11位

見事な氷柱のシャープさはやはり「寒」を強く感じさせますが、まるで水の流れをスローシャッターで撮った様にも見えます。
日陰の青味がかった氷柱と陽が当たった雪との差も寒さを感じさせる要因でしょうが、スケールの大きさも魅力の一つですね。

課題　　　「寒」　　11位

タイトル　　　「氷のしずく」　　　伊藤　勇二（笠間）

12位

この作品はホワイトバランスを「白熱灯」に設定することで、色調を寒色系のブルーに寄せた色にもって行きました。
で、「寒」を感じさせますね～。
霜柱を撮った作品は多かったのですが、ホワイトバランスが「晴天」だったので、色温度の低い暖色系の朝日のためにあまり寒そうに撮れませんでした。
晴天でもWB晴天では撮らない！こんな工夫も折にふれてしてみて下さい。

課題　　　「寒」　　　12位

タイトル　　「厳冬の精」　　　鈴木　明光（水戸）

13位

油断をすると暖かそうな写真が撮れてしまいそうな天気ですが、日陰の部分をうまく使ったので、寒さを感じさせることが出来ました。
手前に強いものを配したフレーミングで迫力のある作品に仕上がりました。

課題　　　　「寒」　　13位

タイトル　　　「春を待つ」　　　横堀　義一（笠間）

14位

最初に見たときには、この絵からは妙に不思議な寒さを感じましたが、天地がさかさまになっている様に見えるせいなのかもしれません。
よく見れば赤い傘をさした人が、立っているのでこれが正像と解りましたが、この赤い人がポイントになって、画面を引き締めています。
改めてこの絵からは妙な遠近感と画面構成の面白さを感じますね。

課題　　　「寒」　　　14位

タイトル　　　「誰もが寒い」　　　小松崎　登（笠間）

15位

空には鉛色の雲が広がっているのでしょうか、辺りは薄暗くいかにも寒そうな雰囲気です。
縦位置でモノクロームのようなトーンの中に枯れた茶色の植物が寒そうに印象的です。

課題　　　　「寒」　　　15位

タイトル　　　「今朝はお寒いですね」　　　菅井　浩（笠間）