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何気無い日々が続く様に。生きていく事の大変さがカナン。ある種空気の様な存在になりたいもの。

🚶…宇治川高架橋…槙島…JR宇治…宇治橋…Alp🍔…> 240107

2024-01-07 21:47:00 | 🚶 歩く
🚶…右岸堤防道…宇治川高架橋…槙島(郡…幡貫…大幡…月夜…半白…しまむら:👜👀…コーナンJR宇治:👜👀…小倉引込線…JR宇治北側…宇治淀線…宇治橋…京阪宇治駅前パン屋👀…右岸堤防道…Alp:👜💊🦖2:🍔…右岸堤防道…>
🚶10147歩3kg11F

☀️:強冷風:堤防道歩行困難😓

何と無く👜/多P探し。
💊🦖ゴジラ系2種2台ガチャポン連続売切表示出る😛奇遇🤪(コーナンでゴジラ探すも無し)
Ⓜ️ゴジラ🍔C:チーズダブル照焼:美味+チキンナゲット




陽射しあるも強冷風

売切れ表示出る👀!🤪

ゴジラバーガー




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アインシュタインが放った量子力学への疑問…「量子もつれ」の謎を解く物語がドラマティックすぎた 202401

2024-01-07 02:30:00 | ¿ はて?さて?びっくり!

アインシュタインが放った量子力学への疑問…「量子もつれ」の謎を解く物語がドラマティックすぎた
 現代ビジネス 240107 山田 克哉


⚫︎直観と論理の狭間で、物理学者がもがく!
 一人の天才の独創によって誕生した相対論に対し、量子論は、多数の物理学者たちの努力によって構築されてきた。数十年におよぶ精緻化のプロセスで、彼らを最も悩ませた奇妙な現象=「量子もつれ」。

 たとえ100億km離れていても瞬時に情報が伝わる、すなわち、因果律を破るようにみえる謎の量子状態は、どんな論争を経て、理解されてきたのか。EPRパラドックス、隠れた変数、ベルの不等式、局所性と非局所性、そして量子の実在をめぐる議論……。

 当事者たちの論文や書簡、公の場での発言、討論などを渉猟し尽くし、8年超の歳月をかけて気鋭の科学ジャーナリストがリアルに再現した本『宇宙は「もつれ」でできている』。これが物理学史上最大のドラマだ!

*本記事は、『宇宙は「もつれ」でできている』の内容から、再編集・再構成してお送りします。

⚫︎1世紀におよぶ量子力学構築の物語
『宇宙は「もつれ」でできている』の最大の魅力は、数式をまったく使うことなく、量子力学の構築に携わった物理学者たちがどんな考えやきっかけからどのような着想を得て、そしてどんな議論を通じてこの理論を精緻化していったかを、個々の人物のエピソードをふんだんに交えつつ、巧みに描写している点にある。

 量子力学は、原子や原子核、素粒子から、広大な宇宙にいたるまで、その性質とふるまいを理解するためになくてはならない存在だが、たった一人の独創によって誕生した相対性理論とは対照的に、一夜にして生まれたものではない。

 数多くの物理学者たちが取り組んだ結果、個々の科学者が打ち出した理論がすべて相互に関係していることが判明したのである。この驚くべき科学史上の紆余曲折について、『宇宙は「もつれ」でできている』は丹念に順を追って説明している。

 量子力学の完成は必然的に、彼ら当時の物理学者たちが互いにコミュニケーションを取り合わないかぎり、ありえなかった。

 アインシュタインやボーア、ハイゼンベルク、シュレーディンガー、パウリ、ボーム、ディラックら、錚々(そうそう)たる物理学者たちが直接会って会話をしたり、手紙のやり取り(当時は電子メールなどあろうはずがない!)をしたりすることで侃々諤々(かんかんがくがく)の議論が闘わされ、世紀の初頭から約30年の歳月をかけて、1930年代に量子力学が完成したのである。

『宇宙は「もつれ」でできている』の著者であるルイーザ・ギルダーは、長年にわたって彼らが交わしたさまざまな形によるコミュニケーションを、あたかも彼女自身が直接、見聞したかのような鮮やかな“口調”で語っている。

 本書の執筆にあたり、ギルダーは8年半もの歳月をかけて、先人たちが執筆した論文や書簡、公の場での発言や討論の記録などを渉猟したという。

 史実に裏打ちされた再現ドラマは実にヴィヴィッドに描かれており、時に激しく、時に哀感をもって語られる物理学者たちのやりとりに、読者は生々しささえ感じることだろう。

 量子力学誕生の舞台となった当時のヨーロッパは、ナチスドイツの台頭に伴って風雲急を告げる時代でもあった。純粋に科学だけを追究できない難しい時代の空気を追体験することもできる本書からは、理論物理学者である私自身、初めて知るエピソードが多く、大いに興味をそそられた。

 ルイーザ・ギルダーは、2000年にアメリカの名門・ダートマス大学を卒業した若い科学ジャーナリストだが、描写が実に巧妙で、往時の物理学者たちの会話を見事に再現している。

 存命の科学者たちへのインタビューも含め、20世紀初頭からの約1世紀におよぶ量子力学構築の物語を、まるで現場に居合わせているかのような迫力で体感させてくれる。その一端をご紹介しよう。

⚫︎大きな論争の火種となった難問
 アルベルト・アインシュタインは「神はサイコロを振らない」と言って、量子力学を受け入れようとしなかったことで有名だ。
 彼は量子力学が「不完全な理論」であると主張したが、ニールス・ボーアは徹頭徹尾、量子力学を支持し、両者は互いに自身の主張を譲ろうとはしなかった。
 アインシュタインは巧妙な思考実験を思いつき、ある物理学会(ソルヴェイ会議)でボーアにそれを披露している。

 さすがのボーアも「うーん」とうなってしまったが、「もしアインシュタインの主張が正しいなら、物理学はもうおしまいだ」と考えて、なんとしても量子力学を擁護しようと試みた。

 その場ですぐには反論できなかった彼だが、翌日になって(前夜はおそらく、一睡もしなかったことだろう)、論敵の「一般相対性理論」を逆手に取り、こんどはアインシュタインをぎゃふんと言わせてみせたのだった。
 ギルダーは『宇宙は「もつれ」でできている』で、彼らの“論争”を間近に見ていたような鮮やかな描写で紹介している。

 ギルダーはまた、ドイツでナチスが台頭し、ヒトラーが実権を握るようになって以降の、優秀なユダヤ人物理学者たちが散り散りになっていく姿を哀感を込めて描写している。
 その象徴が、ノーベル賞こそ受賞しなかったものの、当時を代表する優秀なユダヤ人物理学者だったエーレンフェストを襲った悲劇である。障害のある息子とナチスの非道な政策の狭間でついに命を落とす彼の末期について、私は本書で初めて知った。
 ギルダーが描く量子力学の発展史のなかで、とりわけ重要な役割を果たすのが「量子もつれ」という概念である。これもまた、アインシュタインとボーアの間で大きな論争の火種となった難問だ。本書の理解を促すために、ここでかんたんに「量子もつれ」について解説しておこう。

 量子力学が一応の完成を見たとされる1930年からわずか5年後の1935年、「EPR論文」とよばれる有名な論文が発表されている。それは、「量子もつれ」を用いて、量子力学が「不完全な理論」であると指摘するものだった。
 EPRとは、この論文の三人の共同執筆者であるアインシュタイン(Einstein)、ポドルスキー(Podolsky)、ローゼン(Rosen)の頭文字をとったもので、その内容からしばしば「EPRパラドックス」ともよばれている。

「量子」とは、ときに“波”のごとくふるまったり、ときに“粒子”のごとくふるまったりする物理的な「実体」で、光子や電子が典型的な量子である。一般に、量子は内部構造をもたないが、エネルギーや運動量、スピン(自転)などの物理量を有している。

 二つの量子のあいだでいったん相互作用が生じると、その二つの量子は「相関」をもつと言われる。相関をもった二つの量子がどんなに離れていっても――たとえ互いに100兆km離れても――、その相関性は完全に保たれる。

 二つのうち、一方の量子の物理状態(たとえばスピン)だけを実際に測定器を使って測定し、その値をはっきりと確定してしまうと、その瞬間(同時に、すなわちゼロ秒間で!)、100兆kmのはるか彼方にあるもう一方の量子の物理状態が、いっさい測定することなく自動的に決定してしまうのである。

 このような意味で、二つの量子の間の相関性は「量子のもつれ」とよばれるようになった(名付け親はシュレーディンガー)。
 EPR論文が提起したのは、100兆kmも離れた二つの量子の相関関係は崩れることなく、完全に保たれることに対しての疑問であった。

⚫︎幽霊のしわざ!?
 話を簡素化するために、ここでは二つの量子に「二つの電子」を選ぶ。

 電子にもまた内部構造がなく、粒子としてふるまうときは点のごとくふるまうのだが、スピンしている。電子は2回転して初めて元の状態に戻るような量子であるため、1回転では「半分」まで戻るという意味で「スピン1/2」とよばれている。

 右ネジを右回りに回すと前進し、左回りに回すと後進するように、スピン1/2の電子の「自転軸」には「上向き」と「下向き」の二つの方向がある(前者を「スピン・アップ」、後者を「スピン・ダウン」とよぶことにする)。

 実際に、相関をもっていて100兆km離れた電子Aと電子Bとからなる系に測定器をかけて、それぞれの電子の状態を測定してみるとどうなるだろうか。
 たとえば、測定器を電子Aに向けた結果、電子Aのスピンがアップであると測定されたとする。電子Aがスピン・アップと観測されたその瞬間(そう、まさにその瞬間、ゼロ秒間で!)、100兆km離れた場所にある電子Bのスピンは自動的に(観測することなしに!)スピン・ダウンに決定する。
 相関をもつ(つまり、もつれた)二つの電子の合計スピンは、必ずゼロにならなければならないからだ。
 では、100兆km離れたところにある電子Bは、いったいどうやって電子Aのスピンが上向き(スピン・アップ)であることを知ったのか?

 アインシュタインの特殊相対性理論によれば、信号伝達の最高速度は光の速度=秒速30万kmである。電子Aの測定結果が、光速度で100兆km離れた電子Bに到達するまでに要する時間は3.3億秒(約10年)であり、とても「瞬時」とは言えない。観測によって実際に現れる電子Aのスピンの状態が瞬時に電子Bに到達することは、明らかに特殊相対性理論に違反している。

 それにもかかわらず、電子Aの測定結果が瞬時に(測定することなく)電子Bのスピンの状態を完全に決定してしまうということは、電子Aを測定する以前に(電子Aのスピンの状態いかんにかかわらず)、電子Bのスピンの状態がすでに「下向き」に決まっていたということにはならないか?
 逆もまたしかりで、もし電子Aのスピン状態を測定した結果が「下向き(スピン・ダウン)」であったなら、その瞬間、100兆km離れたところにある電子Bのスピン状態は、なんの測定もなしに「上向き(スピン・アップ)」となる。やはり、電子Aに測定操作を施す以前に、電子Bのスピン状態はすでに決まっていたと結論せざるを得ない。

 アインシュタインは、あたかも因果律を破るかのようなこの現象を“幽霊”による遠隔作用であると非難し、こうした不条理な結論をもたらす量子力学を「不完全な理論」であると批判したのである。

⚫︎「隠れた変数」理論とは?
 この問題を解決するためにアインシュタインやその他の高名な物理学者たちが持ち出したのが、「隠れた変数」理論だった。

 量子力学は、ハイゼンベルクの「不確定性原理」等によって、実際に測定しても量子の測定値(物理量)をはっきりと決めることができないが、相関している二つの電子(合計スピンがゼロ)の場合には、一方の電子のスピンを正確に測定すると、もう一方の電子のスピン状態が測定なしに正確に決まってしまう。

「隠れた変数」理論とは、それがどんなものであるかは具体的にわからないものの、「隠れた変数」を用いることで不確定性原理による測定値の「あいまいさ」が消えてしまい、すべては古典物理学のように(測定器による測定誤差を除けば)測定値にはなんのあいまいさも残らず、明瞭に決定できる「決定論」に帰着できるというものだ。

 つまり、「隠れた変数」によって、「EPRパラドックス」はパラドックスではなくなるというのである。
 この「隠れた変数」理論は、デヴィッド・ボームを虜にした。『宇宙は「もつれ」でできている』でギルダーが詳しく紹介しているように、ボームは1980年代まで、執拗にこの理論に固執することになる。

⚫︎すべては「非局所的」に起こる
 一方、物語の転換点が、1964年に訪れる。北アイルランド出身の物理学者、ジョン・ベルは当時、EPR論文にすっかりとりつかれ、夢中になっていた。ベルは当初、ボームの「隠れた変数」理論に大きな関心を寄せていたが、ある日、自ら「思考実験」を思いついたのである。

 彼は、二つの粒子間の「相関性」について深く考え、EPR論文が理論を「局所的」に考えていることに気づいた。局所的とは、「情報が部分から部分へと伝わる」という意味である。
 ベルは、二つの相関している電子が100兆kmも離れているのに、一方の電子の測定結果が瞬時にもう一方の電子の状態に影響を及ぼすということは、二つの電子の相関関係は局所的ではなく、「分離不可能」な一つの系(そう、全体で一つ!)を成していて、その系の中で起こることは部分から部分へと伝わるのではなく、系全体に瞬時に影響を及ぼすと考えたのだ。

 すなわち、すべては系内の全範囲にわたって「非局所的」に起こるのだ、と。

「EPR論文」が示す二つの相関した電子は、たとえ100兆km離れていても一つの系内に収まっており、測定結果は系全体に非局所的に及ぶ。そこには、信号が伝わるという現象はいっさい起きていない。なぜ信号なしで情報が伝わるのか? それは、系内の粒子(量子)たちが「もつれて」いるから――。

 もつれた粒子たちからなる一つの系は、「部分」に分けることができず、したがって「部分から部分に伝わる」ような局所的な現象は起こらない。「非局所性」と「分離不可能性」が一致しているのである。
 ジョン・ベルは、もつれた二つの量子の相関性の強さから、ある「不等式」を数学的に導き出し、それはやがて「ベルの不等式」とよばれるようになった。

 その着想のもととなったのが、彼の同僚のラインホルト・ベルトマンの履く、左右で色の異なる靴下だった(このユーモラスなエピソードの顛末も『宇宙は「もつれ」でできている』で詳しく語られている)。

 ベルの不等式が成り立てば「隠れた変数」の必要性が生じ、「非局所性」や「分離不可能性」は現れない。その場合には、系の部分部分を考えねばならず(局所的)、すべては決定論に従うこととなって、量子力学は不完全な理論となってしまう。一方、ベルの不等式が成立しなければ、すべては量子力学が主張するとおりの結果が得られる――。

 1970年代以降、このベルの不等式を実験的に検証する試みが多くなされ、1980年代に入ってようやく、ある決定的な実験事実が発表されることになる。それは、ベルの不等式が成立しない(破れる)ということであった。

 その結果、量子力学が完全に成り立ち、晴れてその正当性が認められることになったのだが、時すでに遅く、あれほど「量子力学は不完全であり、神はサイコロを振らない」と主張していたアインシュタインは、すでに他界していた。草葉の陰で、彼はどう思っていることだろう。

 量子力学の理論としての正当性に難問を投げかけ、やがてその正当性を明確に示すことにつながった「量子もつれ」(Quantum Entanglement)。その奇妙でふしぎな現象は、アインシュタインやボーアをはじめとするあまたの物理学者たちの頭を悩ませ、時に人間関係をももつれさせながら、量子論の精緻化に貢献してきた。ギルダーが見事に解きほぐす「もつれの物語」を、ぜひ堪能していただきたい。

 そして、本書『宇宙は「もつれ」でできている』で紹介されているエピソードの数々は、一般の量子力学について書かれた本(教科書や啓蒙書)では見受けることがないものが多い。この点においてもギルダーの仕事は貴重な存在であり、物理学専攻の学生にも一読する価値があると信じる。

宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか



▶︎著者 Louisa Gilder(ルイーザ・ギルダー)科学ジャーナリスト。
アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。2000年、ダートマス大学卒業。8年超におよぶ徹底取材でものした本書が初めての著書。

▶︎監訳者 山田克哉(やまだ・かつや)
 東京電機大学工学部卒業後に渡米、テネシー大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。2013年6月まで、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授を務めた。アメリカ物理学会会員。著書に『重力のからくり』など多数(下記)。

▶︎訳者 窪田恭子(くぼた・きょうこ)
フリーランス翻訳家。神戸女学院大学文学部英文科卒業、英国・ケント大学大学院現代文学科修士課程修了。訳書に『ドラッカー最後の言葉』『進撃の華人』(ともに講談社)がある。
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老化をストップさせるには自分の気持ちに素直に行動し心を躍動させること 2024/01

2024-01-07 02:02:56 | なるほど  ふぅ〜ん

和田秀樹さんからのメッセージ「老化をストップさせるには、自分の気持ちに素直に行動して、心を躍動させること」
 マチュアリスト 240107  ゆうゆう編集部


 幸せな老後を送るためには「脳の『前頭葉』の老化を防いで、『気』を若く保つことが大事」と話す精神科医の和田秀樹さん。
 そこで、普段の生活で無理なくできる前頭葉の鍛錬方法を和田さんに伺いました。

 こちらもどうぞ。和田秀樹さんが語る「幸せな老後を送るためには、早いうちから前頭葉を鍛えることが大事」

▶︎お話を伺ったのは  
 和田秀樹さん;1960年大阪府生れ。東京大学医学部卒業。
 和田秀樹こころと体のクリニック院長。立命館大学生命科学部特任教授。30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わる。主な著書に『80歳の壁』(幻冬舎新書)、『不老脳』(新潮新書)、『わたしの100歳地図』(主婦の友社)など多数。

⚫︎好奇心を大切に、我慢はしない!
「気が若い人は、見た目も体もいきいきしています。この『気』とは、感情であり、ひいては意欲や思考、創造性につながるもの。
 いかに気を若い状態に保つかで、前頭葉の萎縮や老化を抑えることができます。

 好奇心をそそられ興味をもったことには、積極的にチャレンジしましょう。展覧会に足を運ぶ、話題の店で食事する、『推し』の俳優の舞台を観に行くなど、気になることに一歩足を踏み出せば、知らなかった世界に触れられ、そこからさらに別の世界への好奇心や興味が膨らんで自然と気が若返り、脳が活性化します。

 とはいえ、家族や友人に誘われたからと、無理して出かける必要はありません。
 相手に合わせることばかり考えていたら、脳は欲求不満に陥ります。人への不満や愚痴などあれこれ思い巡らすうちに、思考がどんどん悪いほうへ転がって、うつ状態になるのもよくあるケース。
 適度に自己主張をしながら、楽しくつき合える関係を心がけましょう。

 ちなみに、悩みで気持ちが整理できないときは、考えを書き出してみると客観的に見られるようになり、違う考え方が出てきやすくなります」

⚫︎「感情や思考の老化」の防ぎ方
 周囲の目を気にしてやりたいことを我慢していると,感情や思考はどんどん老化します。

「自分の気持ちに素直に行動して生活に感動を呼び込み、心を躍動させましょう」

①若い人とつき合う
 気楽で楽しいからと同年代の人とばかりおつき合いしていると、刺激の乏しい会話になってしまいがち。いろいろな世代が集まるサークルやボランティアなどに参加して、若い人たちともつき合いましょう。今風の考え方や流行している言葉、ファッションなどの知識を得ると前頭葉が活発化し、新鮮な驚きや感動が心を満たしてくれます。

②なじみの店ばかり行かない
 なじみの店は出てくる料理も店の人の対応も予想できて安心ですが、その店しか行かないのは老化特有の、脳の「ひきこもり」状態。
 ときには、新しい店にも足を向け、脳を解放しましょう。高いわりにおいしくなくてガッカリ……そんな失敗もまた刺激になります。「失敗してもいい」という前向きな思考と行動が若々しさを保つ秘訣!

③我慢しない生活を心がける
「我慢強くてまじめで几帳面」といわれる日本人。でも、我慢や過度の節制ばかりしていては、決まり切ったルーティン思考に陥り自由な発想ができません。
 おしゃれでも語学でも、パソコンでも何でも、やりたいことは我慢しないで始めましょう。「周囲に笑われる」「お金がもったいない」などと言い訳していては、老け込む一方です。

④ほめられたら素直に喜ぶ
 人にほめられても、「心にもないお世辞を言って」と否定するのは、脳が老化している証拠。そういう人は、どんなことも悪いほうに受け止めがちで、感情の老化に拍車がかかります。ほめられたらウソでもいいから、素直に喜びましょう。何でもいいほうに受け止める習慣がつけば、しめたもの。前頭葉が鍛えられ、躍動し始めます。

⑤「濫読」のすすめ
 読書好きな人なら誰でも、好みの作家やジャンルがあるでしょう。でもそればかり読んでいる人は要注意! 自分が安心できるものだけを選ぼうとする、脳の老化現象かもしれません。
 読書を脳の老化防止に生かしたいなら、作家もジャンルもあえて決めず、手当たり次第に読む「濫読」がおすすめ。脳に刺激が与えられます。

⑥家族とは「つかず離れず」の関係を保つ
 家族に囲まれた穏やかな生活は大切なものですが、前頭葉への刺激が少ないため、ボケるリスクが高くなります。
 たまには家族から離れて、ひとりで行動を。ひとりで映画を観る、カフェで一休みする、旅行に出る……小さな冒険が脳を活性化します。ひとりだから得られる心地よい緊張感、出合える新鮮な驚きを、存分に味わいましょう。

※この記事は「ゆうゆう」2023年2月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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怪獣たちがガシャポンフィギュアで登場。「東宝怪獣 ゴジラケシゴム」1月発売!  202401

2024-01-07 01:21:00 | 気になる モノ・コト

怪獣たちがガシャポンフィギュアで登場。「東宝怪獣 ゴジラケシゴム」今月発売!
 HOBBY watch より 240107  天青空如(クラフル)


【東宝怪獣 ゴジラケシゴム】
  1月発売
   価格:1回300円
バンダイは,ガシャポン「東宝怪獣 ゴジラケシゴム」を1月に発売する。価格は1回300円。

 本商品は、映画「ゴジラ-1.0」のゴジラを含む、人気の怪獣をガシャポンフィギュア化したもの。

 ラインナップは、「キングギドラ(1964年)」や「モスラ(1964年)」、「ガイガン(1972年)」などで、2セット×4カラーの全8種類となっている。
 AセットとBセットにはそれぞれ同じ色のものが3個入っている。なお、商品名にケシゴムの表記があるが、消しゴムとしての機能はない。




Aセット ゴジラ(1954年)

Aセット モスラ(1964年)

Aセット ガイガン(1972年)

Bセット ヘドラ(1971年)

Bセット キングギドラ(1964年)

Bセット ゴジラ(2023年)
TM & (C)TOHO CO., LTD.
※発売日は流通により前後する場合があります。
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お茶は「最先端の健康飲料」だった! がんの成長、転移を予防…日本茶に豊富な成分「テアニン」とは 202401

2024-01-07 01:00:00 | 健康関連

お茶は「最先端の健康飲料」だった! がんの成長、転移を予防…日本茶に豊富な成分「テアニン」とは
 デイリー新潮 より 240107  新潮社


 日本人にとって「ソウルドリンク」ともいえる「お茶」。そんな気軽な飲み物が“不老長寿”をもたらす可能性を秘めていると聞けば驚く人も多かろう。どの種類のお茶をどれくらい飲めば、どんな病気にどのような仕組みで効くのか。専門家が「お茶」を語り尽くした。

 ***

⚫︎緑茶が“不老長寿”をもたらす?
  有効成分「テアニン」が多いお茶の種類とは

 ちょっとした風邪薬から抗がん剤まで、現代社会では病気を治すため、実に多くの薬剤が用いられている。言うまでもなく、これらの薬は、医師や薬剤師の厳重な管理のもとで処方される。強い効果を持つ薬には、時として副作用があるからだ。

 一方、東洋医学の世界では、他の部位に影響を与えず、ゆっくりと病気を癒やす薬が「上薬」とされてきた。抗がん剤のように、効果はすぐに出るものの他の部位に甚大な影響をもたらす薬は「下薬」というわけだ。

 先進各国で見られる長寿化に、これらの「下薬」が貢献してきたのは間違いない。ところが近年、さらなる健康長寿のために、「上薬」が注目を集めているという。その最たる例として、太古より健康効果が言い伝えられてきたもの。それこそが「お茶」である。

 日本には、奈良・平安時代に遣唐使や留学僧によって中国より渡来したと言い伝えられるお茶。日本人にとって「ソウルドリンク」ともいえるこの飲み物に、実は今、世界中の視線が集まっているのだという。

⚫︎“最先端の健康飲料”
 一体、お茶のどこにそんな力が隠されているのか。静岡県立大学・茶学総合研究センターでセンター長を務める中村順行(よりゆき)特任教授によれば、お茶の特異な健康効果には主に三つの成分が寄与しているという。

「お茶にはビタミンやミネラルも豊富に含まれていますが、特に注目されているのが『カテキン』『カフェイン』『テアニン』の三大成分です。さまざまな栄養素を含むお茶は“最先端の健康飲料”であると言っても過言ではありません」

 まさに“有効成分”のオンパレード。中でも有名なのは、やはり三大成分の一角をなすカテキンだろう。

 そもそもカテキンとはポリフェノールの一種。

「ポリフェノールは植物の苦味や渋味、色味のもとになる成分の総称で、お茶が渋かったりするのも、カテキンというポリフェノールのおかげです。また、ポリフェノールには味や色だけでなく抗酸化作用という重要な役割もあります。これは読んで字のごとく“酸化”に抗う作用です」(同)

⚫︎緑茶を5杯以上飲むと驚きの効果が
 ポリフェノールはほぼ全ての植物に含まれる成分で、赤ワインやブルーベリーに含まれるアントシアニン、コーヒーに含まれるクロロゲン酸などが知られている。だが、お茶の中でも緑茶に多く含まれる「エピガロカテキンガレート」というカテキンは数あるポリフェノールの中でも抗酸化力が非常に高く、その値は、クロロゲン酸の数倍ともいわれる。実は、この抗酸化作用こそ、お茶を「健康飲料」たらしめる一番の立役者なのだ。

「人間は酸素を取り込みながら生きていますが、これが体内で変化した活性酸素はかなり厄介。活性酸素は簡単に言うと、人間の細胞を酸化させさびつかせてしまいます。老化や動脈硬化、さらにはがんも、もともとはこの活性酸素が原因。
 逆に言えば活性酸素から身を守ることができれば健康寿命をさらに延ばすことも理屈の上では可能。お茶に含まれるカテキンの抗酸化作用には、この活性酸素を取り除く力があるのです」(同)

 実際、2015年に国立がん研究センターが発表した研究結果によれば、1日に緑茶を5杯以上飲む人は、1杯未満の人に比べて、男性で13%、女性は17%も死亡リスクが減少することが分かっている。

⚫︎大腸がんを予防する効果
 さらに疾患別に見れば、女性では心疾患の死亡リスクが約4割、男性では脳血管疾患が約2割下がったというから、その実力は折り紙付きである。

「こうした血管に関連する病気の死亡リスクが下がったのは、血管の壁が硬くなることで起こる動脈硬化を、カテキンのもつ抗酸化力によって防ぐことができるからでしょう。さらに、カテキンには血管にこびりついた脂肪を溶かし、血の巡りを良くする作用もありますからね」(同)

 また同調査では、緑茶に肺炎などの呼吸器系疾患の死亡リスクを下げる効果があることも指摘されている。

 秋津医院院長の秋津壽男医師によれば、

「心臓が悪くなると血液の循環も悪くなり、肺機能も低下してしまいます。おそらく、カテキンによって心臓の血管の状態が健康に保たれ、結果として肺機能が維持されて肺炎などの死亡リスクが下がったのではないでしょうか」

 カテキンの実力は心血管系疾患や呼吸器系疾患だけにとどまらない。理論上、「大腸がん」を予防する効果も期待できるのだという。

 秋津氏が続ける。

「私たちの腸内で悪玉菌が増えると、食べ物を分解したときに活性酸素が多く発生します。この活性酸素が腸内を傷つけ、ひいては大腸がんの原因になるのです。ただ、コーヒーに含まれるポリフェノール『クロロゲン酸』には、大腸内の悪玉菌を減らし、活性酸素を中和させて大腸がんを予防する効果があると指摘されている。
 いまだお茶でその効果を証明した研究はありませんが、カテキンもクロロゲン酸と同じポリフェノール。原理的にはお茶を飲んでも同様の効果が得られるものと考えられます」

⚫︎転移を防ぐ効果も
 がんの研究には膨大な期間が必要となるため、お茶でがんが予防できることが実証されるのには、まだ時間がかかるかもしれない。だが、動物実験ではすでにお茶によるがん予防の効果が報告され始めている。

 先の中村氏が解説する。

「がん細胞が恐ろしいのは、自らが成長するために血管を新生し寄生虫のように体の中で成長を続けること。それから、自らの分身を他の場所にも転移させてしまうことです。ただ、お茶に含まれるカテキンは、がん細胞が血管を新生するのを防ぐと同時に、転移も防いでくれる。これは動物実験ではハッキリと分かっており、いずれ人間でも証明される可能性があると思います」

 がんの成長や転移を防ぐ効果まであるとすれば、お茶は“健康飲料”どころか“夢のドリンク”である。

 ところが、驚くなかれ。カテキンの実力はまだまだ底が知れない。お次はなんと糖尿病である。

「甘い食べ物などには、糖が複数結合した二糖類や三糖類が含まれます。これらの多糖類は分解され単糖類になることで初めて体に吸収され、多糖類のままでは吸収に時間がかかる。
 カテキンにはこの糖を分解する酵素の働きを阻害する効果があり、急激な血糖値の上昇も抑えることができるのです。また、血糖値を下げるインスリンの働きを増強する効果も認められていて、お茶以外にも“桑の葉茶”の予防効果が注目されています」(同)

 もちろん、カテキンが活躍するのは生活習慣病だけではない。秋津医師によれば、日常生活における感染症予防にもカテキンが力を発揮するのだという。

⚫︎カフェインの効果を穏やかにするテアニン
「約3年半続いたコロナ禍には、お茶メーカーが競い合うようにしてカテキンによる免疫力向上の研究結果を発表していました。体内で発生した活性酸素は免疫細胞をも傷つけてしまうのですが、カテキンの抗酸化作用によってこれを防ぐことができるというわけです。
 さらに、カテキンには菌やウイルスの増殖を防ぐ『静菌』効果があることも分かっています。強い殺菌効果を謳う市販のうがい薬は、良性の菌まで殺してしまうのですが、静菌ならその心配はありません。
 お茶に一つまみの塩を入れれば、浸透圧が体とぴったりになり喉を傷めることもない。そのまま飲み込んでも大丈夫ですから、うがいが苦手な子どもやお年寄りでも難なく感染症予防をすることができる。私自身もよく患者さんにはお茶うがいをお勧めしています」(同)

 心血管系の疾患や呼吸器系疾患の死亡リスク低減からがん予防、さらには糖尿病予防に免疫力向上や感染症予防まで。実に多岐にわたる健康効果を有する「カテキン」だが、忘れてはいけないのが、お茶には他にも有効成分があるということ。

 中村氏は、
「お茶の成分の一つであるカフェインは、交感神経に働きかけて覚醒や集中をもたらしてくれます。玉露などの高級茶にはコーヒーより多量のカフェインが入っていることも珍しくありません。ただ、玉露を飲んで目がカーッと見開いたりすることはあまりありませんよね。
 これは三大成分の一つであるテアニンにリラックス効果があり、副交感神経に働きかけてカフェインの効果を穏やかにしてくれるからなのです」

⚫︎ストレスによる脳の萎縮を軽減
 すでに研究されつくした感のあるカテキンやカフェインに対して、まだまだ未知の領域も多い「テアニン」。だが、その実力の一端は動物実験により明らかにされつつあるという。

「強いストレスにさらされると脳が萎縮する場合があるのですが、テアニンのリラックス効果はこの脳の萎縮を軽減することが動物実験で確かめられています。また、ストレスを与えたマウスは一般に寿命が短くなるのですが、テアニンを投与したところ、平均的なマウスと同じ水準まで寿命が延びたという結果も報告されています」(同)

 ストレスも軽減し、寿命も伸ばす。こうなれば、いよいよ“魔法のドリンク”に見えてくるが、気になるのは「お茶ならば何でもよいのか」という点だろう。

 ご存じの方も多いだろうが、緑茶も烏龍茶も紅茶も元は同じ。これらのお茶は全て「茶の樹」という常緑樹から作られている。

 中村氏いわく、

「茶の樹は葉の小さい中国種と葉の大きいアッサム種に分類されますが、含まれる成分に大きな違いはなく、生産地によって変わることもありません。緑茶や烏龍茶、紅茶の違いは、主に発酵の有無や度合いによるもの。
 お茶の世界では、茶葉をしおれさせたり、もむことで細胞を壊したりして酸化を促進することを“発酵”と呼びますが、茶葉の酸化は熱を加えることで止められる。この発酵を止めるタイミングによってお茶の色や味、香りに変化が出るのです」

 具体的には、茶葉を蒸すことで酸化を止める「不発酵茶」と呼ばれるのが、日本の煎茶や玉露、番茶、抹茶などのいわゆる緑茶である。ちなみにほうじ茶は煎茶や番茶を焙煎したもので、緑茶に分類される。

 一方、中国の烏龍茶などは少しだけ発酵させる「半発酵茶」。紅茶は完全に発酵させる「発酵茶」だ。

⚫︎テアニンが多いのは日本の抹茶
 発酵の度合いはお茶の色や香りにも影響を与えるが、

「重要なのは、お茶を酸化させるとカテキン同士が結合するということです。つまり不発酵茶である日本の緑茶にはカテキンが豊富に含まれる一方、発酵茶である紅茶はカテキン同士が結合して別の物質に変わってしまうので、カテキンはほとんど含まれません」(同)

 ここまで見てきた通り、お茶の健康効果の大部分はカテキンによるもの。烏龍茶や紅茶にはこれらの健康効果は望めないのだろうか。

 だが、中村氏は、

「それが、そうとも言い切れないんです。カテキンが複数結合して別の物質に変わってもカテキンの良いところは失われませんから、場合によっては緑茶より強力な効果を得られる可能性もある。ただ、カテキンが結合した結果、どの成分が有効なのかを判別しにくいだけ、ともいえるのです」

 では、リラックス効果をもたらすテアニンはどうか。テアニンの含有量は葉への日光の照射程度によっても変わるという。

「日本の緑茶のうち、煎茶や番茶は日光を遮らずに育てるのですが、抹茶や玉露といった高級茶は新芽が2、3枚開き始めた頃にワラなどで太陽光を遮る被覆栽培を行うんです。こうすることによってテアニンが生成され、旨味が増すため、玉露や抹茶はほんのり甘い味になる。
 現在、世界で飲まれている緑茶の9割は中国産といわれていますが、中国産のお茶は手間のかかる被覆栽培を行いません。世界中の抹茶を買い集めて比較しましたが、テアニンが最も含まれていたのは日本の高級抹茶でした」(同)

 もっとも、テアニンと違って、カテキンは日光を照射しなければ豊富に生成されない。そこで、効果を高めるためには、自らの用途に応じて複数の種類を組み合わせるのが良いのだそう。

「例えば、玉露はその甘みを味わうために50~60度で入れるのが良いとされます。これくらいの温度でもテアニンは十分抽出されますが、カテキンやカフェインは熱湯で入れる方が多く抽出される。従って、空腹時や夜寝る前などは玉露など、ぬるま湯で入れたお茶を飲むのが良いでしょう」(同)

⚫︎カテキンが豊富な「二番茶」
 また、お茶が摘み取られる時期によっても、成分に違いが出る。

 晩春に収穫されるその年最初の「一番茶」は、栄養成分が豊富で、カテキンやテアニンの含有量も多い。
 一方、「二番茶」は一番茶に比べてテアニンなどの成分が少ないものの、夏に近づき強い日光が当たっているためカテキンの含有量は他の時期よりも多い。
 さらに遅い時期に摘み取られる番茶は、冬に近づき養分を蓄え始めた頃に摘み取られるため、糖類が多く含まれているという。

「特に番茶に含まれるポリサッカロイドという糖類には血糖値や血圧を下げる効果があることが分かっています。従って、食後や寝起きなど血糖値や血圧が上がりやすい時間帯に飲むと効果的だと思います」(同)

 現代社会では、コンビニや自販機で売られているペットボトル入りの緑茶も人気だが、

「“濃いお茶”や“特茶”でない限り、カテキンやカフェインの分量は急須で入れたものと比べて3分の2以下。テアニンはほとんど期待できません。
 冷たいお茶を飲みたいのであれば、茶葉から入れたお茶を冷やすか、茶葉をティーバッグにいれて水出しにするのがおすすめです。
 抗酸化作用を得たいのであれば1日350ミリグラム程度のカテキンを摂取するのが目安。湯飲み5杯分ほどを3時間おきくらいに飲むのが良いのではないでしょうか」(同)

 リラックス効果も得られて、健康長寿も手に入る。何よりお茶を入れることで得られるくつろぎは、私たちの人生をより一層、豊かなものにしてくれるだろう。

「週刊新潮」2023年12月28日号 掲載
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