伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

バンクーバー始まる

2010年02月15日 | 冬季オリンピック
バンクーバーオリンピックが始まった。
今回は極力何も書かないで行こうと思っている。

が、国母選手のユニフォーム着崩し問題などが出て来て、
なかなか面白いネタが出来たと思った。
ユニフォームを着崩すのはそれほど悪いとは思わない。
画一的な服だから自分なりに工夫して
少しでも個性的にと思うのは、学生の制服にも言える。
だけど国母選手の場合は、
あとの記者会見の態度が悪すぎた。
着崩しよりも、
何だか人としてのいい加減さが強調されてしまったような感じだ。


大体、スノーボードという競技が問題なのではないか。
あれは遊びであって、
オリンピック競技には相応しくないのではないかとすら思っている。
もちろんボブスレーやリュージュや、滑降でさえ、
もともとは遊びだっただろう。
さらに雪の多い地方での必要に迫られたものやことが
競技となって行った。

だが、スノーボードなどはまだ競技としては
熟していないのではないのか。
観客やスポンサーや、
テレビ視聴者を多く獲得しようとして無理矢理、
またはあまりにも性急に競技としてオリンピックに繰り入れてしまった。
競技としてはまだ品格(笑)というものが
備わっていないのではないかと思うのだ。


アルペンやバイアスロン、ノルディック複合、
リュージュやスケルトンなど、選手が切磋琢磨して、
或いは命がけで取り組んで来て競技として洗練させて来た結果、
オリンピック競技としての品格が出たと思う。
だが、後発の競技にはそのような重厚さがないというか、
単に客が入れば良い、
というような商業主義を感じてどうも今一つ納得出来ない。
だから、国母選手のような選手も出て来るのは当然だ。
彼は悪くない。
スノーボードという競技を
オリンピックに取り入れてしまった商業主義がいけないのだ。
のか?


あともう一つ、
ショートトラックという競技に私は疑問を感じている。
いつだったかの大会で、トップ選手が全員転んで、
最後尾を走っていたオーストラリアの選手がフィニッシュして
金メダルを獲得した。
まさに荒川静香以上の棚ぼた金メダルだ。
ああいう、
棚ぼたで金メダルが取れてしまう競技というのはいかがなものか。
しかもショートトラックにはその棚ぼたの可能性が高すぎる。
ああいうのは即刻オリンピックから外して欲しい。
スノーボードも外して欲しい。
オリンピックというからには、
もうすこし競技として洗練された、
プロの真剣勝負を見られるものに限って欲しい。


あと開会式を見たが、ちょっとがっかりした。
北京オリンピックの開会式があまりにもすごかったので、
今回も期待してしまったのかもしれない。

今思うと、北京オリンピック開会式はやっぱりすごかったのだ。
さすがホウシャオシェン(だったかな?)、
国家事業として一流演出家を起用しただけのことはあった。
一部CGとか、吹替えとか言われたが、
そんなことは全体から見れば小さなことだったのが今なら分かる。
バンクーバーの開会式は素朴というか、
カナダの田舎臭さというか、
そういうのが感じられたのが良かったかもしれない。
あと、聖火の点火はだんだん凝って来ているが、
もっとシンプルにして欲しいものだ。




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