11位。

この写真も手前の葉に透き通るような光が当たり、透過光の美しさが上手く表現できています。
そのうえで、背景に真っ赤な葉を配したので、さらに手前の葉の新緑さ加減が強調されています。
良い被写体を見つけましたが、撮影時にさらにトリミングして、空の部分をカットできればもっと強い印象の写真になったでしょう。

課題　　「新緑」　　11位

タイトル　「かがやく若葉」　萩原　勇夫（笠間）

12位。

滝の下から上を見上げた映像ですが、新緑と白い水の流れが印象的です。
流れの傍らの石に付いた苔のような植物の緑も逆光できれいに見えます。
13位の作品とは、ひと味違った清々しい風を感じますね。

課題　　「新緑」　　12位

タイトル　「緑陰の響き」　　野村　憲一（笠間）

13位。

曇り空からの光が、新緑の明暗を飛んだり潰れたりさせずに軟らかく表現させてくれました。
こんな景色には水が似合いますね。
結果として、山懐に抱かれた新緑の風の匂いが、清々しく感じられる写真になりました。

課題　　「新緑」　　13位

タイトル　　「緑香る」　　茂垣　哲夫（水戸）

14位。

「白線模様」のタイトルが付いていますが、若々しい新緑の中で、去年のすすき（かな？）の枯れた白い茎がとてもきれいで、印象的です。
緑のなかにある、後方の赤い花もここではすごく効いています。
この被写体を発見したこと、評価したいと思います。

課題　　「新緑」　　14位

タイトル　　「白線模様」　　青木　敏江（笠間）

15位。

さまざまに重なり合った葉を透過光で捉えました。透過光写真の見本のように仕上がりました。
欲を言えば、もう一つ何か要素を盛り込めれば更にインパクトのある写真になったと思います。
タイトルが、いまいちピンと来ないのですが・・・。

課題　　「新緑」　　15位

タイトル　　「保護色に変化」　　柴田　直美（笠間）