伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

家紋を探る

2009年04月23日 | 本・書評
「家紋を探る」

染色補正師という人には、
何となくものすごい悪魔的なテクニックを持った技術者
というイメージがある。

「京の名工展」
というような伝統工芸士の展覧会などに行くと、
染色補正師の展示用の作品も飾ってあるが、
染色補正の技術で布に絵を描いたりしている。
どのようなテクを用いているのか分からないくらい、
ものすごい技術である。

そんな染色補正師の人の書いた本がこれ。




今は亡き京都KBS・地方放送の「京都ちゃちゃちゃ」に
これの著者がゲスト出演していて、
家紋についてあれこれ語っていた。
その話があまりにも面白く、
その番組で紹介していた本を思わず購入した。

番組で紹介されていた、蝙蝠の家紋をはじめとして、
あまたの家紋が紹介されている。
ひとつの家紋からバリエーションが広がり、
変化してゆくさまが無類に面白い。

例えば蝶々の羽が扇に変わったり、花に変わったり、
葉っぱに変わったり…
そのアイデアの面白さ。

テレビでは彩色された紋が紹介されていたが、
それはとてもカラフルで可愛くてきれいで、
思わず声を上げたくらいだった。
家紋なんてあまり興味がなかったのに、
すっかりとりこ状態。
本人もなかなかポップでかっこいい人だった。




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