８位

課題　　「秋の気配」　　８位

　「秋の先取り」　　　小松崎　登（笠間）



松之山とか山古志とか、棚田の多い越後の風景のようですが、紅葉の山々に囲まれた小さな集落がいかにも初秋らしく、いい雰囲気で表現されました。
山の上からは霧も降りてきて、これからが秋本番！そして、やがて冬が・・。

９位

課題　「秋の気配」　　　９位

　「初秋の山門」　　　盛田　守（笠間）



笠間・楞厳寺・山門付近おだ掛けされた田んぼの風景です。
遠景にはまだ陽が当たっていますが、手前のおだ掛けされた田んぼはもう日陰になって、藁を燃やす煙が明と暗の部分を背景にゆったりと流れて行きます。
何やら、物悲しさを感じる秋の夕暮れです。

「秋の気配」10位

今日からは、課題「秋の気配」のベスト10を順に発表して行きます。

課題　　「秋の気配」　　　10位

　　「一輪の輝き」　　　米畑　義三郎（笠間）



空に向かって、長男（長女？）の一輪が元気に背伸びをして陽の光を浴び、次男以下は懸命に後を付いて行きます。
…そんな雰囲気のコスモス達ですが、花びらの透過光がなんとも美しく、強く、輝いています。

金賞

　撮影会の部　　　金賞

　「一瞬の輝雲」　　　野上　弘子（水戸）



風が強かった樽口峠は、風が渡り、雲が飛び、ススキは揺れに揺れ、変化の激しい風景になりました。
この情景を野上さんは後方の輝く雲をバックに超広角レンズでススキをまるで接写する如くに近づいてショットしました。
激しかった一日も、もうすぐ終わります。

（無題）

撮影会の部　　　銀賞

　　「飯豊玉川の朝」　　　飛田　清（水戸）



これも早朝撮影での作品です。
手前のやや影になった山の稜線にはシルエットになった数本の松の木も見え、一方モヤに霞む遠くの山には朝陽があたり、対照的な明暗を見せています。
縦位置の対角線構図は素敵なコントラストで、カラーながら水墨画のような雰囲気を作り出しました。

本日午後４時、茨城写真家協会展が無事終了しました。
ご来場いただいた方々に感謝いたします。
そして、搬出をお手伝いくださった、福田さん、菅井さん、前川さん、新名さん、ありがとうございました。