便利と浪費と自覚

＞今日の字遊航海
＃関東の私鉄や地下鉄、バスの事業者でつくるＩＣカード乗車券「ＰＡＳＭＯ」（パスモ）の利用が１８日始まった。ＪＲ東日本のＳｕｉｃａ（スイカ）と相互利用できるため、首都圏のほとんどの鉄道がカード１枚で乗れるようになる。(asahi.comより)

PASMOに早速定期を切り替えました。
新しもの好きとしては、
これはもう乗っかるしかない。

JRの電子定期にも魅力は感じていたけれど、
そうすると今までなら、
2枚定期券を持たなければならない。
便利のために不便が増える。
本末転倒なので我慢してきました。

で、PASMO定期券。
これで利便性は大幅にアップすることになる。
首都圏内なら、
残額さえチェックしておけば
「何も考えずに」
電車に乗ることが出来るようになったわけである。

もっとも鉄道会社の思惑も見えてくる。
電車に乗る時の目に見えた出費が無くなるから、
旅客の金銭感覚が麻痺する。
もちろん不正乗車には効果絶大だ。
結局のところ、
鉄道会社は損をしないような仕組みに出来ている。

電子マネーとしてのPASMOがどこまで普及するかは、
まだ未知数である。
でもまあ、間違いなく普及するだろう。
クレジットカードを持たず（持てず）に居る人が、
キャッシュレスで駅の売店で買い物が出来るのだ。
釣り銭計算に頭を悩ますこともない。

カード破産をしてしまうような人でも、
残額が無くなれば使えなくなるだけだから、
ビクビクすることはない。

自己管理が必要。
それは何の場合でも変わらない。
PASMOを便利なツールにするか、
金食い虫にするか、
我々一人一人の自覚にかかっている。