クランクシャフト左のオイルシールを交換したこのエンジンですが、、、
オイルシールを交換するには、、、フライホイールとマグネットベースを外さないと交換が出きません。。。
このエンジン、、、旧式のエンジンですので、、、
マグネットベースを外したって事は、、、点火時期を合わせ直すって事になります。。。
ポイント式ですので。。。
ポイントは消耗品になりますので新しく交換をしまして、、、
点火時期を合わせる作業をいたします。。。
調整の方法はカムで開いている時のポイントの隙間で点火時期を調整するのですが、、、
↑の窓からマイナスドライバーを使って、、、微妙な隙間、、、0.4?~0.5mm?位の隙間に合わせてから、、、
タイミングライトで確認をいたします。。
という事を数回やり、、、
フライホイールの合いマークとクランクケースの合いマークが合うように調整をいたします。。。
点火時期が狂っているとエンジンの掛かりが悪かったり、パワーが出なかったり、あるいは焼き付いたりも、、、いたします。。。
ポイントは走行が進むと、、、ポイントの接点が焼損したり、ヒールが摩耗もします。。。
すると、、、点火時期は自然と狂ってきますので、、、定期的な点検・交換・調整も必要な部分になります。。。
ポイント式の点火時期調整でした。。。
という昔ながらの点火時期調整、、、エンジン調整の大事な部分なのですが、、、
今年の9月からの新入社員のイチコクテツ君に、、、『ポイントのバイクをいじった事はある???』と聞きました。。。
イチコクテツ君ですが一国オートに入社前は武者修行で他のバイク屋さんに4年?5年かな?勤めていましたが、、、『ポイント???、、、触ったことがありません。どんな事をするんですか?』。。。
ポイントのバイク、、、今では老メカでさえ触る機会が少ないのですが、、、イチコクテツ君はまったく今まで整備をした事が無かったようです。。。
という事で、、、ひとつひとつ説明をしながら、、、ポイントの点検・調整を教えてみました。。。
理解が出来たかな???
イチコクテツ君のポイントの授業でした。。。
ポイントのバイクって、、、1970年代くらいまでのバイクはポイントだったのかな???
1970年代の後半になるとCDIとかフルトラとかに変わっていますので、、、その後は点火タイミング調整という作業自体も無くなってしまっていますね。。。
ははは、、、老メカがバイク屋さんになったのがちょうどこんな年代でした。。。
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