「家紋を探る」
染色補正師という人には、
何となくものすごい悪魔的なテクニックを持った技術者
というイメージがある。
「京の名工展」
というような伝統工芸士の展覧会などに行くと、
染色補正師の展示用の作品も飾ってあるが、
染色補正の技術で布に絵を描いたりしている。
どのようなテクを用いているのか分からないくらい、
ものすごい技術である。
そんな染色補正師の人の書いた本がこれ。
今は亡き京都KBS・地方放送の「京都ちゃちゃちゃ」に
これの著者がゲスト出演していて、
家紋についてあれこれ語っていた。
その話があまりにも面白く、
その番組で紹介していた本を思わず購入した。
番組で紹介されていた、蝙蝠の家紋をはじめとして、
あまたの家紋が紹介されている。
ひとつの家紋からバリエーションが広がり、
変化してゆくさまが無類に面白い。
例えば蝶々の羽が扇に変わったり、花に変わったり、
葉っぱに変わったり…
そのアイデアの面白さ。
テレビでは彩色された紋が紹介されていたが、
それはとてもカラフルで可愛くてきれいで、
思わず声を上げたくらいだった。
家紋なんてあまり興味がなかったのに、
すっかりとりこ状態。
本人もなかなかポップでかっこいい人だった。
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何となくものすごい悪魔的なテクニックを持った技術者
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染色補正師の展示用の作品も飾ってあるが、
染色補正の技術で布に絵を描いたりしている。
どのようなテクを用いているのか分からないくらい、
ものすごい技術である。
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家紋についてあれこれ語っていた。
その話があまりにも面白く、
その番組で紹介していた本を思わず購入した。
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あまたの家紋が紹介されている。
ひとつの家紋からバリエーションが広がり、
変化してゆくさまが無類に面白い。
例えば蝶々の羽が扇に変わったり、花に変わったり、
葉っぱに変わったり…
そのアイデアの面白さ。
テレビでは彩色された紋が紹介されていたが、
それはとてもカラフルで可愛くてきれいで、
思わず声を上げたくらいだった。
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