたの機会に。
この「垂乳池」は乳の出ない方に御利益が有り、参拝わたえる方は後を絶ちません。
亀岡市余部町走田ノ町
(たわごと) 想定外の台風
昨日の台風はすごいものでした、紀伊半島は今年何度の被害を受けたのか、お見舞い申し上げます。特に、私は「十津川」は今年何度被害を受けたか。
「十津川」は思いで深い地です。母親をつれって幾度か、山道を抜けて「十津川温泉」に行きました。十津川は日本書紀にも記載されており、それ以前から人里が有ったと言う事です。
しかし、私は高所恐怖症で「谷瀬のつり橋」は絶対渡れませんでした。20m位で引き返しました。