goo blog サービス終了のお知らせ 

Moving

脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

休息時間

2012-06-03 | 戯言あれこれ
私は元々インドア派な人間である。
最近はあちこち出歩く事も多いが、出かけっぱなしは無理。休みが二日あったら
一日出かけたなら後の一日は家でゆっくり過ごしたい。

本来の趣味に立ち帰りいろんな展示を観に行ったりもしているけれど、本当は
一日に幾つも観るのは苦手だ。
その作品に入り込んで鑑賞してしまうタチなので、趣の違う展示を続けて観るのは
気持ちの切り替えがつかなくてかなり疲労する。
頭がショートしそうになってクラクラするのだ。
時間や物理的な問題でハシゴする事も多いのだけれど、出来るなら一つずつをじっくり
観てその世界に浸りたい。

今も観たい展示がまだ沢山ある。
でも今日は休暇日。部屋を綺麗に片付けて好きな音楽を聴いたり、ゆっくり本を読んだり、
そういう時間が私には必要だ。
そうして英気を養いまた明日からの日々を過ごして行ける。

この後は図書館に行って、アイロンがけして、夕飯は和食にしたいと考えてる。
ひじきを煮てほうれん草のおひたしも作りたい。メインは魚にしよう。
そんな日曜日。



印象のラビリンス

2012-06-01 | 戯言あれこれ
今日は美容院にデジパーをかけに出かけた。

担当の美容師さんとはもう5年程の付き合いで、私の好みも髪の癖もわかっていてくれる
ので、余計な説明は無しでもいい感じに仕上げてくれる。
彼が遠くの店舗の店長になって通いづらくなったけど、任せられる安心感と信頼感から
時間をかけても彼のいる店に行ってしまう。

その店には前の店から彼と一緒に移ってきたスタッフさんも何名かいるのだけれど、その
中の一人が今日は私のヘルプについていてくれた。
途中シャンプー台でトリートメントをして貰っている時に地震が!
結構大きく感じたので焦ったけれど、スタッフさんは全く動ぜず。
聞いたら3.11の時もそのまま営業を続けていたとの事。電車が止まっていた事も帰りまで
気付かなかったと・・・。
デジパーで頭にロッド巻いて電気流してる時に大地震が来たらどうなるのだろうと、ちょっと
怖くなった。

そしてブローして貰っている時に、スタッフさんがいきなり「Jさんはマックに行ったりします?」
と聞くので、今の職場に変わってから選べない状況から必然的にマックへ行く回数が増えている
ので、「週1ぐらいで行ってますよ。」と答えたところひどく驚かれた。
マックを食べてるところが想像出来ないと。
・・思わず、え?(笑)
私はマックでもサラダ食べてて、ハンバーガーもナイフとフォーク使って食べてそうなイメージ
なんだそうだ。
もう聞いたこっちがビックリ。どこでそんなイメージになったの~??
そう言えば昔から、黙ってると気取ってる奴だと思われてたな・・というのを思い出した。
喋ると全然違うんだけど。
立ち飲み屋でホッピー飲んで焼き鳥食べてるような女だし(笑)

上品に思われるのは良いイメージなのか、スカした嫌みな奴なのか、ちょっと複雑な思いに
駆られた今日であった。


ぱなしの話

2012-04-09 | 戯言あれこれ
会社の休憩室にある電子レンジ。
毎日皆がお弁当を温め、大活躍している。
かくいう私もお弁当持参派なので、お世話になる頻度は高い。
(あったかくして食べたいんだよね。)

その電子レンジのドアがよく開けっぱなしになっている。
皆さんドアは開けたら閉めますか?そのままですか?

両手に温めたい対象物を持ってる場合は、開いてる方がそのまま
入れられるから便利は便利。(閉まってると一度片方をどこかに置いて
ドアを開けないとならない。)
その気持ちはわかるんだけど、開けっぱなしなのはどうにも見た目が
宜しくない。
物がいつも同じ形、場所にないと落ち着かない質の私には、どうも
生理的に受け付けられない。

なので本日も両手にお弁当を抱えつつ、ドアを開けたり閉めたり
奮闘しているのであった。←大げさ

出しっぱなし、やりっぱなし、開けっぱなしはNGだ~!
皆なんで平気なの??

sakura

2012-04-07 | 戯言あれこれ
今日はお花見にはちょっと肌寒い一日だったけれど、桜は多分今週末が一番見頃。
有楽町の駅前でも、皆が写真を撮っておりました。

本格的なお弁当を広げての花見というのを何年もしていない。
綺麗な桜を少し立ち止まっては見上げる感じ。
来年こそはちゃんとしたお花見がしたいなぁ。

継続

2012-03-11 | 戯言あれこれ
今日は出来るだけ普通に日常を過ごそうと思っていたけれど、テレビの震災特番は
やはり観てしまった。
自分がしんみりしたところで何にもならないと頭ではわかっているのに、2時46分に
黙祷した時には、目を閉じていたら勝手に涙がこぼれた。

一年前の今日沢山の涙が流されて、そして今日までにどれ程の涙がまた重なったのだろう。

今日を過ぎたら終わりじゃない。
まだまだ始まったばかり。そして継続していかなきゃならない。
かつての日常に皆が帰れるその日まで。


想う事しか出来ないけれど

2012-03-09 | 戯言あれこれ
今日は最後の保護者会で学校に出かけた。

丁度一年前の今頃、2年生最後の保護者会の真っ最中にあの東日本大震災が起こった。
同じ体育館で同じ時間。日付は少し早いけど、私は一年前のあの時を思い出さずには
いられなかった。
電車が止まって帰れず、学校で備蓄食品の夕飯を食べ、みんなで毛布にくるまり
体育館で寝た。
あの時は子供と一緒にいられたのが本当に運が良かったと思ったし、また近々来ると
言われている関東の大地震の際にはきっとこんな幸運はないだろう。

震災から一年を迎えようとしている今TVでは連日震災特集をやっていて、観ると
涙が勝手に出てきて止まらない。
あれから一日とて被災地の事を思わない日は無いけれど、でも自分は何かしてきたかと
言えば何もやっていない。
ボランティアに駆けつける事も出来ず、有益な情報を発信する事も出来ず、募金をしたり
復興支援の商品を買ったり、そんな事ぐらいだ。
震災関係のツイートの上に自分の呑気なつぶやきが乗ったりすると、申し訳なくて
いたたまれなくなる。
かといって自分が最もらしい事を偉そうに語っても、それはきっとただ薄っぺらくて
中身のないものになるだろう。
こんな風に思うのもおかしいんだろうけど、何だか普通に過ごしていてはいけないような
どこか幸せを感じる事が後ろめたいような感情がある。
このモヤモヤとした気持ちは日に日に募って行っている気がする。

仙台の友人が少し前にこんなような事をつぶやいていた。
3月11日には、震災がなければ日常のままだった生活を普通に送りたい。
頼むから外からやってきて、心ないお祭りにはしないで欲しい・・と。

そして私は何も出来ないままモヤモヤを抱えつつ、今目の前にある現実と向き合いながら
自分の普通の日常を過ごすしかないのだろう。
彼の地に想いを馳せながら。


冬の使者

2012-02-29 | 戯言あれこれ
帰宅途中に街で見かけた、冬の使者。
東京でも君を作れるぐらいに積もったって事なのか!?(笑)

後ろのタバコの自販機と比べてみるとわかると思うけれど、結構
ビックリな大きさだった。商店街のおじさん張り切っちゃった
んだろうな~(笑)

朝はかなり早めに家を出たつもりが、電車がすごく遅れてて
ぎゅうぎゅう詰めで死にそうになった上、遅刻ギリギリだった。
雪に慣れてないから、東京は毎回すぐに大騒ぎだ。
予報では来週から暖かくなるらしいから、雪だるまに出逢えるのも
今年はこれが最初で最後かな。

日出づる処

2012-02-26 | 戯言あれこれ
昨夜会った友人は福島の郡山出身。

家族や親戚は皆福島にいるが、震災後の暮らしの話になった時彼女はこう言った。
地元の人々は一見すると、何もなかったかのように暮らしていると。
水道水を飲まなくなったりとかはあっても、むしろ騒いでいるこちら側よりも
落ち着いて見えるほどだ・・と。

それでも農家の親戚は、震災後に放射線量をきちんと検査して安全である証明書を
つけて出荷しても、リンゴは半数、プラムとラフランスは全数が返品されたとの
事だった。
伯父さんが「大丈夫だから持って帰れ。」と、帰省した彼女にリンゴを渡して
くれたそうだ。

様々な情報が飛び交い不安を煽る。
実際本当の事は公表されていないと私も思うし、東京も安全ではないとわかっている。
放射能を恐れ関西にいち早く引っ越しをした友人が言う。向こうで東北産の野菜が
安く売られていても、誰も買わずに高くても違うところの方を選ぶ。
食べて応援・・なんて欺瞞だ。Jも早く引っ越した方が良いと。
でも私は今ここを離れられないし、ここにあるものを食べ息をし暮らして行くしかない。
そして自分以上にもっと過酷な状況の中で、それを受け止めるしかなく淡々としかし
力強く生きて行っている人々がいるのだ。
全員が助かる方法なんてあり得ないが、自分だけが助かれば良いというものでもない。
どうかこの確かな存在を忘れないで欲しい。

私は美しい日本が大好きだ。
今この国がどんどん崩れて行く不安に脅かされているけれど、その中でも決して
希望は捨てたくない。
一縷の光を信じて。

水やり

2012-02-06 | 戯言あれこれ
一つ捨てなければ一つ入らない。

・・これはある友人が私にくれた言葉。
まだ私に新しいものは入ってきていないけれど、一つ失って隙間が
出来た分いろんなものを吸収したいと思っている。
今年は映画や芝居や展覧会など、どんどん出かけて行く予定。
不思議と今は寂しさを感じない。
一つどころか、たくさん入れ過ぎになるぐらいかも(笑)

蒔いた種にはいっぱい水やりをして、発芽する日を楽しみに過ごそう。



ナンジヨオノレヲアイセヨ

2012-02-01 | 戯言あれこれ
幼い頃の私は、子供らしくない、可愛げがない、物の感じ方が異常な子
・・等と言われた。
なぜ自分は愛されないのだろうと考えた。愛されるにはどうしたらいいか。
そして自分が好きな人、素敵だと思う人のようになろうと考えた。
いつも笑顔で気さくに挨拶してくれるAさん。人の嫌がる事を黙って進んで
やってくれているBさん。

自分も嫌いな自分なんて誰も愛してくれるはずがない。
だからまずは自分を好きになりたいと、自分を変えて行くんだとそう思って
努力した。

そして以前より少しうまく周りと関われるようになった。
見た目が変わって近づいてくる人も増えた。
でも気がつくと一人ぼっち。
やっぱり自分はダメな人間なんだと、いくら頑張ったところで変われるものじゃ
ないんだとそう言われているように思う。

ある方のブログに自分を大好きな友人の話があって、「どんなときでも、良い
ときも悪いときも、自分を好きでいられる人。多分、『本当に』自分が大好きな
人は、世界中の人達を『本当に』大好きな人なのだと思う。」とあった。
それを読んだ時私はすごく凹んでいる時だったので、余計に堪えた。
自分が嫌いで肯定出来ない私は、きっと世界中の誰も好きではないんだ・・と
そんな風に思った。

自分を好きになりたくて日々模索してるけれど、何をやっても結局自分は否定
されていた子供の頃と変わりないのだろうか。
自己肯定感を持てないのはとても苦しい。でもそれを持つにはやっぱり自分が
変わるしかないのだと、そう思う。
怪物だった子供の頃の自分を抱きしめてあげられるように。