昨日の夜に ４歳のゆいちゃんと２歳の弟がケンカして
ゆいちゃんの右瞼が切れ 血が止まらなかったので ママが
慌てて病院に連れて行ったそうです。
その事を 私は電話で聞いたので『あらら 丹下左膳みたいに？』
と聞いたら
その子のママは『えっ？丹下左膳？ えっ？ その人って誰？』
私は 自分で言っておきながら 噴出してしまいました。
他の生徒に『丹下左膳って 知っている？』と聞いたら
みんな 知らなかった。
「丹下左膳」というのは林不忘の人気小説の主人公。
戦前のヒーローと言っていいでしょう。
１９２７年から東京日日新聞・大阪毎日新聞に連載された時代小説で、
片目片腕のニヒルな主人公はあっというまに話題となり
早速、翌１９２８年には最初の映画化がなされました。
大河内伝次郎の「姓は丹下、名は左膳」のセリフは、
「しぇいはたんげ、なはしゃぜん」といった奇妙な訛りで笑わせました。
私は その片目のようすを丹下左膳と言ったのです。
最近、中村獅童さん主演のもありますよね。
ゆいちゃん、ごめんね。例えが悪かったわ。
早く良くなって また遊びに来てね。
