創作日記&作品集

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かたくりの花とギフチョウ3 ギフチョウ

2007-04-14 22:43:42 | お出かけ
このギフチョウはマーキング(生態の調査のため)されています。羽化したばかりの蝶です。飛び回っているのはなかなか撮れない。今回、ギフチョウを網で捕獲する人がいました。標本として売れるらしい。マーキングした蝶は標本として価値がないから売れない。非難の声ごうごうの中で1匹捕獲。取り締まる法律はないらしい。
「何をたべているんかも知らんくせに」男がうそぶいた意味は、どこから飛んできたか分からないという意味らしい。動かない植物は規制できるが、飛び回る蝶は規制できない。絶滅の危機にあるギフチョウ。公衆の面前で網を振り回し追いかける人。愕然とする光景でした。


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3 コメント

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売れるのかな? (蝶々ハッシー!)
2007-04-18 19:01:16
メディアは躍起になってギフを、「絶滅の危機にある~」といいますが、ボクがこの20年余り定点観測をしている所では決して減ってません。年により変動はありますが、巷間騒がれているような状況にはないと思ってます。減っている所は大体において発生地の食草の保全が為されてないのです。下草刈りや間伐をしてやらないとギフの食草は他の植物に負けてしまうんです。幼虫の餌がないところでは成虫が出るはずもありません。
メディアや何たら保護の会と称する方々は、「採るから減る」の論理を振り回しますが、採っていなくなった所は1カ所もありません。前述した生息地の環境の悪化が最大の原因です。
また、標本が売れるとのことですが、巷の標本屋ではせいぜい1頭2,000円です。採集地に出向く交通費やなんかを考えたらペイしないことは明らかです。(1日に100採って、それを展翅して3ヵ月後にやっと20万。ボクならやりません)産地によって「顔(斑紋等の微妙な違い)」も違いますし、ギフ好きはそれを見分ける眼を持ってますから採集地をごまかすなんてことだってできないんです。
ネットを持ったおじさんが言った「何をたべてる…」は、メディアの言うがままできちんとギフのことも知らないで、情緒的に「きれい!」とか言っていた人たちに、幼虫がどんな形をして何食ってんのかも調べて御覧なさいと言うことであると思います。
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はじめまして! (naohiro_nara)
2007-04-21 00:43:15
ホームページ「花の葛城高原」へのお褒めの言葉ありがとうございます。
いつも見て下さっているんですね。まだまだ勉強不足ですが、これからも頑張りますのでよろしくお願いします!。
ところでギフチョウですが、先日は2頭飛んでいました。折りたたみ式の専用網を持った人がすれ違いざまに「こんちわ」なんて声をかけましたが相手にしたくないので「無視」させてもらいました。ちなみにボクは虫は採りません。カメラに収めて帰れれば十分です。週末は葛城山でカメラと三脚を持ってヨタヨタ歩いています(笑)。前の人のコメントについてですが、ここでは反論は控えますね。*なおひろ*
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コメント感謝 (池窪弘務)
2007-04-21 09:49:48
葛城高原にはよく行きます。いつも豊かな自然の中でほっとしています。なおひろさんのホームページはみているだけで自然のいざないを感じます。今度はあの花に会いに行こう、あの鳥に会いに行こうという風に。蝶々ハッシー!さんのコメントにも考えさせられました。帰りのロープウェイでクラフトの人に出会いました。いっぱいの空き缶を持っておられました。自然を守るために、空き缶を一個拾うことから始めたいと思っています。
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