小さなことからコツコツと

楽しい生活は自分で作りたい!

「やこうれっしゃ」 西村繁男さく

2007年10月04日 | ちょっとうれしい
何かまた小説を読もうかと思い図書館に立ち寄ったのですが、ふと見かけた絵本を手にとってみて とても気に入ったので借りました。




貸し出し担当のお母さんたちもこの絵本に興味を持ったようで、本を開いてみんなでみることに・・・

中央改札の文字の上にある壁画?に見覚えがあるという方、集団就職の話が出たりしておしゃべりが盛り上がりました。



帰宅後、「今日は 楽しい本を見つけたんだよ」と次女に話したところ 早速本を開いて 「ミッケ」遊びをはじめました。

ホームで列車に乗り込む乗客がそれぞれ どこにいるか、どんな洋服を着ているのか、カバンの色は、荷物はという具合に。

金沢駅?で人々が駅から降りる場面もあり 「おばあちゃんたちは、ここにいる! ほら水色のカバンの人も!」とそれぞれ無事に到着したことがわかりうれしそうでした。


私は、列車以外の風景が細かく描かれていることに感動しました。 

列車の下からわずかに車のタイヤが見えていて 踏み切り通過中とわかり

はじめは月が出ていたけれど 途中で雪が降り出したり

寝台車で赤ちゃんが泣き出してあやしているお母さん、心配そうに様子を見ている車掌さん


寝台車には乗ったことがないのですが、夜行列車で雑魚寝したことは何度もありました。

真っ暗な中をひたすら走り、夜明けに見える景色がとても不思議な感じがして 遠くへ来たという実感を味わったものです。


駅の表示以外は、言葉はありません。 親子でゆっくり眺めながらお話しを作ったりするのも楽しいとおもいます。




コメント
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