こちらのセローは、、、
商談時から老メカが担当していますので、、、
老メカ流???なカスタム?取付方法?整備?をこれからいたします。。。
そんなに変わった事をしてるとは思っていませんが、、、長年の整備士暦やライダー暦、、、晩年はオフロードバイクにしか乗っていなくて、、、林道にもたくさん行きました。。。そんなツーリングと通勤で年間バイクに50000kmほど乗っていましたので、壊れたり、、、壊れないように、と、、、そんな事を自分のバイクで色々と経験していますので、、、老メカ流かもしれませんが、、、このバイクに少しだけ投入しようと思います。。。(それほど変わった事ではありませんので、がっかりしないでください)
フロントのホイールを外しましたが、、、
新車整備や初回点検では外す事はありません。。。
ちょっと観察、、、オイルシールリップにはグリスあり。。。
シャフトやカラーには、、、少ない?かな。。。
キャリパーからパッドも外しましたが、異常なし。。。
ここからは林道カスタムです。。。
穴を開けちゃいます。。。
ビードストッパーを1個装着します。。。
タイヤのビード部分をストッパーで挟み込んで、、、タイヤが回転しないようにする事で、、、
空気圧を低圧にしても、、、パンクせずに走行が出来るようにします。。。
組み付けると、、、
こんな具合です。。。
エアーバルブにはバルブ廻し付きのキャップに交換、、、
タイヤ空気圧の調整やパンク時には必要になりますので。。。
そして固定用のナットは、、、
キャップ側で締め付け。。。
これは低圧走行時に、、、万が一タイヤが回転してしまった場合、一緒にチューブも引っ張られます。。。
チューブが引っ張られると、、、エアーバルブが斜めに傾いたり、沈み込んだりします。
そうなると、、、チューブはタイヤの中で引っ張られてシワになり最後はパンクしてしまいます。
そんな場面を見逃さないように走行の休み時間には観察しながら、、、ですのでナットでチューブのエアーバルブを固定せず、写真の様に。。。
タイヤにマーキングしてタイヤが回転していないか?観察するのも手ですが。。。
ビードストッパーで予防はいたしますが、、、エアーを抜きすぎると回転する時もありますので、、、観察です。。。
ビードストッパーという錘が付いてしまったので、、、アンバランスになりますので、、、
バランス取りもします。。。
40gのウエイトが付いてしまいましたが、、、40g、、、少ない方です。。。
多いと100g、、、いやそれ以上の時もありますので、、、しっかりとバランスを取る事が重要です。
フロントホイールを外す前から気になっていたのですが、、、
スタンドでフロントを上げて、、、ステアリングの切れが、、、若干ですが重い、、、感じがいたします。。。
フロントが上がった状態では、、、ホイールなどの重さがあるので、、、ステアリングは右または左に自然に切れてフルロックまで切れる、、、切れてくれる軽さが欲しいのですが、、、
フルロックまで切れる手前で、、、止まってしまう。。。
そんなちょっとした重さを感じましたので、、、
ほんのちょっとですが、、、緩めてみました。。。
これで、、、重さを感じずにスムーズなステアリングの切れが出て、、、軽快なハンドリングになったと思います。。。
これは老メカの好みのステアリングの重さ(軽さ)です。。。
緩めすぎるとガタが出てしまいますので、、、微妙な調整になります。
また、、、こんな事を書いちゃうと、、、マニュアルを否定、、、などと怒られちゃうんですが、、、乗ればわかる事です。