昨日の記事のつづきになりますが、、、
カーボン噛み、、、と思われる故障の、、、裏技的修理方法ですが、、、
とりあえず今回の故障した50ccスクーターの場合、、、
メットインのボックスを外して、、、
ガソリン噴射ノズル インジェクター を外してみました。。。
インジェクターを外したのでついでに、、、インジェクターからのガソリン噴射がされているのか? を目視で見ておきます。
クランキングしてガソリンの霧が確認できましたので、、、ポンプ&インジェクターはOKですね。
そして、、、インジェクターを外した部分に、、、
インジェクションクリーナーを噴射! いたします。
エアークリーナーを外して、、、インテークポート目がけてスプレーしても燃焼室に届くとは思いますが、、、
今回はインジェクターの穴から効率よくバルブにスプレーしてみました。
これはあくまで裏技ですので、、、この行為で直る補償はありませんが、、、これで直れば、、、という願いを込めての修理法です。
そして待つ事、、、数分???数十分???
インジェクターを元通りに戻して、、、セルボタンを、、、願いを込めて! 押します。
すぐに圧縮が復活する時もありますが、、、
なかなかシブトいカーボンで、、、なかなか復活しない場合も、、、でも願いを込めてセルボタンを押します。
これで復活してくれれば、、、成功ですが、、、
復活しない時には、、、もう一度インジェクションクリーナーを注入にたり、、、
でも、、、復活しない場合は、、、諦めて腰上のオーバーホールをする事になるのですが、、、
この50ccスクーターの場合は、、、
老メカの願いが伝わりました。
脈動のある生きたクランキングに戻りました。
そして、、、スパークプラグを新品にして、、、エンジンの始動を試み、、、
エンジンは蘇りました。。。
これでメデタシメデタシ、、、
としたい所ですが、、、
このままではまた再発してしまう事も考えられます。。。
ですので、、、
つづきます。。。
インジェクションクリーナー、、、
今回使ったインジェクションクリーナーは、、、Y社製の製品を使いましたが、、、これに似たような製品ってたくさんあると思いますが、、、
もっと強い溶剤のクリーナーなども存在していて、、、そんな強いクリーナーを使えば、、、もっと効果的?なのかもしれませんが、、、弊害も考えられます。
エンジン内に溶剤が残ってしまい、ゴムや樹脂を犯すことも十分考えられます。。。
老メカは、、、ブローバイホースの内面がひび割れて崩れて、、、ホースが詰まってしまっているバイクを見た事があります。
このバイクが溶剤で犯されたのかは? 原因がはっきりはしていませんが、メーカーに問い合われてみたところ、溶剤が原因では?との回答でした。
ですので、、、今回の修理方法は、、、裏技、ダメ元、、で仕方なくやった、、、方法なので、、、
良い子の皆様はマネしない様にしてください。