衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

安曇野の「寒さ!」をお届けします・・・・

2010-11-17 08:53:35 | 衣・考


週末以外はほとんどカメラを持ち歩かないのですが

昨日の朝があまりにきれいだったので、

今朝は張り切って持って出たのですが・・・・・・・

昨日の「晴れの美しさ!」はありません。

寒さ!だけが映っているようです。

5時半から7時半の様子です。・・・・0℃前後と思います。

畑一面の「霜」!見えますか?

安曇野。冬の景色!

2010-11-16 08:59:47 | 衣・考


あー寒くなるのは嫌だ!

と毎年思うのと同時に、

寒いから美しい!

という山なみの風景がある。

今朝はまた格別の美しさを見せてくれた!

たぶん、6時は0℃ぐらい・・・・・・

駅のホームに出るのも楽しみです!目の前に白いアルプスが青空に映えます。真っ白な霧と・・・・

・・・・・・・・

もっと寒い土地では、もっともっと美しいのでしょうか?きっと・・・・・・

でも、植生豊かで、こんなに寒い土地は・・・・・・・・

地球上でも最高かもしれません・・・・?               

新体験!

2010-11-15 09:34:31 | 衣・考


考えてみれば、だれの人生も、何歳になっても

人生をやっているということは

「新しい体験」

の連続であるはずなのですよ。

だって、「その人の人生」をだれもやったことはないのですから。

であるのに・・・・・・・・・・

人生経験が長くなってくると

「新しい体験!」というワクワク感は減っているように思う。

何年振りかで「新曲」に挑んでみた!

子供時代にやっていたピアノで、ドビッシー。

「クラシックと現代音楽の途中の時代」ということに関心があり・・・

ドビッシーは「印象派」という言われ方もするようですが・・・

で、聴く立場と演奏する立場の違いに、まず感動!

そして、どっぷりクラシックピアノだったので、

その違いに感動!

・・・・・・・・・・・衣服デザインも、製作も同じだなー・・・・・・

と感じ入っております・・・・・・




個食の楽しみ・・・・・

2010-11-14 09:37:56 | 衣・考


一人で食事することを嫌がる若者が多いことが報道されるようになって久しいのですが

わたしは結構好んで、ときどき一人で外食を楽しみます。

先日の和食ランチ;

12時を過ぎて行ったせいで、空いているのは真ん中の一番広い席のみ。

「どうぞ」と言われて、座った・・・・お茶を一口いただいたところで、窓際の2人づれが出て行った。

若い綺麗なお姉さんが「お席、よろしかったらあちらへ移られますか?」と。

うん、なかなかよろしい・・・・・

隅っこのテーブルから店全体が見渡せる・・・・・・・・

どういう関係の組み合わせかな、それぞれのテーブルは・・・・・?

隣のテーブルが一番興味をひく。

若い女性とオジイサン2人。

とても和やかで、3人とも嬉しそうに感じよく会話がはずんでいる。

若い女性のおしゃべりに、ジイサン2人が合いの手を入れる感じ。

若い女性 「小学校の教師なんて、長くやるつもりない、大変すぎるもの・・・・・や
      りたいこといっぱいあるし・・・・」

ジイサン 「そうだな、やりたいことをやればいいよ、まだ若いんだから・・・」

ジイサン2 「そうだね・・・・・」などと・・・・

・・・・・

こんな他人の会話を聴きながら、わが日常や人生を振り返ったりするのも、なかなかおもしろいひとときなのです。

冬眠の準備???

2010-11-13 10:21:15 | 衣・考
本日の写真は、「デザイン授業中の机上」と「チョコレート」です。







毎年この季節になると、

食べ物がおいしい!のは年中ですが・・・・・さらに食欲を増していることを感じます。

で、

「冬眠の準備なのかなー?」と

勝手に納得して、食べます。

この季節は・・・・・・・紅玉!そのままも煮てもおいしい!

i-design club shop に、people tree のチョコレートが入荷!したので、

わたしにとっては、チョコも「季節もの」です。

包み紙のデザインも大好きなことも、自分のものにしたい衝動にかられます。

加えて、

この時期になると、文化的な者への欲求も強まります。

たとえば、

やたら音楽が聴きたい・・・

映画が観たい・・・・

小説を読みたい・・・・

ピアノが弾きたい・・・・歌いたい・・・・・・などなど・・・・・

学生作品です!

2010-11-11 08:58:30 | 衣・考
学生の作品は、できあがると

ほぼすべてを校内で展示またはプレゼンすることになっています。
きょうは、1年生の「ベーシックデザイン」と

2年生の「アパレルデザイン」の作品を拾ってきました。


勉強する、学習する、習う、覚える、学校教育・・・・・・

2010-11-10 08:51:45 | 衣・考


小さいながら、「学校」現場にいると

しばしば、授業方法、・・・とは?など思い悩む。

私が衣服作りを学んだころは・・・・?というところにもどって考える。

随分今とは違っていた。

基本的に、「学生がつくりたいものをつくる」、ということがまずあった。

80人もの教室にミシンは3台しかなく、それはほぼ「助手の先生」と言われていた教師のアシスタント専用であったから

学生の課題は、すべて自力で学校外(寮や自宅)で製作した。

授業中は、教師の講義を受ける、仮縫い状態をみてもらう、作ったものをみせて評価してもらう、ということだった。

縫い方がわからない場合は、まず自分で2,3の「サンプル(部分の)」をつくって「どれがよいでしょうか?」と

相談した。でなければ、指導は受けられなかった。

このことで「自力でつくる」ことがしっかり身に着いたように思う。

私が教師になって、・・・・・・・・・毎年毎年、試行錯誤でやってきた。

時代も変わって・・・・・

こちらも相手も変わって・・・・

気が付いたら、「手取り足とり」の指導になっている・・・・・・

授業科目も随分増えたので、「つくる」ばかりではなく、細切れ授業にもならざるをえない。

学生はというと「待ち」姿勢で入学してくるものが多い。

学校とは「与える」場所でよいのだろうか?と考えてしまう。

義務教育でもなければ、学問所でもないので、・・・・・?

授業という商品を売って代価をいただいているのだと考えれば「与える」ということか・・・・・・・?

いずれにしても「主体性」を持ってほしいと願う。

デザイン・3年生の課題;「ポートフォリオ」

2010-11-08 16:29:56 | 衣・考



3年生の課題として「ポートフォリオ」がある。

「作品集」ということで

「デザイン画集」という結果になるのですが

求めるのは「過程が見える」ということ。

人によって意見の分かれるところで

「他人に過程など見せるな」という意見もありますが。

わたしは、デザインを「画を描くことを目標にしてほしくない」と言う思いがあります。

だから

では、

「画が下手ならどうするか」をみせてほしいし

「デザインする」とは

もともと画のうまい下手の問題ではない

考えそのものだ。

今時PCを使えば「うまい画」などだれでもできるので

「あなたならでは」を

どこでどう表現するか?

なのです。

それには

1枚の画ではなく、「作品集」なのです。





音楽、色楽?・・・・・・

2010-11-08 08:39:38 | 衣・考
「色楽」と言う言葉があってもいいのに、無いことに気付いた!

色彩理論を説明するときに、

よく音楽理論と似ていますねー・・・・・・・などと言っておりますし・・・・・

ハーモニー、トーンなど実際に同一の単語を使って理論そのものがなりたってもいますし・・・

一方を「聴覚の楽しみ」とすると

「視覚の楽しみ」となり・・・・・・

それは「美術」ということになっているようですね。

専門分野で行き詰ったら、

ほとんどの場合、他の領域が打開のヒントをくれます。

先日TVでジャズの講座を坂元龍一他がやっていて

モードジャズからフリージャズへの流れをわかりやすく説明していて

興味深かった。

その時代の服装の変化はどうだったかな?と考えた。

音楽、音の歴史の方が衣服の流行の変遷よりも先行している気がする。

で、ジャズにしても、

ちゃんと歴史の順番があり、その時代その時代の「理論」の上で成り立っているのだと

よくわかった。

フリージャズと「デタラメ」とはちがう・・・・・・?!

たぶん服装も同じ!