アルカトラズ幻想 島田荘司著 2012-12-27 14:10:12 | 読書 氏の作品は奇想天外で楽しめます。本格ミステリというのはどうも苦手(トリックをストーリーや構成に仕込むのが)なんですがこの人は例外です。だまされても、後味がよい。読み終わって、十分に遊ばせてくれたという気になります。途中、長い論文(これはパス)が挿入されていたりして途方もない展開です。今、丁度半ば。十分小説の世界を楽しんでいます。正月、炬燵でミカンを食べながら読むのにいいですね。それに、この人文章が上手い。