のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

水泳。北京オリンピック代表権基準は気持ちがよいね。

2008年04月18日 22時37分16秒 | Weblog
開催中の「第84回日本選手権水泳競技大会」
>今回の大会で日本水泳連盟が決めた“派遣標準記録”を突破した上で、2位以内に入った選手が自動的に北京オリンピック代表の権利を獲得。(NHKスポーツオンラインより)

非常にわかりやすい決め方です。
個人的には非常に好感を持っています。
世界で戦える選手の決め方としてね。

一発勝負。
これを疑問視する向きもあるけれど、
五輪のレースだって究極の一発勝負なわけで、
「目標のレースの日時にピークを持っていく能力」
というのがある意味実力以上に非常に重要なわけです。

そして何より誰もが納得する。
基本、代表選考レースで上位から代表が決まるわけだから、
そしてそれがあらかじめ宣言されているのだから、
負けて代表から漏れた者は文句の言いようがない。
誰も文句が付けられない。

代表選考レースが3レースあって、代表残り枠2だった女子マラソン。
代表選考と銘打った大会で負けたのに谷亮子が選ばれた女子柔道。
そのわかりにくい不透明なルールと比べれば・・・
ねぇ。

「“派遣標準記録”を突破した上で」は余計で、
「2位以内に入った選手」だけでいいじゃないかという声も聞きますが、
記録という「縛り」を外すと、
腹の探り合いになって、駆け引きが主眼の、
記録レベルの低い選考になってしまう可能性があるわけで、
オリンピックの舞台に立つ者を選ぶルールとしてはふさわしくない。
私はこれでよかったと思っています。

最後に。
電光掲示で流れるスポンサーのロゴ。
これもわかりやすくてよかったです。
嫌みのない究極の商業主義という感じで。