なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

気になったユウレイ峠の周辺探索、そして上醍醐ふたたび

2017-01-11 12:35:27 | 京都のその他の山

 1月3日に行った上醍醐周辺のgoogleマップを見てみましたら、「ユウレイ峠」という名の峠があるやないですか!

 名前の由来はわかりまへんが、明らかにその峠で幽霊が出た、あるいは出ると考えてもエエんとちゃいますか? ここは是が非でも行っときたいやおまへんか。

 1月9日(月)のち

 ▼ 7:42 地下鉄・石田駅からスタート。

 ▼ まずは、鴨長明はんが「方丈記」を書きはった庵跡をめざして日野道を直進だす。

 ▼ あと1km先。

 ▼ 途中、萱尾神社(かやおじんじゃ)で山歩安全祈願。本殿は1652年に再建されたもののようで、歴史の趣きが感じられますなあ。


 ▼ 8:16 日野野外活動施設前を通過。門にボーイスカウトが作成した上醍醐周辺の地図が掲示されておましたが2007年3月作成らしく、長い月日と風雨で文字と線(道)が消えかけていてとても残念だす。

 ▼ 8:19 舗装道路が終わり、いよいよ山道だす。

 ▼ 夏から秋にかけては、ここへ来るのはヤバいんかなあ?

 ▼ 8:27 谷沿いの坂道を登り、鴨長明方丈石に到着。

 ▼ 巨石の上に長明はんの草庵があったそうだす。晩年を何でこんな山ン中で暮らそうと思いはったんやろか?


 ▼ 方丈石の碑からさらに登りつめると、よく踏み込まれた山道に出合いましたで。次にめざすは供水峠(こうすいとうげ)だす。

 ▼ 何て書いてあるか、もうわからない道標。

 ▼ 分岐。道の左右に道標あり。

 ▼ 文字が消えかけてますが、なんとなく左へ行けばユウレイ峠に行けそうだす。


 ▼ 9:04 地蔵堂に到着。お地蔵さんが一杯いてはりますが理由がわかりまへん。

 ▼ お堂の中。

 ▼ 珍しいちょんまげ地蔵さんが2体いてはりました。

 ▼ お地蔵さんの写真を何枚か写した中で、この写真だけにモヤが写り込んでますがな。線香、ロウソクは灯してまへんし、オイラはタバコを吸ってまへんのだす。もちろん肉眼ではモヤは見てまへんし……天狗のイタズラか?

 ▼ 地蔵堂脇の岩から湧き出る水は「お香水」と呼ばれてるそうだす。

 ▼ 9:13 供水峠に到着。十字路になっとります。

 ▼ 方向が反対なんで行く予定はなかったんだすが、往復30分ならイイかも。

 ▼ 霧でガスってます。これは肉眼でハッキリと見えましたで。

 ▼ 9:28 天下峰に到着。眺望なし。


 ▼ 供水峠へ戻る途中で見つけましてんけど、「アホ」ってなんやねん! これも天狗のイタズラでっか?

 ▼ 9:44 ふたたび供水峠へ到着。次は北側の日野岳(日野山)をめざします。

 ▼ 薄い踏み跡の登り道。カラーテープが頼りだす。

 ▼ 9:52 日野岳に到着。眺望なし。

 ▼ 日野岳のピークから緩い坂をカラーテープ頼りで下って分岐へ。道標あり。


 ▼ こんな所までMTBで来る人がいはるんや。今日は誰ともすれ違いませんが。

 ▼ 分岐。小さい道標あり。

 ▼ 10:05 道が岩場になって来たら、そこは「パノラマ岩」と呼ばれるビューポイントだした。しばし休息。


 ▼ クリックしよし。この絶景感はタマラン!

 ▼ あのグラウンドは日野野外活動施設。

 ▼ 大岩山にあんな大規模なソーラーパネル施設ありました?

 ▼ 伏見桃山城に京セラビル。伏見区が一望できる素晴らしい場所だす。

 ▼ 10:22 パノラマ岩から道を下って、ついに「ユウレイ峠」に到着。

 おどろおどろしさが全く感じられまへんがな。真夜中に来たら相当怖いんでしょうが、ここまで夜中に来る人間がもしいはるんなら、そっちの方がよっぽど怖いだすよ。

 ▼ 西方向を見る。

 ▼ 東方向を見るとすぐに分岐。道標はないけど上醍醐方面の左を選択。

 ▼ 歩きやすいユリ道をしばらく進むと分岐。道標なし。国土地理院の地図に記載がない直進コースを選択。

 ▼ 小川に沿って歩いていると、頭上からブォーンという低い機械音が聞こえてきましたで。最初、飛行機の音かなと思ってたんだす。ところが、飛行機ならすぐに遠ざかっていきますが、まったく遠ざかる気配がありまへん。

 水をくみ上げるポンプ? 木を切るチェーンソー? 発電施設? 枯葉を吸う掃除機? などと考えながら立ち止まって周囲を見渡してみましたが、それらしき設備も人もおりまへん。途切れることなく聞こえてきます。



 天狗のイタズラ? 面妖だすが、オイラは無事上醍醐まで行けるのかが心配やし、歩き疲れているわで、そんな音にこだわってる場合やないんだす。緩い坂道を前進。

 ▼ 10:41 音が聞こえなくなったころ、十字路分岐に到着。小さい道標あり。右折。


 ▼ カラーテープ頼りの道だす。

 ▼ 歩きづらい崖っぷちめいた箇所もおましたがな。

 ▼ 11:04 T字分岐に到着。道標はありまへんが国土地理院の地図に記載されておます。

 ▼ 北に進めば上醍醐参道へ。

 ▼ 南に進めば上醍醐境内だす。南へgo。

 ▼ 分岐。道標あり。右に行くと墓場やそうだす。

 ▼ 寺務所が見えてひと安心。これで遭難することはない。

 ▼ 振り返る。立入禁止エリアを歩いてたようだすなあ。

 ▼ 11:24 寺務所裏口でまた振り返る。上醍醐境内に到着だす。

 ▼ 今日も醍醐水をいただく。水の恵みに感謝して飲むと美味しいでんがな。

 ▼ 清龍宮拝殿。

 ▼ 上醍醐陵(かみだいごのみささぎ)。白河天皇の皇后、皇女らのお墓やそうだす。

 ▼ ちょうどお昼時やったんで、開山堂の横の建物入口の階段に座っておにぎりタイム。土蔵やと思っていたんだすが、中を覗いてびっくりぽん。地蔵堂だした。バチが当りませんように。


 ▼ 開山堂の前は展望スポットなんだすが、パノラマ岩からの展望を見てしまうと、かなり見劣りします。

 ▼ 12:17 下山開始だす。

 ▼ 12:38 不動の滝を通過。

 ▼ 12:46 醍醐の花見場所通過。

 ▼ 12:53 女人堂の登山口に無事下山。

 ▼ 13:07 小粒の雨が降りはじめました。下醍醐の境内を出て、角の酒屋さんの軒先で(-。-)y-゜゜゜

 ▼ 13:29 地下鉄・醍醐駅に到着。帰阪。

 ▼ 本日の歩行距離=13.6km。(↓クリックしよし)

さうだよ幽霊の正体見たり 人間様のお通りよ
塩ツ辛いナマ臭い生き血がかしましい
南無阿弥陀仏!神様、仏様 這ひつくばつて煙幕を張れば小火騒ぎ