二百六十二段
【本文】
歌は
歌は 風俗(ふぞく)。中にも、杉立てる門。
神(か)楽(ぐら)歌(うた)もをかし。
今(いま)様(やう)歌は、長うて曲(くせ)づいたり。
【読書ノート】
風俗(ふぞく)=風俗(ふぞく)歌。古代の地方民謡。特に平安時代以降,貴族社会に取り入れて遊宴歌謡としたもの。東国のものが多い。くにぶり。ふうぞくうた。大辞林。
今(いま)様(やう)歌=平安中期から鎌倉初期にかけて流行した新様式の歌。七五(しちご)調四句のものが代表的で、和讃や雅楽の影響から起こる。白(しら)拍(びよ)子(うし)・遊女などが歌い、宮廷貴紳にも愛誦された。「梁塵秘抄」に集大成。広辞苑第六版。
「親鸞」・五木寛之著にも沢山出てきました。当時の世相を反映していたと思います。
広く庶民から貴族までが好んだというのが面白いですね。ちなみに「梁塵秘抄」は後白河法皇撰。
【本文】
歌は
歌は 風俗(ふぞく)。中にも、杉立てる門。
神(か)楽(ぐら)歌(うた)もをかし。
今(いま)様(やう)歌は、長うて曲(くせ)づいたり。
【読書ノート】
風俗(ふぞく)=風俗(ふぞく)歌。古代の地方民謡。特に平安時代以降,貴族社会に取り入れて遊宴歌謡としたもの。東国のものが多い。くにぶり。ふうぞくうた。大辞林。
今(いま)様(やう)歌=平安中期から鎌倉初期にかけて流行した新様式の歌。七五(しちご)調四句のものが代表的で、和讃や雅楽の影響から起こる。白(しら)拍(びよ)子(うし)・遊女などが歌い、宮廷貴紳にも愛誦された。「梁塵秘抄」に集大成。広辞苑第六版。
「親鸞」・五木寛之著にも沢山出てきました。当時の世相を反映していたと思います。
広く庶民から貴族までが好んだというのが面白いですね。ちなみに「梁塵秘抄」は後白河法皇撰。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます