27日は帰宅すればいいだけの日だったので、せっかくなので能登半島を見て回ろうと。
観光地の観光というよりも、被災地が実際のところどうなのかを自分の目で見たかったから。
ボランディアに参加する根性もなければ、現実にできないので、被災地を見て、何か買い物をして帰るのみ。
9時15分ごろにホテルをチェックアウトして、まずは輪島へ。
自動車専用道路「のと里山海道」を走ってわりあいスムーズに道の駅 輪島に到着。2時間弱。
ちょうどお腹が空いてきたところなので、「ゴーゴーカレー 輪島店」で「ゴーゴーカレー」(650円)。
カツなどのトッピングもありましたが、ガッツリ食べられるほどの胃ではないので、最もシンプルなところで。
辛さも調整できるのですが、辛いのが苦手なので、こちらもスタンダードのままで。
レトロなスチールの器にライスとカレールー。その上にキャベツの千切り。福神漬けは無料トッピング。
食べてみたら、辛さ控えめで注文したのにそこそこな辛さ。自分のイメージとしては牛丼の『松屋』のカレーとよく似た味。
スプーンかと思ったら、丸っこい形状のフォークでした。
カレーをすくうにはスプーンのように機能し、キャベツやカツなどを食べる時には突き刺すこともできて便利。
なによりも、他のカトラリーを用意する必要がなく、シンプルです。
カレーを食べた後は『A STORE WAJIMA』でおみやげを物色。
穴水町の能登ワイン(株)『NselecT スパークリング・ロゼ(中口)』(2,500円)と
輪島市の清水酒造店の『純米吟醸 能登誉』(2,300円)を購入。
この2本は帰宅してすぐに飲み干しました(笑)。
すぐ近くの輪島朝市跡を見てショックを受けたあと、珠洲市の「道の駅 すず塩田村」へ行こうかと。
普通なら、海岸沿いの国道249号線を走れば早く到着するのでしょうが、震災で復旧していないのか、迂回ルートで。
観光名所と思われる白米千枚田のところでトイレ休憩。トイレや自販機は稼働していましたが、店は休業中。
掲示板のようなイルミネーションは当分ないのかな。
その後、山道をなんとか通り抜けて珠洲市街に到着したあと、「道の駅 すず塩田村」へ行こうとしたら、
再び山道のようなルートを走ることになり、最終的にはルートが通行止めとなっていて、帰宅モードに。
簡易トイレっぽいものがいくつか設置されていましたが、大きめの個室はそこそこリッチな感じの調度。
ただ、水は外の公衆電話の近くの蛇口を使うよう指示されていました。
道の駅 桜峠では能登町の松波酒造(株)と(株)加越の共同醸造による『大江山 純米吟醸 しぼりたて生酒』(1,980円)を購入。
また、家族へのお土産として『あんバターパイ』(710円)を購入。
作っているのは金沢市のメーカーですが、能登産塩を使用ということで。
お土産の購入時にメーカー所在地や材料原産地を見るようになりました。
もっと能登っぽいクッキーなどもあったのですが、母は歯が悪く、
硬いものを好まないので、お土産のチョイスには気を使います。
ワタシ的には能登復興に貢献できるのはこの程度。
まだまだ復興にはかなりの時間がかかると思いますが・・・。
当初のプランでは18〜19時に自宅に戻るイメージでしたが、とんでもない。思ったよりも時間がかかり、
しかも高速道路の分岐を間違えてとてつもなく疲労しました。一応、23:15頃に帰宅。
金沢観光と言えば兼六園。
積極的に見たいとは思いませんでしたが、せっかくなので入園することに。
観光客は日本人より外国人が多くて、ちょっとビックリ!
兼六園の何が観光ポイントか知らなかったのですが、
とりあえず明治紀年の標(めいじきねんのひょう)をパチリ。
日本武尊(やまとたけるのみこと)だそうで。
霞ケ池にある「ことじ灯籠」(「ことじ」の漢字が出てこない)。
有名なようなのでパチリ。
事前に兼六亭(名物 じぶそば ¥2,800)で昼食を食べるプランも考えていたのですが、
遅い朝食をガッツリ摂っていたのであまり空腹感がなく、スルー。
14時半ごろに兼六園を出てホテルまで歩いて帰りましたが、
ホテル前には兼六園にあった灯籠とよく似たものがありました(笑)。
今日の観光目的地の3つ目はいしかわ生活工芸ミュージアム(石川県立伝統産業工芸館)。
兼六園に隣接されていて、兼六園の入園料と併せて500円。
兼六園に入園するかどうかは迷っていましたが、帰り道に兼六園内を突っ切ればいいかと共通利用券を購入。
石川県の伝統工芸品である 加賀友禅や九谷焼、漆器などの実物やその製造工程を
わかりやすく展示説明していて、なかなか勉強になる場所です。
左の片口は内側だけ絵柄がついていてなかなかシャレオツだなと見ていたら、
作品に値段がついていてビックリ ! 売り物を展示してたのね(笑)。
左の片口は税込28万円。ちなみに右のぐい呑みは2個で40万円。
伝統工芸士の作品なので、将来 人間国宝にでもなられたら、価格は爆上がりかも(笑)。
コチラは金箔を貼った箱。豪華な感じで100万円ぐらいかな?と思ったら、意外にも4万8,400円。
金箔は純金だと思っていましたが、微量の銀と銅を加えていることを初めて知りました。
あまりに小さくて何のアクセサリーかな?と思って説明文を読んだら、鮎釣り用の毛針でした。
さらに、竹製の竿も展示されていました。
一時期 釣りにハマっていたので、興味深く見ましたが、
海外のバンブーロッド(竿)は竹を断面三角形にカットして6枚貼り合わせたものを知っていますが、
日本の竹竿は一本の竹をそのまま使うのが特徴でしょうか。『釣りキチ三平』のおじいさんが
竹竿づくりの職人だったので、イロイロ知識が増えました。
金沢仏壇も展示されていました。仏壇を展示している博物館はなかなかないでしょう(笑)。
ちなみに写真の仏壇は400万円。ほかに250万円のものが2つ展示されていました。
金箔つながりなのか、秀吉の金の茶室。こんな茶室では落ち着けませんなぁ(笑)。
ワタシは利休の侘び寂びの茶室の方が好き。
一通り展示物を見た後、ついでにミュージアムショップへ。
漆塗りのお箸や九谷焼のぐい呑みなどが並べられていましたが、
ワタシが興味を持ったのはコラボ絵柄の九谷焼製品。
上の段はスヌーピーとピーターラビット。
その下の段は手塚治虫コラボの絵柄。
ブラックジャック、ジャングル大帝、リボンの騎士、火の鳥、鉄腕アトム。
最下段はアルプスの少女ハイジ、スヌーピー、ドラえもん。
リボンの騎士はワタシが一番好きな手塚アニメだったのですが、
黒いマスクっはあまり好きではないので買うのを踏みとどまりました。
面白いと思ったのがアルプスの少女ハイジのフリーカップ(2,200円)。
絵柄はアニメのものから少しかけ離れていますが、まぁ何の絵かはわかる(笑)。
むしろ九谷焼にアニメイラストを入れるという発想が面白く、購入を決意。
ハイジとペーター、ヨーゼフ(セントバーナード犬)と
アルムおじさん(おんじ)、クララ、ユキちゃん(子ヤギ)の絵柄。
続いて、いしかわ赤レンガミュージアムの隣にある国立工芸館。
東京・九段下にあった国立近代美術館工芸館の機能を移設したもの。
元の建物もクラシックでしたが、金沢のコチラも元は
旧陸軍施設「旧陸軍第九師団司令部庁舎」(明治31(1898)年建造)。
今回の展示は『花と暮らす』。この展示に興味があった訳ではなく、
東京にあった工芸館がどうなったのかを見たかったから。
花の図柄の陶磁器やその他素材の工芸品がたくさん展示されていました。
角皿。図柄はわらび。金彩なのがステキ。
コチラは銅製の花器。鍍金(めっき)による図柄は葱坊主。
彫漆による紫陽花(あじさい)図柄の茶器なのですが、
タコの吸盤にしか見えない!(笑)。
特別好きな図柄ではないのですが、説明文をよく見ると
「練り上げ」と書かれており、口の部分を見直すと、確かに!
どうやって図柄を練り込んだのか、超絶技巧。
『開運!なんでも鑑定団』でお馴染み、ドーム兄弟 作の花瓶。
ドーム兄弟の花瓶は初めて目にしました。
同様に今田耕司さんが大好きなエミール・ガレ作の花瓶。
こんな感じの展示内容でした。
さて、ようやく第一の目的地、いしかわ赤レンガミュージアム
(石川県立歴史博物館&加賀本多博物館)。
各地の文化を知るには博物館に行くとその土地土地の特色が分かるので、マイブーム。
3棟の赤煉瓦の建物は、中央が入り口・受付・ミュージアムショップなどで、
手前が石川県立歴史博物館、一番後方が加賀本多博物館。
旧陸軍兵器庫の赤レンガ棟を再生した建物は、国の重要文化財だそうで。
本来の目的は石川県立歴史博物館の方でしたが、せっかくなので両方見ることに。
セット価格で500円。安い! 館内は平日だからか地味だからか、空いていました。
石川県立歴史博物館の方は写真撮影ほぼOK。加賀本多博物館のほうは一部OK。
まずは石川県立歴史博物館から。縄文時代から戦後の高度成長時代までが展示されています。
コチラは縄文時代の遺跡から発掘された魚類などの骨。イルカもあってビックリ!
古墳時代の品々。
律令制時代の文書など。「租庸調」なんて日本史で習いましたねぇ。
能登ではサバ(鯖)や塩が税として納められていたとのこと。
こーゆーのを見ると、日本史の理解が進むでしょうね。
単なる暗記科目ではなく。
(武士・戦国時代の展示もあったけれど)江戸時代に飛んで、
参勤交代のお人形行列。スゲー人数! 宿場が占拠されたのでは?
展示説明によると、御触書では450名と定められていたものの、
警護や荷運び人足なども入れると2,000名!
時代によっては4,000人にもなったとのこと。
また、加賀から江戸まではいくつかのルートがあったようですが、
北国下街道ルートでは12泊13日かかったようです。
費用は片道なんやかんやで(現在価格)1億5,000万円!
江戸時代の北回り船の模型。こんなので交易してたんですねぇ。
さらに時代が下って、戦後の印紙付き紙幣。
昭和・高度成長期の庶民の部屋。
ちゃぶ台とか黒電話など、ワタシにとっては懐かしいものばかりですが、
二十歳未満の人たちが見るとどうなんですかね?
加賀本多博物館。
あまり撮影できなかったのですが、鎧兜・具足類。
刀や槍。他には絢爛豪華な調度品などが展示されていました。
今日は撮影のオフ日。なので金沢観光です。
のんびりホテルの朝食を摂り、二度寝をして、10時半ごろに香林坊のホテルを出ました。
近くに美術館・博物館・兼六園があるので、その辺りを回る予定。
Google Mapでチェックするといずれも6〜7分。
そんな近くに・・・と思いながら歩き出したのですが、よく見ればクルマでの時間(笑)。
徒歩でチェックし直したら17分とか出ました。そうだよなぁ。
で、最初の目的地に着く前に金沢21世紀美術館。
かなり以前に一度訪れたことがあるので、今回はスルー。
(お見苦しい写真でゴメンナサイ)
兼六園沿いの百万石通りは上り坂。
昨日 撮影で歩き回って下半身筋肉痛の身としてはキツイ。
右の千本鳥居は石浦神社のもの。左手が兼六園。
石垣が苔むしていて美しい。
石川県立美術館の看板。ここも以前訪れたのでスルー。
以前入館して印象だったのが、野々村仁清作の『雉香炉』。
記念切手になっているので馴染みがあったのですが、
小さな専用部屋で展示されていました。
何よりもビックリしたのが、香炉なのにかなりデカいこと!
本物の雉と同じかもっと大きいぐらいのサイズでした。
あと、カラフルなオス雉は国宝なのに、地味なメス雉は重要文化財なのも気になりました。
チェックアウトの11月4日は仕事が終わったのが当日朝4時半過ぎで、
睡眠しようにも寝付けず、6:30に朝食を摂りました。2倍の量で超・ガッツリ飯。
全部平らげたので、さすがにお腹いっぱい。部屋に戻ったら、さすがに眠気が襲い、すぐに爆睡。
目覚めたのはフロントからの電話。すでに10:15。10時のチェックアウト時間を過ぎていました。
慌てて荷造りし、宅配用トランクの発送依頼をして、10:30にチェックアウト。
延滞料金は取られませんでした(感謝)。
ホテルから新幹線の新山口駅までは徒歩1分ほどでしたが、
11:11発の新幹線に乗るためにはあまり余裕がなく、
家族へのお土産を購入したら自分の昼飯・酒を買う暇ナシ。
もっとも、深夜に酒を買い込んで飲み干し、朝食をガッツリ食べているので空腹感はナシ。
ワタシ的には珍しく、新幹線内でアルコールではなくジャスミン茶(笑)。
名古屋で近鉄線への乗り換えにあまり時間はなく、
深夜に購入しておいた もう1本のジャスミン茶とカロリーメイト。
カロリーメイトは撮影の仕事の出張時には毎回購入。
おにぎりなどとかとは違って日持ちするので、その日に必ず食べる必要がなく、
何よりも「当たる」心配がないこと。
「おにぎりに当たってトイレに行っていたら、写真が撮れませんでした」で
クライアントは笑って済ませてくれますか? それ以前に自分の信条としてありえません。
なので、余ったカロリーメイトは帰宅途中や帰宅後に消化します。
あと、11月2日の山口県の豪雨予測を知って、
捨ててもいいコンビニのジャンプ傘を持って行き、大いに役に立ったのですが、
さすがに4日に傘を持ち歩く旅行客はいませんでした(笑)。
今日から4日まで、バドミントン大会の撮影のため、山口出張です。
今日は移動日で(いつもどおり)会場下見をするだけなので、10時に自宅を出発。
名古屋から新幹線で新山口へ。朝食抜きながら、今日は珍しく食欲があったので、
駅のホームで味噌ヒレカツ弁当を購入。酒のつまみはいつも買っていますが、
ガッツリ弁当を買うのは久しぶり。
家を出る時は曇り空でしたが、これから雨になる模様。
山口ではすでに雨でした。台風21号は温帯低気圧に変わるようですが、
明日は大雨になる見込み。試合会場の最寄り駅までの在来線は計画運休の見込み。
試合はもちろん室内ですが、会場に行くまでの機材の雨対策が必要かも。
ちょっとユーウツな気分です。
18:10発の近鉄特急に乗って帰るのに、京都国立博物館から徒歩で京都に到着したのは17時頃。
あとはコインロッカーでキャリーカートを取り出し、家族へのお土産を買うだけですが、
京都駅は不慣れなので1時間前の到着は なかなかイイ感じ。
実際、コインロッカーがどこかまるで覚えておらず、
駅案内係の人にレシートのようなものを見せて、どちらの方向か教えてもらう始末(笑)。
近鉄のホームに入ったのが17:30頃。待合室でエナジードリンクとツマミで時間を潰します。
観光特急『しまなみ』がホームに入線。一度乗ってみたいものです。
自分が乗るのはフツーの近鉄特急。
車内でもエナジードリンクとツマミ。柄が変わっていますが気にしません(笑)。
こんな感じで、無事 帰宅することができました。かなり疲れましたが。
佐賀での出張撮影の仕事も終わり、のんびり新幹線で帰途につきます。
ホテルから佐賀駅までバス移動した後は電車まで時間があったので
『シアトルズベストコーヒー』で時間を潰しつつ朝食。
「セサミクロワッサン ツナ&2種のチーズ」と
「イタリアンソーダ/レモン(グランデ)」のセット(580円)。
佐賀駅のお土産屋さんで購入した「ポリポリむつごろう」(350円+税)と
「ポリポリわらすぼ」(2匹入り702円+税)新幹線内の酒の肴デス。
袋の裏には「有明海のマスコット ムツゴロウ」、
「有明海のエイリアン ワラスボ」とあり、随分な差ですね。
ほかに「むつごろうラーメン」(324円+税)「エイリアンラーメン」(324円+税)も
自分用のおみやげに購入。
吉野ヶ里歴史公園からホテルに戻った後、しばらく昼寝。
夕方お腹が空いたので近場でメシを食おうと思って出たら、
すぐ近くの通りは『栄の国まつり』。クソ暑いのにご苦労様です。
よさこいの準備をしていたり、
ダンスをするチームも。
五輪で話題のスケートボードのスペースも。
山車はまだ準備中。
通りの両側には屋台がズラリ。
普通の店が空いていないようだったので、屋台スナックでお腹を満たすことに。
あまりヘビーなものは避けたくて、まずは「トルネードポテト」(500円)。
味は普通のフライドポテトと変わりませんが、食べるのは初めて。
このスナック、韓流ドラマ『哲仁王后(チョルインワンフ)俺がクイーン!?』で
出てきていたので、ぜひ食べてみようと。
別ブログの記事:韓流ドラマ『哲仁王后(チョルインワンフ)俺がクイーン!?』が面白かった!
2つ目は「きゅうりの一本漬け」(400円)。酷暑をしのぐにはコレだろうと。
キムチだれと塩だれがありましたが、塩だれをチョイス。
これらだけではお腹が空くのはわかっていましたが、
まだ暑い最中に屋台を物色するのはやめ、
空腹はコンビニのスナック菓子でしのぎました。