続きです。。。
フロントホイールハブのベアリングが壊れていた、、、
こちらのスクーターですが、、、
ベアリング等一式の部品が届きましたので、、、
組立ての作業に入ります。。。
組立ては、、、
ベアリングの打ち込み作業をすれば、、、
出来上がりなのですが、、、
組立てで一番大事なのが、、、
グリスをケチらずに塗る事、、、ですね。。。
で、、、車体に取り付けして完了になります。。。
ここまで、、、ベアリングが壊れるまで乗るのって、、、原付や250ccクラスまでのバイクだと、、、
たまにある、、、
いや、、、ありますね。。。
で、、、ここからは、、、
先日、、、車検整備をしたバイクなのですが、、、
入庫時に検査して、、、必要になる部品を先に注文をし、、、
作業に取り掛かります。。。
で、、、分解して、、、追加になる部品のもちろん出る事もあるのですが、、、
どんどんと外す所は外して、、、点検を進めるのですが、、、
ホイールの中心部分に嵌っている、、、
ベアリングの点検を、、、
車検の整備の場合は、、、
必ずいたします。。。
その際にはベアリングの外側に嵌めてある オイルシール を外さないと、、、
内部の状態が解りませんので、、、
外します。。。
で、、、一度外したのですから、、、再使用はいたしませんので、、、新品に交換します。。。
という様に、、、車検のあるバイクの場合は、、、
オイルシールを新品に定期交換し、、、組み込む時には、、、グリスを塗布して組み込みますので、、、
(当店で車検整備をしたバイクの場合は、、、です。)
よっぽどの事が次の車検までに、、、起きなければ、、、
ベアリングの崩壊、、、という事は。。起きません。。。
↓ この車検整備をしたバイクのフロントハブのオイルシールとベアリングなのですが、、、
もう交換、外した部品の写真ですが、、、
オイルシールを外してベアリングの点検をする時に、、、
内部に水が入っていたようで、、、
ベアリングにサビが発生していました。。。
ベアリングの回転やガタはまだありませんでしたが、、、点検もせずに放置すれば、、、最後は崩壊するまでの故障になるでしょう。。。
大型バイクですので、、、スピードも出ますので、、、見逃せばタイヘンな事になる事でしょう。。。
今回の、、、スクーターのこの ↓ ベアリングが壊れてしまった、、、原因は、、、
◎ オイルシールが使用限度、期限?を越えていて、シール出来なくなった。長期使用でグリス切れになって、内部に水等の異物が浸入した。
◎ ベアリングが使用限度を超えてしまった。
などなど、、、ありますが、、、
もっと、、、定期的に点検をし整備をしていれば、、、崩壊するまでの事にはならなかったでしょう。。。
オイルシールはゴムの部品ですのでね、、、劣化も進むのが早い部品ですので、、、メンテナンスが必要です。。。
車検の無いバイクの場合でも、、、定期点検は必要で、、、定期交換が必要な部品も多々ありますので、、、気に掛けていただければ、、、危険な走行状態になるまでの故障は防げます。。。
そんな事を思う、、、修理でした。。。
当店の夏休みは8/15からですので、、、14日(火)までは通常営業をしています。
夏休みをツーリング、、、帰省を、、、というオーナー様は、、、オイル交換等、、、まだまだ対応出来ますので、、、お立ち寄り下さい。。。
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