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衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

検定試験、入社試験を考える

2007-08-08 11:31:36 | 衣・考
松本衣デザインは夏休みに入ったというものの、クラブショップへの納品や、補習授業、その他で、毎日毎日、学生が登校しています。

で、さまざまな試験のうわさが飛び交っていて、私の耳にも届きます。

最近の話。F.ビジネス科2年生が、国家資格・技能士「商品装飾展示検定」を、2週続きで、東京へ受験に行ってきました。
その、実技試験のできばえの話の中で、
ラッピング(包装)の課題の、「中身の箱の組み立て方がわからなくて、手間取った」とのこと。

なんと「バカな!」と、思わずいってしまいました。

だって、採点されるのは「できあがり状態」なのですから、中身で時間使ってどうするのですか!

どんな試験も、「出題の意図」を捉えるようにしなくてはね。

そのためには、普段の会話でも、相手の言葉尻ではなく「真意を理解する」ことを心がけることです。

入社試験であれば、その会社の「社長」になったつもりでの「イメージトレーニング」が必要でしょう。
                 

松本はよい街だと言われます!

2007-08-04 15:40:46 | 衣・考
夏のスペシャル授業「川村 都 のモードクロッキー」が終了しました。(2T,3Tのみ)

川村さんから「途中でへばる人が出るだろうと思っていたけれど、全員最後まできてすごいよ!」と言われました。

その川村さんが、授業を引き受けてくださった理由に「松本大好き!」があります。
今回で3度めの来松です。
1度めは「スタコン審査員」、そのときにあれこれ気に入って、2度目はOffで
ふらり。「三城」へお連れしたら、大変な気に入りよう。
で、今回も「松本大好き!」といっておられました。
今回の初体験は「しづか」。一人でカウンターで、馬刺し、信州牛、鯉をたべたのだそうです。
どれも絶賛!
もっと絶賛したのが、「しづか」のおかみさんのこと。気配り、従業員教育、すばらしい!とのこと。
お奨めして気に入っていただけたので嬉しかったですが、あらためて「また行ってみよう」と思いました。

で、1ヶ月ほどまえの「繊研新聞」に、日本ファッション協会のアンケート調査で、松本市が、日本一の「生活文化都市」(正確な名称ではありません)とか、書かれていました。

私たちは、そんなにステキな街にいるのですよ。

もっと、松本に関心をもってください。

今夏「ボランティア」のお話のきている「サイトウキネン フェスティバル」は、松本の株を相当上げてくれている催事だと思いますよ。
                          
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インターフェース

2007-08-01 17:01:24 | 衣・考
今年度、松本衣デザイン専門学校の、衣服製作実習デザインコンセプトは、インターフェースです。
工業デザインの分野(家電、pc、オーディオ機器など)で、今盛んに使われている言葉です。
私の解釈で簡単に言ってしまえば、衣服であれば「着方がわかりやすい、扱いやすい服」を提案すればよいかと思います。

背景には、社会的弱者への配慮をしたユニバーサルデザイン、高齢化社会などがあります。

また、社会も、モノも複雑になったことへの「反省」もあるでしょう。

「使う人が触れる面」をわかりやすくする、と言う考え方が、インターフェースデザインを考え直そう、とすることになるのでしょう。