伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

百舌鳥古市古墳群が世界遺産へ

2019年05月15日 | 京都以外の文化財


☆気持、切り替えます 


目出度く(?)大阪、堺市の百舌鳥古市(もず・ふるいち)古墳群が
世界遺産に登録される運びになった。


大阪からは初めての世界遺産認定ということで、
大阪人は大喜びのようすだが。




このことは、何度も書いて来たのだが・・・

新聞各社の記事を比べてみると─






☆毎日新聞(動画あり)

https://mainichi.jp/articles/20190514/k00/00m/040/006000c
百舌鳥・古市古墳群を世界文化遺産に登録へ イコモス勧告


「文化庁は14日、日本が世界文化遺産に推薦していた
「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」
(大阪府)について、登録の可否を事前に審査する国際記念物遺跡会議
(イコモス、本部・パリ)が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に対し
「登録が適当」と勧告したと発表した。」

中略


「 同古墳群は、古墳時代の最盛期(4世紀後半~5世紀後半)の
政治や文化の中心地の一つ。

大陸への航路の発着地だった大阪湾に接する平野の上に築造され、
百舌鳥エリア(堺市)に「大山古墳(仁徳天皇陵)」などの23基、

古市エリア(羽曳野市、藤井寺市)に「応神天皇陵古墳」など
26基の古墳が墳形が残った状態で分布する。 」



☆読売新聞

https://www.yomiuri.co.jp/culture/20190514-OYT1T50037/
「百舌鳥・古市古墳群」世界文化遺産登録を勧告


「国内最大規模の前方後円墳、
仁徳天皇陵古墳(長さ486メートル、大山だいせん古墳)から
20メートル台の方墳まで規模も墳形も多様な古墳49基で構成。


仁徳陵を含む百舌鳥(堺市)、
規模第2位の応神天皇陵古墳
(同425メートル、誉田御廟山こんだごびょうやま古墳)を含む
古市(羽曳野、藤井寺両市)の両エリアに分かれている。」




☆京都新聞

https://www.kyoto-np.co.jp/country/article/20190514000001
仁徳天皇陵、世界遺産へ
ユネスコ機関が登録勧告


「国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関は13日、
日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」(大山古墳、堺市)
を含む大阪府南部の「百舌鳥・古市古墳群」を
世界文化遺産に登録するよう勧告した。」





*前に何度も言ったように、

この百舌鳥古市古墳群を世界遺産登録に申請する時、
天皇陵古墳の名称が後退してしまったことが、
専門家の間で問題になったはずだった。


https://purple.ap.teacup.com/isabeau/1096.html



京都新聞も、名称に関して、
慎重でなければならないという見解を出していたはずだった。


ところが、各新聞の見出しを比べてみたら、
京都新聞がなんと「仁徳陵」と記載している。



他の新聞は、「百舌鳥古市古墳群」という総称を見出しに持って来ている。


そして記事の中で、
例えばカッコつきで「大山古墳(仁徳天皇陵)」

「仁徳天皇陵古墳(大山古墳)」
という風に書くことにより、注釈を施している。



京都新聞も、記事の中では、カッコつきで
「仁徳天皇陵古墳」(大山古墳)
と注釈をつけている。


けれども、もっとも目立つ見出しに「仁徳陵」を
用いるのは、これは完全にアウトだと私は思う。




京都という場所は、仁徳陵を「大山古墳」と呼ぶべき、
と提唱された森浩一氏の活動拠点であったはずだ。


京都新聞自体も、幾度も、
天皇陵古墳の名称をメディアが書く、又は呼ぶ場合の危惧と、
慎重さについて記事にして来たと思っていた。


その肝心の京都新聞が「仁徳陵」を使っているのに、
とても失望した。



自分は京都新聞を愛し、愛読していただけに、
今回の記事の見出しの配慮のあまりのなさに、怒りさえ覚えた。



ここは京都、
森浩一氏が天皇陵古墳について格闘し続けて来た、
その拠点、その場所そのものではないか。


森氏の努力と願いをまったく無にする京都新聞の仕打ちには
失望しかない。



京都新聞を愛しているからこそ、苦言を呈したい。

森氏の業績を無にしてしまう暴挙だけは避けていただきたい。



京都新聞には、猛省を促したい。

↑相変わらず上からになってしまってるが、すみません




が、かつて京都新聞は、ちゃんとこのようなことを記事にしていたのだ。


https://www.kyoto-np.co.jp/country/article/20180928000127
世界遺産登録で天皇陵名称に危惧
学術団体、大阪の古墳群

【 2018年09月28日 18時21分 】



『 来年の世界文化遺産登録を目指す大阪府の
「百舌鳥・古市古墳群」について、

日本考古学協会など13の学術団体は28日、
大阪市で記者会見し

「『仁徳天皇陵古墳』という構成資産名は
被葬者が認定されているように理解される危惧を覚える」
などとする見解を発表した。


 見解は文化庁や国際記念物遺跡会議(イコモス)などにも送るという。』



*京都新聞は初心を忘れないで欲しいです。
リテラシーを考え、新聞の役割を果たして欲しい。




3024円


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さて今年もやって来た祇園祭クラウドファンディングの時期



祇園祭クラウドファンディング2019


https://www.makuake.com/project/gionmatsuri2019

「5,000円、ご支援いただいた方へ

以下の2つを御礼の品とさせていただきます。
・創始1150年記念祇園祭オリジナル手拭
・お名前を祇園祭山鉾連合会Webサイトに掲載

お礼状と記念品として2019年度は、
創始1150年記念祇園祭オリジナルの手拭をご送付致します。

そして皆様のお名前を公益財団法人祇園祭山鉾連合会の
Webサイトに掲載させていただきます。

法人・団体名でも受付いたします。」




*他に1万円コース、2万円コース、10万円(?)コースなどがあるが、
祭の存続に向けて協力しよう♪





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