京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その3)

2011-09-13 21:21:30 | 京の話題

やっと、平安京に戻ってきました。

平安京の始まりや位置関係は前記事にて紹介しました。

それでは、朱雀大路の入口にある「東寺」を散策します。8世紀の末に「羅城門」の東西に「西寺」と「東寺」の建立が計画されました。平安京の左京と右京を守護する「王城鎮護」の寺、又、西国と東国を守る「国家鎮護」の寺院という意味を持つ官立寺院でした。

現在は、当然「東寺」のみ現存します。多くの国宝建造物や仏像が有ります。又「世界遺産条約」にも登録されています。 

南の門(南大門)を入ると右手に国宝の「五重塔」が有ります。天長3年(826年)弘法大師が創建をはじめますが、しばしば大火に会い四回も消失しました。現存のものは寛永21年(1633年9徳川家光の寄進により現存する日本古塔中最高の塔です。(総高55m)

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その前に「瓢箪池」が有り、鷺と鯉が仲良く戯れています。人間達もこうでなくてわね。

この仲の良いのを見ているうちに半日過ぎました。

明日は、「東寺」の他の国宝を散策します。ちょっと、動画で手間取りました。

やはり五重塔は遠くから眺めるのがいかにも「京都」という雰囲気です。

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