（無題）

「自由課題」　　　　　４位

　「カッコイイだろ～！」　　　　野上　弘子（水戸）



イルカショーのワンシーンだと思いますが、大胆なイルカですね。
ヌメッとしたイルカの表面の肌合いがリアルに表現されて、ちょっと触ってみたくなる様な気にさせてくれます。
シャッターチャンス、フレーミング、それとイルカさんのとぼけた表情がうまくマッチして面白い作品が生まれました。

５位

　「自由課題」　　　　５位

　「お兄ちゃんと一緒」　　　　太田　典男（笠間）



太田さんは課題同様、モノクロームでの提出です。
モノクロームは白から黒までのトーンで全てを表現するために、色を使って「紛らわす」ということが出来ませんから、ピュアなエッセンスを取り出す勢いがないとカラーに力負けてしまいます。
ここでは黒から白に変化する階調を美しく調整して、兄妹だけに解るやりとりを上手く表現しました。

６位

「自由課題」　　　　　　６位

　「楽しい遊園地」　　　　鈴木　明光（水戸）



お相撲さんでもよく言われますが、自分の形を持つということは一つの強みになります。
この明光さん独特の万華鏡は被写体によって様々な味わいを醸し出します。
この遊園地では１枚の写真では見せきれないところを多面的な表現でカラフルに軽やかに見せています。
まだまだ、この万華鏡での被写体は広がって行きそうですね。

７位

　「自由課題」　　　　　７位

　「満月の出来事」　　　桜井　ケイシ（笠間）



テクニシャン・ケイシの面目躍如とも言える作品ですが、ご本人の言葉を借りると、
「太陽の時と同じようにはいかなかった。」ということですから、自然条件はなかなか思うようにはいかないこともあるということです。
が、写真としては面白い作品になりましたし、このチャレンジ精神は評価したいと思います。

８位

　「自由課題」　　　　　８位

　「羊の遠足」　　　　　平沼　清美（水戸）



羊さんが二匹で海に遠足でやってきました・・・子供が喜びそうなシチュエーションを作り上げましたね。
室内のスタジオではなく、自然の風景をスタジオにして、自分の世界を作る写真もなかなか楽しい作業ですが、この自由っぽいココロミは成功していると思います。
この場の空気感が素晴らしいですね。