東京へGIFTを見にドームへ行った時、
お茶の水でホテルを取ったのだが、
そのホテルの近くに立派な聖堂があるのを発見した。
明らかに正教会の建築だ。
看板の案内にはニコライ堂と書いてあった。
遠くから見ても目立つ建物で、
近代建築オタとしてはぜひとも写真に撮っておきたい建物だ。
近くで見て確かめておきたい気持ちがむくむくと湧いて出て来て、
ドーム公演のあった翌日の朝、
散歩しがてらその聖堂の前まで行った。
(でも散歩するほどでもない。
JR御茶ノ水駅の聖橋口から徒歩2分ほどだ)
https://nikolaido.org/
サイトを見ると、やはりハリストス正教会の教会のひとつで、
日本に正教会の教えを広めた聖ニコライの指導のもと
建設された聖堂であった。
サイトによると設計はかのジョサイア・コンドルだそうだが
もとの建物は関東大震災で被災し、
現在のものは1929年に修復されたものだという。
1962年に重要文化財に指定されたそうだ。
どおりで見事な建物だと思った。
御茶ノ水界隈を歩いているといやでも目立ち、
美しいと思っていたのだ。
正式名称は「東京復活大聖堂」というそうだ。
正教会のシンボルである大きなドームが特徴的で
緑色の屋根が美しい弧を描いている。
ドームの周囲にアーチ型の窓が張り巡らされているのも
美しいデザインだ。
正面の窓には聖母マリア?のイコン画が描かれてあり、
遠くから眺めてもすぐに目立つほど鮮やかだ。
東京に来てこのような建築に出会えたことがとても嬉しかった。
外から眺め、写真に撮るだけだったがそれでも満足だ。
建築オタ丸出し(>_<)
辰野金吾が設計した東京駅も何度も通ったので、
それも写真に撮っておきたかったが、
その余裕がなく撮れなかったのが残念で心残りである…
帰りの新幹線の中からはちょうど富士山がきれいに見えた。
おのぼりさんなので喜んで富士山の写真を撮った。
新幹線の中から見る富士山が好きなのだ。
今回はドームへ直行だったので旅とも言えない旅で
どこへも寄らない弾丸旅行だったが、
思いがけず重文建築のニコライ堂を見られて
得をした気分になったのだったヽ(^。^)ノ
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