のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

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甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

競泳・渡部香生子が世界選手権に出られない。伸び盛り、実力者なのに。

2011年05月24日 13時16分23秒 | Weblog
>昨日のニュースより
北島が異例の“代表入り”進言 結果出す渡部3冠、23秒台(MSN産経ニュースより)

競泳・ジャパンオープン女子平泳ぎ3冠の渡部香生子選手のことである。
中学生、弱冠14歳。
今のままだと世界選手権に出られない。
残念である。
世界選手権には日本一番強い選手が行くべきなのだから、
超一流の北島康介が進言したくなる気持ちもわかる。

渡部は代表を決めるレースでは結果を出せなかったのだから、
仕方がないと言えば仕方がない。
実力があっても目標レースで力を出せない選手は代表不適格。
レース本番は常に一発勝負なのだから。
自分のピークを調節し、さらにプレッシャーに勝つことも実力のうち。
代表選考レースでの一発選考は間違いではない。

だがこのシステムは、伸び盛り、14歳で日進月歩の選手は想定外だ。
代表選考レースより明らかに進化している。
女子200メートル平泳ぎで今季世界ランク2位の選手が、
世界選手権に出られないのは大いなる矛盾。

さりとて、事は簡単ではない。
代表のシステムはよく知らないが、
今さら渡部香生子を代表に加えれば、
努力して代表選考レースで結果を出して代表に選ばれた選手を、
誰かひとり引きずり下ろすことになるって事でしょ。
それもおかしな話。

難しい話だよ。
代表選考レースで結果を出した選手が代表になれないのなら、
代表選考レースの意味がない。
ジャンルは違うが、女子柔道にて、
世界選手権代表選考大会決勝の直接対決で
ヤワラちゃんこと谷亮子に勝った福見友子。
それで世界選手権代表は福見じゃなくて谷亮子。
そういう矛盾をここで批判したことがある。
今回は真逆のケース。
過去の実績ではなく、今の実力も重要だよという。

今の実力を反映すると行っても、
準備期間というのは必要だから、
直前に代表選考レースを行うことも出来ない。

で。
渡部香生子本人が恨み節を一切言わず明るいから、
よけいに悲しくなるのだよ。
少なくとも私には誰もが納得する解決方法が見えない、
でも伸び盛りの渡部香生子を世界選手権に出してやりたい。

実力のある選手も行かせたい。
努力して結果を出した選手も行かせてやりたい。
代表選考の椅子取りゲームは、
かくも難しいものなのである。

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