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何気無い日々が続く様に。生きていく事の大変さがカナン。ある種空気の様な存在になりたいもの。

🎭 米の能面愛好家が集めた名品、一堂 京都で企画展: 美術館「えき」Kyoto 〜22/02/6

2022-01-09 22:39:00 | 〽️ 行事・新案内等 控え

米の能面愛好家が集めた名品、一堂 京都で企画展
 京都新聞 より 220109

◆スティーヴェン・マーヴィン氏のコレクションを中心に100点の能面が並ぶ会場(京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

 米国の能面愛好家、スティーヴェン・マーヴィン氏のコレクションを中心に、100点もの能面を一堂に並べた企画展(京都新聞など主催)が、
 京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで開かれている。
 室町~江戸期に制作された名品を、訪れた人が堪能している。
 2月6日まで。

 マーヴィン氏は東京の骨とう店で小面を見たのをきっかけに、収集や研究を始めた。約250点を所蔵しているが、一般公開の機会はこれまでほとんど無かったという。

 同展には金剛家や篠山能楽資料館(兵庫県丹波篠山市)も出展。
「神男女狂鬼」の5項目に分類して展示し、制作工程なども紹介した。
 来場者は若女や般若、蝉丸などの表情をじっくりと鑑賞していた。
  午前10時~午後7時半。入館料が必要。


◆開館時間 午前10時~午後7時30分  期間中 無休
※但し、1月2日(日)は午前9時30分開館。百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
⚫︎入館締切 閉館30分前
◆入館料(税込)
 一般 1,000円(800円)  高・大学生 800円(600円)  小・中学生 600円(400円)
※( )内は前売料金。
「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。

⚫︎主催  美術館「えき」KYOTO、京都新聞、日本経済新聞社
⚫︎後援  京都府、京都市
⚫︎特別協力  マーヴィン・コレクション、金剛宗家、篠山能楽資料館
⚫︎協力  文化庁 地域文化創生本部、京都文化力プロジェクト、和歌山県立博物館、大月光勲(能面師)
⚫︎監修  金剛永謹、スティーヴェン・マーヴィン、中西 薫
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橋爪 大三郎氏と佐藤 優氏が語る、文明とは何か?世界のすみ分けができた時代を探る 202201

2022-01-09 22:24:00 | なるほど  ふぅ〜ん

橋爪 大三郎氏と佐藤 優氏が語る、文明とは何か?世界のすみ分けができた時代を探る
  ビジネス+IT    より 220109   執筆:橋爪 大三郎、佐藤 優


 激変する世界秩序を読み解くには、これまでのコンテクストを理解しておく必要がある。文明と国家をめぐって、いまどういう世界史の分岐点にさしかかっているのかを理解するには「文明」を理解しておくのが有効だ。橋爪 大三郎氏と佐藤 優氏という「知の巨人」たちは「文明」をどう定義し、どのような目線でひも解いているのか。今回は、文明の起源から現代の世界の「すみ分け」ができた時代がどこにあったのかを探る。

(※本記事は『 世界史の分岐点 激変する新世界秩序の読み方』を再構成したものです)

⚫︎文明とは何か
 橋爪氏:いまわれわれは、文明と国家をめぐって、どういう世界史の分岐点にさしかかっているのか。行く末を考えるのには、来し方をふり返らなければならない。そこで、少し古い昔にさかのぼります。

 まず、文明とは何か。
 文明と似たものに、文化があります。

  文化はローカルなもので、言語と結びつき、民族や自然環境と結びつき、伝統や歴史や風俗と結びついている、生活のスタイルです。たとえば、日本人の生活のスタイルは、日本語や日本人や日本の自然環境や歴史や……と結びついているので、日本文化です。世界中に、その土地に根づいた文化があります。

 文化は英語でCulture、地面を耕すという意味ですね。農業のことです。定着して動きませんから、世界中に、その土地に根づいた文化が営まれています。

 文明は、これに対して、文化を束ねたものです。

 たとえば、イスラム教は、文明です。多言語です。アラビア語を重視しますが、トルコ語、ペルシャ語、ベンガル語……どんな言語が母語の人びとも、ムスリムです。多民族です。自然環境や歴史がさまざまの人びとが、イスラム世界を構成しています。イスラム教は、いくつもの文化を束ね、文化の上のレヴェルになる。これを 文明civilizationといいます。キリスト教も、多民族、多言語で、いくつもの文化の集まり、つまり文明であると言えます。

 文明は、文化の違い、民族の違いを超えて、人類をひとつに統合しようという理想をもっています。文明は、人びとの共通項目として、 普遍的な価値を掲げます。普遍的な価値によって、民族やさまざまな集団のあいだの紛争を克服し、平和をもたらします。

 現代に生き残っている文明は、西欧キリスト教文明、イスラム文明、ヒンドゥー文明、中国儒教文明、の四つです。いずれも巨大な文明で、数千年の歴史をもち、いずれも宗教を基盤としています。これら文明は、異なる点か多いものの、つぎの共通点をもっていることに注意すべきです。

 文明の共通点。 正典canonをもっていること。キリスト教の聖書、イスラム教のクルアーン、ヒンドゥー教のヴェーダ聖典、儒教の五経、がそれぞれの正典です。そこには真理が、「人間はこう考えるのが正しい」「人間はこう行動するのが正しい」というかたちで書いてある。正典は、人びとの 考え方と行動様式の規準である。人びとは同じ本を読み、同じように考え、同じように行動するようになる。さまざまな文化の相違を超え、共通の基盤に立つようになるのです。同じ本を読んでいるので、互いの考えを理解でき、互いの行動を予測できる。ならば、仲間です。信頼が生まれる。信頼があるから、ビジネスができる。同じ法律に従うことができる。政治的に統一して帝国をつくることができる。などなど。古代からこうして文明が興亡し、現代に生き残ったのが、四つの大文明だ。

 なぜ大文明は、ひとつではなく四つなのか。それは古代の、技術の制約による。物資や軍隊の移動を考えると、カバーできる範囲はさしわたし数千キロがせいぜいだった。大陸はもっと広い。そこで、普遍性を主張する文明が複数、併存するのです。

 グローバル化の時代、これら四つの文明は、互いに密接に連関することになった。その相互関係を、これから考えていこうと思います。

佐藤氏:文化というのは、日本的な文脈では、その土地と、その土地でとれる穀物によって共同体ができてくる。律令制が入る前に、原型としてそういうものがあったということですね。

 ところで1つ教えていただきたいのですが、一昔前のように 唯物史観的な考えが強かったころは、原始共同体から、生産力が発展したことで奴隷制になり、封建社会になったという生産力史観でした。でも今は、たとえば西田正規さんが『 人類史の中の定住革命』(講談社学術文庫)などで唱えているように、「定住革命」が農業の起源の説明に使われることが多いですよね。要するに、農業によって定住が進み、権力が生まれたのではなく、権力のほうが先行しているという話ですが、このあたりは、どう考えておられますか?

橋爪氏:農業が始まるためには、栽培植物ができていないといけない。野生種に人間が継続的に介入して、その結果、栽培種ができる。これにはかなり時間がかかります。中東の産地で、タルホコムギとヒトツブコムギが元になって、コムギができた、などがわかっている。紀元前7000年ぐらいだと思います。

 コムギが手に入って、農業がスタートしたはじめは平和だった。人口が増え、周辺から異民族が入ってきます。大規模灌漑農業で奴隷制になるまで、数千年かかっています。私有財産がうまれて、階級闘争になると、乱暴に言ってしまえばそうです。でもマルクス主義が外れているわけではない。

佐藤氏:なるほど、わかりました。

⚫︎ソフトとハードでみる文明のメカニズム
 橋爪氏:さて、文明のメカニズムには、ハードとソフトの両面があります。ソフトのほうが大事だと思います。ソフトとは、宗教ですね。

  宗教の特徴は、人間がコントロールできない、ということです。政治でも、経済でも、文化でもコントロールできない。宗教は、政治や経済や文化を派生させるけれども、それ自身は、それらを超えている面がある。

 一神教圏では、その超越的な特性を、神といいます。神は、人間を超えている。インドでは、神というかたちを必ずしもとらないが、人間を超えている真理がある、と考える。中国では、神は出てこないが、いまを生きる人びとの現実を超えた、理想的な過去が絶対の規準だという信憑があります。つまり、どの文明も、 超越の場所をもっており、そこからテキスト(正典)がもたらされたことになっている。文字は、人間が書くものなのですが、このテキストに限っては、人間が書いたものではないことになっている。

 人間が書いたものではないから、人間が手を加えたり、勝手に解釈したりできない。ただ読むことができるだけである。そのテキストがみんなに開かれていて、人びとがそのテキストを読んで、なるほどと思う。「人間はこう考えるのが正しい」「人間はこう行動するのが正しい」と書いてあるからです。迷ったり困ったりしたら、これを読む。

佐藤氏:一種の鋳型になってくるわけですね。

橋爪氏:鋳型ですね。同じように考え、同じように行動する人が大量に生産されます。そして社会秩序が形成されます。テキストにこの機能があると気がついたのが、宗教です。

佐藤氏:非常に説得力ありますね。1つ付け加えるならば、そのテキストは、最初は膨大にあったものが、 キャナリゼーション(正典化)の過程で、全員が読了できるくらいの適性に収斂するんですよね。

橋爪氏:読み切れないのではカノンにならないですね。ヒンドゥー教、仏教はテキストが多くてそこが曖昧なんですけれど。儒教、ユダヤ、キリスト、イスラムでは、テキストの分量は適切に短いです。

佐藤氏:人間にとって完全に暗記可能なぐらいの量、ということなのでしょう。

 近代人は記憶力が弱くなっているので、聖書全体を暗記することはできなくなっていますが、近代より前、特に活版印刷が普及する前は、神学部では聖書をすべて暗唱することがカリキュラムに組み込まれていて、通常、みんなできましたよね。日本でも、小学生ぐらいの子どもが論語など丸暗記していました。今でもイスラム圏の子どもたちはコーランを朗唱します。やはり「暗記できる量」ということが重要だと思うんです。いったん暗記すれば、任意に引っ張り出すことができますから。

橋爪氏:おっしゃるとおり。ランダムアクセスができなければカノンにならない。

 さて、このカノンが、人びとの考え方や行動様式を深く規定するわけであって、カノンは書き換えられない。これが、文明の自己同一性の根源です。

佐藤氏:キャナリゼーションとは、つまり閉ざされるということですからね。正典化が行なわれたら、そのあとは付加も削除もされない。

橋爪氏:はい。強いて例外を言うなら、キリスト教です。

佐藤氏:なるほど。

橋爪氏:キリスト教は、 旧約聖書(ユダヤ教の正典)を、字義どおりに読まないということを、イエスが始めたことになっている。字義どおりに読まなかったら、どう読むのか。新約は字義どおりに読むのかと言えば、それもしないことになっている。

佐藤氏:ただし、神学の中でも アンティオケイア学派(キリストを論じる上で、人間性や歴史性を重んじた一派)の人たちは字義どおりに読みたがるのに対して、 アレクサンドリア学派(信仰と理性の調和を目指し、聖書を比喩的に解釈した一派)の人たちは、新約でも寓意的に読みます。だから、両方の傾向がある。

橋爪氏:キリスト教の場合、考え方や行動を拘束する力が、字義どおりではなくて、でもこれはカノンなんだ、という信念だけあって。キリスト教はその後、不思議な流れをとっていきます。現実世界を生きるのに、正典の効力が届かないので、 法律をつくるということを、キリスト教徒はやります。その法律は世俗の法律です。これがイスラム、ユダヤ、ヒンドゥー、儒教とちょっと流れが違う。

佐藤氏:なるほど。

橋爪氏:文明のソフト面、宗教についてひと通りみてきました。

 ハード面に目を向けると、金属がとても大事です。石器では、軍隊は編制できない。金属で、槍や刀、ヘルメットや楯をこしらえないとダメです。

 金属の製造には技術が必要です。最初に、青銅が実用化しました。青銅は銅とすずの合金で、加工しやすいが高価です。そこでごくひと握りの人びとが武装した。彼らは馬をつないだ戦車に乗り、戦場を支配して貴族階級になった。農民の歩兵は主役にならなかった。 青銅器時代は階級社会で、貴族制です。

 やがて鉄器が実用化した。鉄は製造がむずかしいが、いったん生産されると材料が豊富で安価なので、農民の歩兵も武装できた。重装歩兵の密集部隊が戦車に代わって戦場を支配し、戦力の主体となった。メソポタミアや中国で、貴族制が解体して行きます。中国では 官僚制が発展し、農民も参加できるようになった。

佐藤氏:そこではメリトクラシーがとられるわけですね。

橋爪氏:そうです。貴族は、世襲ですけれども、官僚制は能力主義。これで、文明はさらに文明らしくなった。

 金属がハードの一面だとすれば、もう一つの側面は、文字です。

  文字は、学習しさえすれば、誰でもどんなテキストも読めるという、オープンな性質があります。口承伝承と、そこが違う。文字は税金を集める際の記録に使った、文明を支える統治技術の一環です。この文字を応用して、宗教のテキストを編纂し、正典にした。だから、世俗の統治技術と、宗教の正典は、互いを刺戟しあって形成されたと思います。この正典の影響下にある社会が、文明なのですね。

◆【次ページ】陸の文明と海の文明
⚫︎陸の文明と海の文明
 橋爪氏:さて、農業を中心に話してきましたが、農耕地帯の周辺に、 遊牧民がいます。降雨量が少なく、農業には適さないが、草は生えているあたりで、牛や羊やラクダを飼う人びとです。人口密度は低い。

 ステップ草原には、馬を飼う人びともいる。 騎馬民族です。馬に乗る技術は、紀元前1000年ごろになって、やっと普及しました。

 遊牧民と農耕民は、まるで考え方や行動様式が違います。交易の相手でもあるが、争いの相手でもある。とりわけ騎馬民族は、しばしば盗賊や強盗団に変身します。何千騎もまとまって襲来すると、防ぎようがない。荒され放題になって、農民は、なんとかしてほしいと心底願います。

 騎馬民族にいちばん苦しめられたのが中国。メソポタミアやヨーロッパもときどきやられますが、中国は毎年です。そこで、統一政権を求める、強い動機がうまれます。

  統一政権は、政治的統一を果たし、農民を主体とする正規軍をつくる。必要なら騎馬民族の侵入を防ぐ城壁までこしらえてしまおう。大変なコストですが、農民はそれを負担する 農民の被害が、いかに大きかったかわかります。 
 儒教は、統一政権を支えるイデオロギーを提供します。儒教は言う。学問ある有能な人間が、官僚となって政府を組織するのは正しい。農民が税金を払い、政府の命令に従うのは正しい。そのトップに、皇帝がいるのは正しい。彼らは古典を学び、その原則に従って政治をしなさい。要するに、いまの中国の原則は、3000年前にできているのです。

佐藤氏:なるほど。

橋爪氏:メソポタミアは奴隷制だった。奴隷は責任がありませんから、こういう考え方には必ずしもならない。インドは、北方が山で、ここまでの脅威はない。

佐藤氏:ここで出てくるのが中世イスラームを代表するアラブの歴史家、 イブン・ハルドゥーンだと思いますが、ハルドゥーンは、人間の社会とは、強い連帯意識のある砂漠の文明と、高度な技術や文化のある都会の文明が随時交代し、循環しているものであると唱えましたね。

橋爪氏:遊牧民は、しばしば農耕地帯に侵入して、そこを統治します。定住すると、遊牧民の文化を忘れて軟弱になり、戦闘力が下がってしまう。すると新しい遊牧民に襲撃されてやられてしまう。イブン・ハルドゥーンが『 歴史序説』でのべたのはこれです。科学的・合理的な説明です。

 でもこれは、中東でありがちなことでも、世界中で起こるのか、わからない。

佐藤氏:おそらく中国モデルとは違いますね。

橋爪氏:はい。でも中国でも、遊牧民族が征服王朝をつくって、新しい遊牧民族に悩まされることは、よくあります。

橋爪氏:ここで、交易について考えてみます。

  交易は、資源を移動させて、不均衡だった配分を均衡にし、人びとに利益を与える活動です。足りないものを持っていくので、足りなかったひとは喜びます。お返しがもらえるので、持ち出す側も喜びます。喜ぶ双方のなかだちをするのが、商人です。商人は仲介料を取れるから喜びます。ウインウインのゲームで、すばらしい。

 すばらしいけれど、高価な物資をもって移動していると、奪われてしまう。

佐藤氏:だいたいそうなりますよね。

橋爪氏:商人は集団で移動するんですけれど、盗賊も集団をつくります。どうやって安全を保障するか。一般に陸路は危険です。特に農業地帯は、どの土地にも住民がいますから、いちいち挨拶しなければならない。

佐藤氏:そうすると当然、課税をしてくる。

橋爪氏:帝国が、自由通行を保証してくれて、安い税金ですむならありがたいのです。帝国ができると商業が発展し、帝国が滅ぶと商業が衰退します。

 さて、砂漠があります。砂漠の特徴は、農業ができず、住民がいないことです。われわれから見ると、何の価値もない空き地です。でも商人にとっては、理想的です。ラクダさえあれば、物資を積んで、順調に移動できる。遊牧民は、砂漠を通商路として、大きな富をうることができます。この可能性を、いちばん積極的に追求したのが、イスラム教徒だと思います。

 イスラム教の利点、大きな政治的統合を実現できる。法律がひと通りに決まっている。
ムハンマドは商人でしたから、 イスラム法は、商売に便利なようにできているのです。そして乾燥地帯は、ユーラシア大陸の主要部分に拡がっています。すべての地域社会を、結びつけることができる。そこでイスラム文明は、出現してからおよそ1000年近くのあいだ、繁栄を謳歌しました。これがイスラムの原体験です。イスラムはすばらしくて、平和で、もうかるのです。

 ヨーロッパは大陸の端っこでしたから、こういうチャンスに恵まれない。イタリア人は地の利を活かして、イスラム教徒と商売をし、それなりに儲けました。コショウなどを輸入して、高値で売りさばく。ヨーロッパの富はイタリアに集まって、大理石の建物に化けてしまいました。地中海文明は、イスラム文明のおこぼれです。

佐藤氏:なるほど。

大航海時代を経ることで世界のすみ分けができた
橋爪氏:そこで今度は、海路の話をします。

 イスラムは、陸路のほかに海路も開発して、インドやインドネシアと行き来しました。でもあまり、本気でなかった。

 そこで、それまで交易から締め出されていたヨーロッパの連中が、逆転の発想で、 大航海時代に乗り出すわけです。

 海は砂漠と似ていて、住民がいません。誰にも断らなくても、船さえあれば、自由に移動できる。交易のやり放題です。ただし、外洋を航海できる船は、技術的にむずかしく、簡単に造れなかった。でもなんとか造って、スペイン人やポルトガル人ががんばって、航路を開いた。あとからオランダやフランスやイギリスも追随します。

 彼らはインドに向かったのですが、インドのつもりが、 新大陸だった。新大陸は全部、キリスト教徒のものになりました。これがのちのち、キリスト教文明が大発展する起点になりました。そして、アメリカ合衆国もできた。

 アメリカ合衆国はなぜできたのか。

 キリスト教世界は、カトリックとプロテスタントに分裂し、仲が悪かった。 プロテスタントもいくつもの教会に分かれ、仲がよいとは限らなかった。お前、出ていけ、みたいなことを言われ、新大陸の植民地に移住し、自分たちの社会をこしらえなければならないという動機があったのです。そんな動機を、中国人もインド人も、持っていない。
 イスラム教徒だって、本拠地で順調なのに、世界の果てに植民地をつくる動機がない。南米は大土地所有制で、現地住民や奴隷に働かせた。北米にアングロサクソンの新教徒が入植して、核家族の自作農の社会をつくったのが、画期的でした。

佐藤氏:なるほど。

橋爪氏:この大航海時代を経ることで、現在の世界の大体のすみ分けができたのです。

【後編に続く】
※本記事は『 世界史の分岐点 激変する新世界秩序の読み方』を再構成したものです。本記事に興味を持たれた方はぜひ本屋などで手に取ってみてください。
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🌏 恐竜絶滅の原因となった天体衝突、タイミングも最悪だったっぽい  202201

2022-01-09 21:07:00 | ¿ はて?さて?びっくり!

恐竜絶滅の原因となった天体衝突、タイミングも最悪だったっぽい
  GIZMODO  より 220109  山田ちとら


⚫︎巨大な隕石が地球に落下
6600万年前に大量絶滅を引き起こした天体衝突って、一体どれぐらいのインパクトだったの?
 これまでの研究からは、チクシュルーブ衝突体が最悪な場所に、しかも最悪な角度で降ってきたらしいことがわかっていました。それに加えて、どうやらタイミングも最悪だったみたいです。
 新たな研究によると、衝突は春の終わり頃に起こった可能性が高いそうです。だとすれば、ちょうど北半球の植物が新芽を出し、動物が繁殖期を迎えた矢先のことだったはずで、インパクト・ウィンター(天体衝突によって引き起こされる気候変化)の破壊力はほかのどのタイミングにも増して大きかったのではないかと推察されています。

⚫︎最悪の絶滅イベント
 およそ6600万年前、当時は炭酸塩岩や硫酸塩岩が厚く堆積する浅い海が広がっていたユカタン半島に、直径10kmほどの小惑星が衝突しました。
 衝突の角度は45度から60度ぐらいと推定されており、地平線に対して鋭利な角度で切り込んできたため「最悪のシナリオ」になったと考えられています。

 衝突のすさまじいインパクトが大量の粉塵や硫酸エアロゾルを大気中にまき散らし、太陽光を遮断したため、植物は光合成を行なえなくなりました。さらに、衝撃波の爆風にあおられて大規模な森林火災が発生し、煤や粉塵が大気中に停滞したほか、地震、津波、酸性雨、有毒物質の海洋への流入、二酸化炭素の放出による温暖化など、さまざまな短期的・中長期的な環境の乱れが生じたと考えられています。

 結果、チクシュルーブの天体衝突は鳥類型以外の恐竜を根絶やしにしただけでなく、当時地球上に存在していた生物の75%を絶滅に追いやりました。

⚫︎葉っぱの化石の虫食い痕から季節を特定
 これだけの大量絶滅に繋がった背景には天体衝突が起きた季節が深く関っているそうで、最近「Scientific Reports」に発表された研究では春の終わり頃だったとしています。
 季節には生物学的機能を司る大切な役割があり、生殖・給餌・寄生生物と宿主との相互関係・休眠期間・繁殖期間などに関係しています。
 ですから、天体衝突のような地球規模の災害がどの季節に起きたかが、生物へのインパクトに大きく影響してくるのは当然のことです
とフロリダ・アトランティック大学のデ・パルマ(Robert DePalma)非常勤教授はプレスリリースで説明しています。

 こう聞くと「なるほど、当たり前じゃん」と思いますが、実は衝突がどの季節に起きたか、しかも季節のどの段階だったかを正確に特定するのはものすごく大変な作業みたいなんですね。
 まず、デ・パルマ教授のチームは発掘した化石から成長パターンを割り出したそうです。たとえば魚の化石であれば、その魚がいつ死んだか(いつ粉塵に生き埋めにされたか)を調べます。そして、そこから逆算してその魚がいつ産卵期を迎えたかを推定したそうです。
 昆虫の化石も同様に調べることで、カゲロウの成虫がいつ羽化したかを推定。また、葉っぱの化石についていた虫食いの痕から昆虫の繁殖期間を割り出したケースもあったそうです。
 こうしていくつもの化石の精密な年代測定を行なった結果、天体衝突が起こったのが春の終わり頃だったという点で一致したそうです。

 現場データを丹念に分析したことで、約 6600万年前の白亜紀-古第三紀境界(K-Pg境界)でなにが起こったのかを詳細に知ることができただけでなく、いつ起こったかを特定できたのは大きな成果でした。

 このようにいくつもの独立したエビデンスがすべて明白に同じ季節を示したことは、驚異的と言わざるを得ません
 と論文の共著者でフロリダ・アトランティック大学准教授のオレイニック(Anton Oleinik)さん自身も驚きを隠せない様子です。

⚫︎残酷な春
 では、なぜ春の終わり頃だと天体衝突のインパクトが助長されてしまうのでしょうか。
春は、本来ならば繁殖の季節です。ですから、春に幼体が大量死すると、繁殖期を迎えるまで長い年月を必要とする種や、特殊な状況下においてのみ繁殖期を迎える種にとっては大打撃なのだと研究者たちは指摘しています。
 さらに、春が終わらないうちにインパクト・ウィンターの急激な冷え込みが始まったため、季節の変動に敏感な生物にとっては過酷な環境だっただろうとも推察しています。

 今回の研究結果が正しければ、チクシュルーブ衝突体によってもたらされた大量絶滅は、北半球と南半球とでは異なるパターンで展開したはずだとも考えられるそうです。

⚫︎極秘だった調査現場
 ところで、この研究の現場となったのは「タニス発掘調査現場」と呼ばれる米ノースダコタ州にあるヘルクリーク累層の一部でした。
 タニス発掘調査現場には白亜紀後期と暁新世の地層が年代順にクッキリと現れていて、特に下の2層はチクシュルーブ衝突から発生した粉塵と、その日絶命した植物・樹木・動物などの化石の宝庫となっているそうで、今回の研究にはうってつけの調査現場でした。

 興味深いことに、このタニス調査現場は個人が所有している土地だそうで、所有者と独占的に契約を結んでいるデ・パルマ教授しか発掘できませんし、発掘された化石の調査も他者が自由に行なえないようになっている上、過去には場所を特定されないよう非公開にしていた時期もあったそうです。

 せっかくデ・パルマ教授が丹念に調べ上げた結果も、第三者によって再調査されないことには確証を得るのが難しいですね。このように調査現場を独占する行為をよしとしない科学者もいるようですが、デ・パルマ教授側の言い分としては「今では場所を公開しているし、科学的に貴重な原材を守るためには必要な措置だった」そうです。

デ・パルマ教授の結論を裏付けるような独立した調査結果が待たれます。

Reference: Scientific Reports, Nature (1, 2), 地質学雑誌
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関節を叩くだけで気が巡る! 五臓の調子を整える方法。  202201

2022-01-09 20:52:00 | 健康関連

関節を叩くだけで気が巡る! 五臓の調子を整える方法。
 クロワッサン onlain  より 220109


 いま注目なのは「臓活」。五臓を正しく活かすことで、私たちの体と心は健やかに巡り始めます。美容健康サロン『BHY』代表で臓活指導士創始者の尹生花さんに話を聞きました。
関節を叩くだけで気が巡る!
 五臓に直接触れることはできないけれど、ツボや経絡マッサージなど外からアプローチすることで整えることが可能だという。なかでも家庭で手軽にできるのは「関節」を利用する方法。
「言うなれば、関節は体の中の交差点であり、邪気(悪い気)がたまりやすい場所。ここが詰まると気が滞り、さまざまな不調を招くことになるんです」
 今回は五臓それぞれにつながる関節と,気をスムーズに巡らせる叩き方を教えてもらった。


【関節の位置】



【肝】つながる関節は「わきの下」。 イライラしたとき、ストレスを感じやすいときにも。
 左腕を真っ直ぐ伸ばして、軽く指を開いた右手で左のわきの下を20回ほど叩く。同様に右のわきの下を左手で叩く。肝の不調があるときは強めに叩くといい。

【心】つながる関節は「ひじの小指側(下側)」。眠りが浅いときや,情緒不安定なときにも。
 手の甲を上に向けて、左腕を真っ直ぐに伸ばす。右手を軽く握り、左のひじの小指側を下から20回ほど叩く。同様に右のひじの小指側を軽く握った左手で20回ほど叩く。

【脾】つながる関節は、脚の付け根の「そけい部」。 手足が重だるいときにも。
 両足を開いて立つ。右足を少し後ろに引いて右のそけい部を伸ばし、軽く握った右手で20回ほど叩く。同様に左のそけい部も20回ほど叩く。1秒に1回のペースで叩くのがおすすめ。

【肺】つながる関節は「ひじの親指側(上側)」。 喉や鼻の調子が悪いときにも。
 左腕を伸ばす。このとき手の甲は上に向ける。軽く握った右手で「ひじの親指側」を20回ほど叩く。同様に右腕のひじの親指側を軽く握った左手で20回ほど叩く。

【腎】つながる関節は「ひざ裏」。 下半身の冷えやむくみにも。
 両足を肩幅に開いて立つ。左足の甲部分で、右のひざ裏を20回叩く。同様に左のひざ裏も右足の甲部分で20回叩く。片足立ちが難しい場合は手でひざ裏を叩いても。

【お互いに助け合う五臓】
 忘れてはならないのは「肝・心・脾・肺・腎はそれぞれ独立して働くわけではなく、協力し合いながら働いてくれている」ということ。お互いの働きを助けたり(相生(そうじょう))、抑制し合い(相克(そうこく))ながらバランスを保ち、私たちの体と心の健康を維持してくれている。


⚫︎尹 生花さん(いん・せいか)  臓活指導士創始者
北京中医薬大学博士課程(医学博士)修了。BHY代表。HMB(日本ホリスティックメディカルビューティ協会)の理事長も務める。
イラストレーション・松栄舞子 文・葛山あかね
『クロワッサン』1059号より
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ここで食べなきゃ大阪は語れない! 一度は行くべき大阪の「名店B級グルメ」7選  202201

2022-01-09 20:41:00 | 🍴 グルメ

ここで食べなきゃ大阪は語れない! 一度は行くべき大阪の「名店B級グルメ」7選
  食楽web より 220109


 京の着倒れ、大阪の食い倒れ……という言葉があるほど、大阪はとにかく安くて旨いグルメの宝庫。粉物からラーメン、チャーハン、知る人ぞ知る風変わりな焼きそばなど、これまで『食楽web』でご紹介してきた絶品B級グルメは大阪人はもとより、日本全国の食いしん坊を魅了してやみません。

 そこで今回は、大阪在住のグルメライターが厳選する「大阪B級グルメ」の名店を7軒、まとめてご紹介したいと思います。

◆オムライス発祥の名店『北極星』の「オムライス」
 名物の関西を中心に展開している『北極星』の本店は、大阪でも指折りの繁華街である道頓堀から歩いて数分の立地にあります。
「チキンライスセット」1426円(税込)
 こちらは名物のオムライスに、エビフライとおみそ汁がついた「チキンライスセット」。オムライスは主流のトロトロ系ではなく、昔ながらの薄焼き玉子タイプ。しっとりとした玉子に、チキンのぷりっとした食感が絶妙なのです。同じプレートに口直しのガリが添えられているのもポイントです。

●SHOP INFO
店名:北極星 心斎橋本店
住:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-7-27TEL:06-6211-7829
営:12月31日、1月1日
休:月~金11:30~22:00(L.O.21:30)、土日祝11:00~22:00(L.O.21:30)
http://hokkyokusei.jp/


◆入りづらくても旨い!『福仙樓』の「カレー焼きそば」
 水の都・大阪を代表する大川が流れる北浜にて、その独自の存在感を放つのが『福仙樓』。一見、入りにくそうな佇まいではありますが、ここの「カレー焼きそば」が絶品なのです。
 麺は中太麺で、カレー自体は昔ながらの味わいです。具はたっぷりのキャベツに豚肉、海老、たまねぎ、モヤシとボリュームも満点。程よい汁気が食べやすく、つるつるっと胃袋に入っていきます。1人前520円という懐にやさしいお値段も人気の秘訣です。

●SHOP INFO
店名:福仙樓(ふくせんろう)
住:大阪府大阪市中央区北浜3-3-11TEL:06-6231-0019
営:月~金11:00~22:00(お昼休みあり)、土11:00~14:00
休:日曜

◆甘いのに辛い!? カレー激戦区の行列店『白銀亭』の「トンカツカレー」
 大阪・本町はビジネス街であり、さっと食べられて腹持ちの良いカレーライスが大人気。ここで10年以上愛され続ける「欧風カレー」を提供し続けているお店が『白銀亭』です。2007年にオープンして以来、行列の絶えない人気店として知られています。
 こちらは名物の「トンカツカレー」。『白銀亭』のカレーは、ドロッと濃厚で肉もホロホロ。味も特徴的で、最初の一口はフルーティーな甘さなのに、口の中で一気に辛さが増していきます。このスパイの緩急がやみつき! 付け合わせの「玉ねぎピクルス」も濃厚カレーと相性ばっちりで、口の中をリフレッシュしてくれます。

●SHOP INFO
店名:白銀亭
住:大阪府大阪市中央区淡路町4-4-12 ダイドーメゾン大阪御堂筋1FTEL:06-7654-1067
営:月~金11:45~16:00(L.O.) ※土曜は14:00(L.O.)
休:日・祝日
※売切れ次第終了 ※開店時間が遅れる場合があります。

◆オーダー殺到! 大阪・天満の人気店『一富士食堂』の「だし巻き定食」
 SNSをはじめ、雑誌やテレビでも多数取り上げられている『一富士食堂』の「だし巻き定食」も、大阪グルメを語る上では外せない一品です。
 こちらは、だし巻き卵に白飯と味噌汁、漬物、小鉢と、至ってシンプルな定食。卵3個を使って焼かれただし巻き卵の圧巻の大きさに、ご飯もどんどん進みます。名物のだし巻き卵は、舌の上で溶けていくようなふわふわ食感! まるで豆腐のように柔らかく、くずれるか、くずれないかの絶妙な焼き加減で仕上げています。1人前660円(税込)という良心的な価格でお腹いっぱいになれます。

●SHOP INFO
店名:一富士食堂
住:大阪府大阪市北区天満2-13-16TEL:06-6351-1259
営:11:00~15:00、16:00~20:00
休:日曜
*緊急事態宣言に伴い営業時間の変更、休みになる場合があります。

◆大阪に来たら絶対行きたい「肉吸い」発祥の店『千とせ』
 大阪・なんばにある『千とせ』の「肉吸い」は、大阪グルメ特集が組まれると必ずといっていいほど登場する有名店。名物「肉吸い」の起源は、吉本新喜劇の俳優が二日酔いの状態で訪れ、「肉うどん、うどん抜きで」と注文したのがきっかけだとか。今ではこの味を求めて全国から客足が途絶えることがありません。
 とはいえ、お腹にたまる物も食べたいということで、『千とせ』では「小玉」(卵かけご飯)との組み合わせで食べるのがセオリー。甘辛い味付けの肉は、生卵との相性は言わずもがな。豊かな香りの出汁も胃袋にやさしく、ほっこりと落ち着きます。

●SHOP INFO
店名:千とせ本店
住:大阪府大阪市中央区難波千日前8-1TEL:06-6633-6861
営:10:30~14:30 ※売り切れ次第終了
休:火曜
https://www.chitose-nikusui.com/chitose/

◆天神橋筋商店街の路地裏の店『おばちゃんとこ』の「炒飯おにぎり」は感激必至!
 ディープなスポット目白押しの「天神橋筋商店街」でも、一際入りにくさを醸し出しつつ人情味あふれる名店が、こちらの『おばちゃんとこ』です。
 名物は「炒飯おにぎり」。濃く味付けした炒飯を薄焼き卵でくるんだオムライス風の一品です。ハンバーガーほどの大きさがあり、お腹にしっかりたまるのに単品170円という激安具合もポイント。肉厚チャーシュー入りの「やさいラーメン」や「餃子」もボリューム満点で、いずれも昭和的な懐かしさを感じさせる味付けです。

●SHOP INFO
店名:おばちゃんとこ
住:大阪府大阪市北区天神橋2丁目北-2-23TEL:06-6357-7832
営:11:30~13:30、18:00~21:00
休:土・日・祝日

◆きつねうどん発祥の店『うさみ亭マツバヤ』の「きつねうどん」
 きつねうどんの発祥と言われる『うさみ亭マツバヤ』も、一度は訪れたい大阪を代表する老舗店です。1893(明治26)年創業、120年以上の歴史を重ねていますが、町のうどん屋らしい居心地の良い空間も常連客の心を掴んで離しません。
 出汁をきかせたつゆは大阪ではめずらしく塩が強めで、少しシャープな印象。麺はもちっと柔らかく、ほどよいコシがあります。存在感のあるお揚げは一口噛むと、中から甘い煮汁がジュワーッとあふれ、辛口のうどん出汁と合わせることで新たなマリアージュを堪能できます。

●DATA
うさみ亭マツバヤ
住:大阪府大阪市中央区南船場3-8-1TEL:06-6251-3339
営:月~木11:00~19:00、金・土11:00~19:30
休:日曜・祝日
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