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3連休明け6日の日経平均 9円23銭高い22548円35銭で終了

2017-11-06 19:37:17 | Weblog
東証大引け 3日続伸、21年4カ月ぶり高値 商い高水準 2017年11月6日 日経夕刊
 6日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前営業日比9円23銭(0.04%)高の2万2548円35銭で終えた。連日で年初来高値を更新し、1996年6月26日以来およそ21年4カ月ぶりの高値を付けた。2~3日の米株高や外国為替市場の円安・ドル高を好感した買いがやや優勢だった。もっとも、高値警戒感から個人投資家の利益確定売りが出て、下げ幅を100円超に広げる場面があった。東証1部の売買代金は概算で3兆3497億円。6日連続で3兆円を上回ったのは15年8月以来約2年2カ月ぶりとなる。
 安倍晋三首相と来日中のトランプ米大統領が6日午後に会談した。午前には別の会合でトランプ氏が対日貿易赤字に不満を示したとの報道が流れており、首脳会談の動向を注視する様子見気分が投資家の間に強まった。大引け前の日経平均は前日終値を挟んで方向感を欠いた。96年6月26日に付けたバブル経済崩壊後の戻り高値(2万2666円)には届かなかった。
 5日までにサウジアラビアで多数の王子らが汚職容疑で拘束されたと伝わっており、一部海外投資家の心理を冷やした面がある。半面、原油先物相場が上昇し、鉱業や石油石炭製品株の一角には買いが入った。海運業や機械も高かった。
 JPX日経インデックス400は小幅続伸した。終値は前営業日比0.77ポイント高の1万5905.43だった。東証株価指数(TOPIX)は小反落し、1.42ポイント(0.08%)安の1792.66で終えた。
 東証1部の売買高は19億3816万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は794と、全体の39%を占めた。値下がりは1156、変わらずは83銘柄だった。
 6日に18年3月期の連結純利益(国際会計基準)予想を上方修正した住友商が買われた。2日に発表したユニクロの10月の国内既存店売上高が前年同月比8.9%増と大きく伸びたファストリも上昇した。いすゞやソニー、アサヒが買われた。
 一方、13時に18年3月期の連結純利益見通しを引き下げたSUBARUが下落した。米子会社のスプリントが米同業との経営統合交渉を打ち切ったと5日に発表したのを受け、ソフトバンクが売られた。マツダや住友電、富士通も下落した。
 東証2部株価指数は続落した。東芝と大興電子が下げ、リミックスと杉村倉が上げた。

新興株6日 ジャスダックとマザーズ続落 大型株に資金移動 2017年11月6日 日経夕刊
 6日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前営業日比2円16銭(0.06%)安い3705円73銭となった。決算発表を受けて東証1部に上場する大型株の値動きが大きくなる中、市場では短期志向の投資家の関心が薄れているとの指摘も聞かれた。ソニーなど主力銘柄への投資資金を確保するための換金売りも出た。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で748億円、売買高は1億2796万株だった。シライ電子やマクドナルド、UTが下落した。半面、Tホライゾンやアズジェント、ハーモニックは上昇した。
 東証マザーズ指数も続落し、終値は前営業日比12.87ポイント(1.14%)安の1119.13だった。下落率は9月26日(1.21%)以来、約1カ月ぶりの大きさとなった。そーせいやUNITED、パークシャが下げた。一方、ロコンドやジーエヌアイ、ミクシィは上げた。

対北圧力「最大限」で一致…日米首脳が共同会見 2017年11月06日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20171106-OYT1T50041.html?from=ytop_top
 安倍首相は6日午後、来日中のトランプ米大統領と東京・元赤坂の迎賓館で首脳会談後、共同記者会見を行った。
 首相は、最大の焦点となった北朝鮮問題について、「日米が緊密に連携し、圧力を最大限高めることで一致した」と強調した。北朝鮮に対する制裁措置については、「追加的な独自制裁を決断した。35団体・個人の資産凍結を7日に決定する」と述べた。
 トランプ氏は、「日本国民と団結し、北朝鮮の脅威に立ち向かっていく」と語った。


 3連休明け6日の日経平均ですが、先週末終値(22539円12銭)よりも73円56銭高い22612円96銭も9時40分頃に22560円割れ。その後反発して10時過ぎに22644円68銭も利食い売りに押されて、午前終了少し前に22525円01銭と小幅なマイナス圏に沈む場面も見られましたが、前場は先週末比2円43銭高い22541円55銭と小幅なプラス圏で終了。
 午後は開始ほどなくこの日の安値となる22435円34銭もその後は値を戻して14時過ぎに先週末終値近辺に戻してからは様子見。終値ベースでは先週末比9円23銭高い22548円35銭で終了しました。
 高値と安値の差こそ200円強あったものの、日米首脳会談を前に、さすがに午後は様子見感も強まる面もあったでしょうか。

 東証1部の上昇組では、独立系ソフト開発のDTS(18.39%高)やフォークリフト大手の三菱ロジスネクスト(16.69%高)、長瀬産業(13.25%高)、ゼリア新薬工業(11.31%高)など12銘柄で10%以上の上昇となった他、芝浦メカトロニクスが9.17%高、グンゼが8.49%高、日立造船が8.25%高、コロプラが6.3%高など。
 一方の下落組も、ペースメーカーの日本ライフライン(18.12%安)や古河電気工業(15.67%安)、日東紡(11.99%安)など12銘柄で10%以上の下落。
 他、日清オイリオグループ(9.77%安)、エイベックス(9.39%安)、セガサミー(9.28%安)、サッポロHD(6.01%安)。
 銀行は54銘柄で2%以上の下落となる全面調整状態となり、メガバンクも、三菱UFJが1.59%安、みずほFGが1.40%安、三井住友が1.14%安。
 保険もAIGの3.68%安を筆頭に、ソニーFHが2.29%安、第一生命が1.64%安、T&Dが1.32%安と売り込まれています。


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