前記にて紹介しました「ゑんま堂」正式には「引接寺」(いんじょうじ)。平安京、開基は百人一首の歌人で参議・小野篁篁(おののたかむら)です。ご本尊は「閻魔法王」です。(この地名は閻魔前町と言う何か怖い町名に有ります)実は、「ゑんま様」は「お地蔵様」の化仏ですです。詳細は前項で記載しました。境内にはいろいろな見どころが有ります。「地蔵供養池」「紫式部供養塔や像」「梵鐘・重文」「童観音・通称童ちゃん」「京都三大念仏狂言」等。
「閻魔法王」の怖いご本尊です。な気持ちになります。
本堂の裏には数多くのお地蔵様が有り、毎月16日が「閻魔の日」です。地蔵供養池で法要が行われています。私も、法要に参加さしていただきました。
地蔵供養池の法要です。私も、参加さしていただきました。
「紫式部供養塔」(重文)です。南北朝時代の至徳3年(北朝)/元中3年(1386年)円阿上人の勧進によって建立さてました。「紫式部の不遇な生涯をとむらってこの供養塔を建立さてたと言う事です。
美しい紫式部の金色に輝く像も有ります。美しい像ですよ。
また、ゑんま様のお目こぼししも受けられます。私も、お目こごしてもらおーと。
「千本ゑんま堂」の由来です。(パンフレットからお借りしました)
毎月16日は「ゑんま様の日」です。
もう少し、散策する箇所が有ります。また、明日に。今回も、ギャグ無。
注:参議・小野篁(おののたかむら)の参議は「官名」位では「正四位下」
ちなみに位(京官)では上から。太政官・太政大臣・左大臣・右大臣・内大臣・大納言・中納言・参議・大弁・中弁・少納言と以下続きます。テレビでおなじみの「水戸光圀」は従三位(じゅさんみ)中納言となります。(戦国時代では勝手に名乗っていた豪族もいました。江戸時代の武家官位は少し変わってゆきますが)
今も昔もこの官位(官領やサラリーマンですと役職かな?)の昇進に必死で勉強したり、ごまをすったり、人を蹴落としたらしです。また、うんちくの始まりです。