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登山の自粛について

2020年05月16日 | 登山
 岐阜県が緊急非常事態宣言区域から解除されましたが、登山についてどういった対応になっているのかについては、今日現在は特に県からは出されていない状況です。
おそらく来週には何らかの情報が発信されるものと思います。
 
 岐阜県が5月14日に示した指針では次のように記載されています。
外出におけるリスクの回避
不要不急の帰省や旅行など、特定警戒都道府県(※)をはじめとする相対的にリスクの高い都道府県との間の移動を避けるとともに、これまでにクラスターが発生しているような施設(繁華街の接待を伴う飲食店等)や、「三つの密」のある場への外出を避けるよう呼びかける。
(※)特定警戒都道府県【R2.5.14時点】 北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県
http://www.pref.gifu.lg.jp.cache.yimg.jp/kinkyu-juyo-joho/gifu-kinkyu-sochi.html
これはあくまでも、お願いしかありませんが、少なくとも県をまたいでの移動による登山は避けなければなりません。
 
ヤマップ代表の5月13日のメッセージには、次の内容が記載されています。https://note.yamap.com/n/ne64e0a8998ee
・・・引用開始・・・・
"Stay home"から"Play in your home mountains"へ
そもそも、登山は野外のアクティビティです。登山中、密集・密接・密閉の「三つの密」はほぼありません。また、山に登ることで足腰が鍛えられるだけでなく、素晴らしい景色を見て心が洗われたり、森林を歩くことでリフレッシュできたりするなど、心身の健康維持、増進につながるアクティビティでもあります。
ただし、公共交通機関での移動や休憩場所への立ち寄りなどにおいては「三つの密」に該当するケースがあります。地域の事情を踏まえながら、登山を再開する場合においては、新型コロナウイルスの感染拡大の予防に努めながら、以下の点に気をつけるようにしましょう。
・公共交通機関の利用は極力控える
・都道府県をまたいでの遠征登山は控える
・移動の際は立ち寄らずに帰宅する
・複数人で登る場合は、ソーシャルディスタンス(約2m)をとる
・地域住民の方への配慮を忘れず、地域のルールや方針を事前に確認する
・医療機関や救助隊に負担をかけぬよう、危険を伴う登山は避ける
Play in your home mountains.
里山や低山など、暮らしている街の近くの自然を愛で、楽しむ機会にしていきましょう。
・・・・・引用終わり・・・・・
 
そして、何よりの課題は多くの山小屋では営業の自粛を余儀なくされている状況です。
岐阜県内の多くの山小屋も7月14日までテント場を含め自粛をされています。
基本、三密となる通常の山小屋を、仕切りを入れられたり、予約のみの宿泊とされる等の対策を進められてみえるようです。
短い山のシーズンに営業できないことは、山小屋のみならずガイドの方や麓の宿泊施設はじめ多くの関係者にとって死活問題であることは言うまでもありません。
 一方、山小屋で発熱者が出たらどう対応するのか・・身体に負荷をかけての登山で発熱や体調不良になるケースは多々あるわけですし、従業員の皆さんも感染のリスクを常に考えていなければなりません。
山から病人を下ろす場合も、ヘリを使ったらどうなるのか・・・公共ヘリもにしても民間ヘリにしても、仮に新型コロナウイルスに感染した患者を運んだとなれば、その後の救助等に大きな影響が出てしまいます。また、発生した山小屋を、宿泊者がいる状況でどう管理するのかという課題にも直面します。
本当に難しい対応に迫られています。
 
また、現在北アルプス周辺では地震が群発しており、その点でも注意が必要です。
 
いずれにしましても、山は逃げません。
登山者は良識のある行動を自ら取っていくことが求められていると思います。
 
山小屋などの情報
北アルプス山小屋友交会
高山市観光情報(駐車場情報5月31日まで閉鎖)
岐阜県北アルプス山岳遭難対策協議会
ヤマップ
奥飛騨観光協会

#登山自粛
#北アルプス
#山小屋





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