久しぶりにMieMu(三重県総合博物館)へ。
今回の企画展は『知ってる貝!見てみる貝! 貝のヒミツ』。
小学生の頃は貝殻を集めるのが趣味だったので。
三重県総合博物館のサイト:第19回企画展 知ってる貝!見てみる貝!貝のヒミツ
正直なところ、さほど面白くはなかったのですが、
ワタシがいくつか興味を持ったところを紹介。
セイスイガイ。
ワタシの知り合いが発見に関係したらしいので。
実物は米粒以下! よくまぁ発見できましたなぁ(笑)。
地質年代表。
ワタシが高校で習ったのと一部違っています。
「二畳紀」が「ペルム紀」に、「新生代 第三紀」が
「古第三紀」と「新第三紀」に分かれています。
フェーブ(feve)。
貝殻デザインのフェーブ。
貝ボタン。
かなり凝ったものばかり。
貝合わせ。
ワタシがイメージしていた昔の貴族の遊びは
「貝覆い」という名の遊びで、
「貝合わせ」は全く違う遊びだったとのことでしたが、
その後、2つは「貝合わせ」になったようです。
三重県立美術館『tupera tupera 絵本の世界展』を鑑賞したあとは
館内のフレンチレストラン・ミュゼボンヴィヴァンでお食事。
『tupera tupera 絵本の世界展』に合わせた
「特別ランチ」(2,500円)がお目当て。
展示内容に合わせてどのような料理を提供するのか、
毎回楽しみにしています。
~“やさいさん”をモチーフに~
季節野菜のムース
甲殻類のジュレと生の野菜
二層になっていて、下がニンジンのムース、
上がオマール海老のジュレ、生のラディッシュ。
皿の縁にはスライスアーモンドとカリカリベーコン、パセリ。
ニンジンのムースはカボチャと間違うような甘みでした。
ムースとジュレは冷たくて爽やか。美味でした。
バゲットと自家製アオサのパン
アオサのパンはいかにも三重県らしくていいと思いましたが、
味は特別美味しいわけではなく、フツーでした(笑)。
~“わくせいキャベツ動物図鑑”ミュゼ風~
茄子と豚ひき肉のファルシ ア・ラ・ナージュ
クジラのラケとクロッカンな野菜
絵本に出てくる「ナスクジラ」がモチーフ。
手前がクジラに見立てた茄子とその下に豚ひき肉の詰め込み料理。
「ファルシ」とは肉詰め料理のことで「ア・ラ・ナージュ」は
フランス語で魚のだし汁の中に魚介類を泳がすように料理したもののようです。
肉詰め料理は醤油が入っているのか、ちょっと和テイストなハンバーグのよう。
スープは酸味の効いた、独特の味がしました。
なお、クジラの茄子の下の放射状の野菜はフランスの野生のアスパラとのこと。
「ラケ」はフランス風照り焼き、「クロッカン」はフランス語で「カリカリした」
という意味のようですが、ここでは「クロッカンブッシュ」という
円錐形に積み上げたカリカリ菓子をイメージシているのでしょうか?
クジラ肉は照り焼きというより立田揚げか天ぷらのよう。
ちょっと硬めでしたが、ワタシが幼稚園のときに給食で
出てきたクジラ肉の味によく似ていました。
野菜はチンゲンサイ、長芋、ジャガイモ、サツマイモ、オクラ、などなど。
~甘い“パンダ銭湯”~
パンダ印のチーズスフレ
乳酸飲料のソルベとクマ笹の香り
名前通りですが、緑の粉が青森産クマ笹パウダーのようです。
あまり香りはしませんでしたが(笑)。
チーズスフレもソルベも甘さ控えめでグーでした。
珈琲または紅茶
ワタシはコーヒーをチョイス。
デザートを食べたあとだったので、
ブラックでいただきました。
こんな感じで、なかなか楽しめたランチでした。
今さらながら、三重県立美術館『tupera tupera 絵本の世界展』へ。
三重県立美術館へ行くのは1年ぶり以上。
微妙に体調不良が続いていたので、ヒマでも外出を控えていたので。
最近、ようやく体調が回復基調となり、天気もよかったので(笑)。
平日昼間ながら、ママさんと思われる方や、
パパ・ママ・子供というお客さんがたくさん来場していました。
tupera tuperaは亀山達矢と中川敦子によるユニットで、
布雑貨アーティストとしてスタートし、その後、絵本の世界でも活躍。
三重県立美術館のサイト:ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展
会場内の入り口横には絵本『しろくまのパンツ』のしろくま。
よく見ると白いパンツを履いています。
ガラス窓が絵本モチーフでデコレーションされています。
トイレの表示も絵本もチーフから。
展示会場内のほとんどは撮影禁止でしたが、
絵本『パンダ銭湯』を表現したパンダ湯のコーナーのみ撮影可。
『パンダ銭湯』は銭湯へ行ったパンダ家族が
入浴時に黒いソックス・手袋・サングラスなどを脱いで
真っ白のクマになるというお話。バカバカしくて笑えました。
展示内容のほとんどが絵本の原画展示でしたが、
原画を見るよりも「しかけえほん」などの
絵本を見るほうが面白かったです。
また、ワタシは子育てしたことがないので、
絵本に馴染みがなく、あまり感情移入できませんでした。