のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

お笑い考

2006年12月24日 20時57分05秒 | Weblog
平成18年12月20日、
漫才コンビ「カンニング」は
一人になった。

竹山隆範、通称カンニング竹山。
彼は
「キレる」
例え立場が上の者にでも容赦なく、
「キレる」
ことで、
「キレる」
事がなかなかできない、
一般市民の共感を得た。

その「切れキャラ」が、
作られたものであることはたいていの人が知っている。
あれが「素のキャラ」で、
彼が実生活でも無礼きわまりない人間なら、
社会からつまはじきにされるのは火を見るよりも明らかだ。

芸人。
悲しい性を背負っている。

馬鹿にされることも多い。
芸風の評価、好き嫌いがはっきり分かれる。

例えば
「tunnels」の「Stone bridge」さん
「商業地区、都心部」の「beach」ちゃん
「99」のふたり。

彼らには芸というものがない。
ただ人を馬鹿にしていじめて笑いを取っているだけ。
そう言う人がいる。
実は私もかなりそう思っている。
けれど私は彼らを積極的に責める気にはならない。

彼らが芸風を変え、
人を馬鹿にせず、
当たり障りのないことしか言わなくなったら、
「守りに入ってつまらなくなった」
と、たちまち支持を失うだろう

お笑いは過激な方向への変節は、
支持されることが多いが、
一度過激な方向へ走ってしまったら、
もう決して後戻りはできない。
その反対方向への変節は、
間違いなくそっぽを向かれるのである。

苦しいことも多いと思う。
私が彼らの立場だったら、
たちまち気が狂ってしまうだろう。
爆発的に売れたとしても、安定は危ういものだ。
ネタが尽きれば、たちまち
「The end」
である。
「一発屋」
として消えていった者は数知れない。

世は常に笑いを必要とする。
身を削ってお笑いを追求する、
芸人たちの自己との戦いは永遠に続くだろう。

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2 コメント

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Unknown (ミント)
2006-12-25 22:30:05
メリークリスマス!…ちょっと微妙な時間ですが。
ケーキを食べるのを忘れてしまった!そのことが悔やまれる…
どうでも良い事ですね…。
笑わしているのか、笑われているのか、嘲笑…
向上心、見えない努力、相当なものでしょうね。

姪は、ミスター・ビーンをとても恐がっていて、
私は好きでした。
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またも亀レス、申し訳ない (夢見生)
2006-12-31 16:39:33
メリークリスマス!…もっと微妙な日付ですが。(苦笑)
ケーキ、私も食べなかったなぁ。
前以上に、体重減へ向けてのプレッシャーがかかっているので、
正直食べる気にならんです。

お笑い。
笑わして笑われる。
大いなる矛盾に包まれた職業ですね。
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