安倍総理は、8日午後北京を訪れ、胡錦濤国家主席、温家宝首相らと会談した。中国側は日本の首相交代を契機に首脳会談を実施するというのが既定路線だったのだろうことは想像に難くない。日中関係が冷え込んでしまえば究極的には、より困るのは我が方よりもあちら側なのだから。歴史認識の問題や靖国問題では、悪く言えば「玉虫色」ということになるのだろうが、互いに深入りしなかったのは外交上の知恵というか、そんなことは首 . . . 本文を読む
国連安全保障理事会は、6日午後(日本時間7日未明)に、北朝鮮の核実験実施表明に対して自制を求める議長声明を採択し、深刻な懸念を表明した。明文化されてはいないが、核実験が実施されたならば国連憲章第7章に基づく制裁の検討に入るというのが日米の立場であり、核実験実施を念頭に既に制裁決議案の検討を進めている。中露も「強い措置を伴いうる」として、今回は歩調をある程度そろえている。
今回の議長声明も、7月 . . . 本文を読む