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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

道連れ

2008-02-19 | 戯言あれこれ
親子心中の話題を耳にするたび胸が痛む。
なぜ子供を道連れにしなければならなかったのか・・・。
自分の死を考える時残された子供の事を思うと心配でならないけれど、
でもだからといって一緒に死ぬのが子供の幸せなんてとても思えない。
どれ程辛く悲しくて残った子供が大変だとわかっているとしても、逝く
ならば自分だけが逝けば良い。
自分のお腹で育ったからと言って、生れ落ちた瞬間子供の人生はその子
自身のものなのだから。
私がいなくなったらと考えると、泣いている子供の顔しか浮かばない。
それを思うと今自分は死ぬに死ねない。

先日も足立区で一家心中事件があったけれど、妻と母親は頭を割られた
のに次男は両手を切断され生き残ったのは、どこか一瞬でも父親の心に
迷いがあった表れなのだろうか。
我が子を手にかけるその刹那、親の脳裏をよぎるのはどんな走馬灯なのか。
そして儚い子供の思いは・・・。

私にはやらなければいけないと思っている事が2つある。
それを終えるまでは止まってはならない。
どれ程危うい揺らめきであっても、この命の灯はまだ消す訳にはいかない
のだ。
崩れそうになった時そう自分に呼びかけて奮い立たせる。
結局駄目な奴だと思われても、どうせ続かないと笑われても。