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帯状疱疹と直江兼続

2009-11-07 | Weblog
帯状疱疹に罹ってしまいました。

毎日ルンルン気分で生活しておりましたのに
急にウエストからお腹の方の皮膚が「チリチリ、チクチク」と痛み出したのです。
でも皮膚は何もなっておりません。
下着で擦れたのかな・・・運動で捻ったのかな・・・位に思ってました。
2~3日経つにつれ ますます痛みが強くなってきました。
それでも皮膚は何もなっておりません。

仕事中も自然と痛い腰やお腹をさすっていましたら
先輩の方から「帯状疱疹かも知れないわよ」と言われました。
皇族の雅子さまも罹られた帯状疱疹。
その時は もう痛みもピークのようでした。
昼休みに 近くの皮膚科を受診しました。
やはり「帯状疱疹でした。」


バルトレックス錠500mg
プレドニン錠5mg
ボルタレン錠25mg
ファモスタジンD錠10mg
以上を7日分と塗り薬スルプロチンクリーム1%を1本頂いて来ました。

帯状疱疹とは 
成人なら殆どの人が水ぼうそうのウイルスに感染します。
水ぼうそうを一度経験すると、この病気に対する免疫が出来ます。
ところが、水ぼうそうのウイルスは、病気が治った後も、ずっと体内に潜んでいます。
ウイルスは、体の抵抗力が落ちた時に「帯状疱疹」となって現れるのだそうです。


この病気に罹る前の私には 抵抗力が落ちたり 免疫力が落ちるようなストレスや 疲労感など全然感じませんでした。

しいて言えば
発病2日前の日曜日の夜 泣き寝入りをしたのです。
それはNHKドラマ「天地人」を観たからです。
その日は朝から出掛ける予定でしたので「笑点」と「天地人」を録画予約をしておき 夜中、ベットに入ってから一人で寝ながら観たのです。
第44回「哀しみの花嫁」でした。
新年に この番組が始まった時 妻夫木聡が大好きでしたので ストーリーよりも 妻夫木君の顔ばかり見ておりました。
回を重ねる毎に 直江兼続の心の中に入ってしまい 今では妻夫木君のヒゲも気にならなくなり 私の住んでいる山形県山形市の隣町の出来ごととして 直江兼続と言う人物を食い入るように観るようになっておりました。
今回は 兼続の次女が亡くなり、続いて養子として迎えられた勝吉と夫婦のお松も「本当の夫婦となりとうございます。」と言いながら亡くなってしまうのです。
そこで私は泣きました。
毛布カバーで涙を拭きながら泣きました。

兼続は 主君景勝にも勝る才知がありながら、絶大な権力を持つ天下人の秀吉に請われても、命をかけて景勝への忠義を貫き通した方です。
己を捨てても上杉家に尽くそうとする兼続と、兼続を信頼している景勝の主従関係には心が打たれました。

上に尽くし家族を愛し そして我が子が亡くなる場面では お松の手を取って涙する兼続の姿が脳裏から離れません。

こんなに素晴らしい上杉景勝、直江兼続が山形の米沢を築いたと言う事実を私は山形県人として誇りに思います。

帯状疱疹は大分痛みも取れて来ました。
仕事も休むことなく出来ましたのでホッとしております。
(この写真は 千葉県の同級生のKさんからの写メです。
女王蜂が帯状疱疹で休んでいるところをイメージして撮ったそうです。)