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椿原龍矢 なぜ斗麗に負けた

2022-08-28 20:26:31 | Weblog

K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント

で椿原選手が、斗麗選手に負けた。

 

その敗因を解説していきたい。

椿原選手は、オーソドックススタイルで相手から距離を取って戦うタイプ。

通常 オーソドックスの基本は攻撃しながら時計回りに動きのが

セオリーだが、この選手は相手との距離をコントロールする為

攻撃のあとはすぐに、反時計回りに動き最適ポジションを確保する。

悪く言えば、当て逃げスタイル。

この戦法で江川優生選手は、負けてしまった。

 

試合の展開は、斗麗選手はオーソドックスの選手だが、椿原選手の反時計回り

の動きを止めるため、序盤はオーソドックスから、ミドルキック

を狙っていった。さらに、右ハイキックで椿原選手の横の動きを止めにかかった

 

しかし、オーソドックスの構えからミドルキックを打つと

椿原選手が反時計回りに動いたときに、蹴りが入りずらい

ので、スイッチ(サウスポー)に構えなおし左ミドルキックを腕に

打つ攻撃に切り替えていた。

これが功を奏して、序盤で斗麗選手の左右のミドルキックが数発あたる。

その後は、斗麗選手の距離で試合が進み、判定勝ちとなった。

 

この展開は、キックボクシングのお手本のような内容だった。

椿原選手の様な当て逃げスタイルで足を使う選手には、序盤からミドルキック

を当て、距離をコントロール。

ミドルキックにより、横の動きが制限され縦にしか動けなくなるので

まっする突っ込んできた椿原選手にパンチを当てる。

斗麗選手の作戦勝ちだと思う。

動画を貼っておくので、実際に見てほしい。

斗麗選手が序盤ミドルキックで椿原選手の動きを止め、

その後、縦に突っ込んできた椿原選手をパンチやキックで

仕留めるのがよくわかると思う。

 

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椿原 龍矢 vs 斗麗/K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・一回戦(3) 22.8.11福岡