稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

6位。

2010年11月23日 16時16分00秒 | ノンジャンル
「秋の花」と言えば、たいていの方は屋外の自然の花を思い浮かべるでしょうが、桜井君は笠間の生まれとしては、ごく自然に笠間稲荷の菊祭りがイメージできたのでしょう。
手前に大きく配したオレンジ色の菊の花がブルーの幕と面白いカラー・コンビネーションを作りだしています。
そこに小さく、七五三でしょうか、女の子がおめかしして初めてのお参りです。
菊の花を前面に出しながらも、なにかほほえましくなる癒し系の写真に仕上がりました。
やっぱり、桜井君はやさしいね。

課題  「秋の花のある風景」  6位

タイトル  「はじめてのお参り」  桜井 ケイシ(笠間)



7位。

2010年11月22日 20時16分00秒 | ノンジャンル
コスモスは牧歌的な空間で撮られることが多いようですが、この様に電線があったりごく普通の家が見えたりと、およそコスモスに似合わない背景で撮られることは少ないと思いますが、それだけに、初々しいとか、爽やかとは違った、逞しい、力強いコスモスが写っています。
それぞれの茎が何にも頼らずに一本一本が独立して力強く見えますが、これはこの花の力だけではなく、明るい背景での逆光、いわゆる光の加減(ライティング)が大いに関係しています。
横堀さんからは「黄金鳥の舞」以来、光を丁寧にうかがう姿勢を感じます。
タイトルも適切ですね。

課題  「秋の花のある風景」  7位

タイトル  「秋の昼下がり」  横堀 義一(笠間)



8位。

2010年11月21日 15時50分00秒 | ノンジャンル
秋の代表的な花だけで画面を構成したシンプルなフレーミングがさわやかな空気を感じさせます。
もっと多くの彼岸花を画面に入れたい気分もあったかなと思いますが、存在感をしっかりと示すにはこの位がちょうどいいところだと思います。
それにしても、赤系のなかで控えめに見える緑がとてもきれいです。
さかべっち、好調ですね。

課題  「秋の花のある風景」  8位

タイトル  「秋の花が勢揃い」  坂部 史子(笠間)



9位。

2010年11月20日 15時56分00秒 | ノンジャンル
デジタル教室になって、初めての多重露光の写真です。
多重露光の絵づくりは人間の眼には見えない世界を表現する作業ですから、上手く行くと創造の楽しさを満喫できます。
多重露光が出来ないデジカメが多いですから、羨ましいと思う方もお出ででしょうが、パソコンでも似たようなことが出来ますから、興味のある方にはお教えします。

相当数の失敗の後に仕上がった珠玉のワンカットとうかがいました。
この2重露光は実に上手く計算されています・・・と言いたいところですが、最初はなかなか計算通りには行かなかったのでしょう。
2重露光はどちらのカットを先に露光しても良いのですが、この写真で言えば、屋根の軒下の暗い部分を多めに入れて(この部分にはほとんど光が露光されていません)撮り、ここにコスモスが入るように計算して花を入れました。
こうすることで、軒下にかかった花の部分はそのままのきれいな色で写りました。
但し、花のカットの上半分はかなり暗いか、色が濃くなっているはずです。
土壁の部分は双方のカット共やや明るいので二つの絵が重なりましたが、こんな部分があるので、多重露光の写真は面白いのです。

課題  「秋の花のある風景」  9位

タイトル  「すかっと秋」  福田 義康(笠間)



10位。

2010年11月19日 14時15分00秒 | ノンジャンル
さて、通常のつきごとの課題に戻りますが、今回は10位までとします。
先月の課題は「秋の花のある風景」です。

青木さんの写真は南会津撮影会の前沢集落で撮影したものですね。
背景にわら屋根の曲屋の一部、漆喰の白壁とわら屋根を使って農村の雰囲気を出す一方で、手前の花は外来種ピンクのアカツメグサを配してモダンな感じを盛り込みました。
この二つの取り合わせが、写真を見る人に、里人の田舎暮らしで育まれた、花(自然)を愛する優しさを感じさせてくれます。
フレーミング、絞り値の設定、共にとてもいいです。

課題  「秋の花のある風景」  10位

タイトル  「白壁と遊ぶ」  青木 敏江(笠間)