写真は、昨日の朝焼けです。
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衣服販売の現場で
「袖丈つめ」というのは
結構例の多い「お直し」であると思う。
そもそも最近の若者のストリート系ファッションであれば
「お直し」など存在しないことでしょう。
それは「そういう服」なのだから、全体として。
で、
コンサバ服や、グレードの高い服、着る人の年齢が高い服・・・などは
「洋服(衣服ではなく洋服です!)とは、身体にフィットしていなくてはならない」
というコンセプトのもとにつくられているから
「お直し」を必要とする。
その、よくある「袖丈詰め」について;
結構微妙なバランスをみる必要があると感じます。
最初にデザインした人は「最良のバランス」で仕上げているので
袖だけをつめてしまうことで
それがぶち壊しになってしまうのです。
ですから、
できることならば「直さない」方法をまず考えてみます。
たとえば、ロールアップとか、肘上でたくしあげるとか・・・スタイリング全体ですが・・・・
要するに、「布の分量のバランス」が美しさを演出しているので、
ボリュームとして
「そこにある」分量が必要なのです。
そこのところを注意深く「お直し」します。