子消し?(こけし)

2007-01-20 | Weblog

 

 昨日 隣りの2年5組の社会科の時間に 『こけしの語源は 子消しからきたんだよ』と先生が話したそうだ。

「こけしは、江戸時代の昔 東北地方がすごい飢饉になり 子供が多く生活が苦しい家庭で生まれてきた子供を『口減らし』のために 殺してしまい、それを供養するために身代わりとして作られた物。それ故、こけしの語源は「子消し」である。」と説明したそうだ。

生徒A 『こけし ってそういう意味か~。 あ~なんか怖い!!!』
生徒B 『そう言えば さくらの季節さんちに すごく いっぱい こけしがあるよ。』
生徒A 『うわ~ぁ、先祖を供養してるのかしら・・・・・』 『気持ちわる~ぃ』
 

 早速 この事が 私の耳に入って来た。
     


私は 趣味として こけしを 集めていたのに。。。。。。
写真のように こんなに 集めたのに。。。。。
こんなに かわいい顔してるのに。。。。。
どうして? どうして?
本当に こけし=子消し なの?

今まで そんな話を 聞いたことないよー。

私は 母に 『お母さんは 子供を堕ろした事ある?』と聞いた。
母は 突然聞かれたので 『え?そんなこと, あるわけないでしょ!』と 怒ったように返された。

私は安心した。



 パソコンで語源を調べてみた。
 
『子消し』の由来は あることはあったが このような確証は得られなかった。

 『由来が 真実でなくて良かった!』と 思う半面 私の趣味で集められた『こけし』が そのように言われていることが、かわいそうに思えて来た。
見つめていると 自然と涙が出てきた。