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市川市長選、再選挙に 5候補、法定得票数達せず

2017-11-27 08:35:39 | Weblog
市川市長選、再選挙に 5候補、法定得票数達せず 2017年11月27日 共同
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23924660X21C17A1PE8000/
 千葉県市川市長選は26日投開票が行われ、立候補した5人がいずれも法定得票数に達せず、公選法に基づき再選挙が実施されることになった。2週間の異議申し出期間の後、50日以内に行われる。今回の5人以外も立候補できる。
 この規定での首長選再選挙は最近では2007年の宮城県加美町、17年の鹿児島県西之表市の例があるが、珍しい。


 千葉県市川市は、東京都特別区部への通勤率が46.5%を占める東京都江戸川区と隣接する人口約49万人程の市で、市長選は2009年12月から2期8年現職を務めた大久保博氏が出馬を見送ったことから、元県議で自民が推薦する43歳の坂下茂樹氏、元市議で41歳の高橋亮平氏、元衆院議員で民進・共産・自由・社民が推薦する43歳の村越祐民氏、元県議で44歳の小泉文人氏、元衆院議員で60歳の田中甲氏の5新人による争いとなりましたが、今年1月29日に行われた西之表市長選に続いて最多投票者が法廷得票数に届かず再投票に追い込まれてしまったようですね。

 参考までに獲得票数は、
村越ひろたみ氏が28109票
坂下しげき氏が27725票
田中甲氏が26128票
高橋りょうへい氏が20338票
小泉文人氏が16778票を獲得。

 西之表市長選の場合は、政府が市域にある無人島の馬毛島で検討する米軍の陸上空母離着陸訓練(FCLP)の受け入れ問題を争点に人口規模も1.5万人程の小規模自治体に6人の方が立候補する大混戦となり、3月19日に行われた再選挙では得票数が下位に終わった2名が辞退する形で結局前回のトップ得票数だった受入反対派の八板俊輔氏が制しましたが、
 まさかこれだけの規模の、しかも東京のベッドタウン的な位置づけにある市川市で、このような状況に追い込まれるとは予想外もいい所だったでしょうし、
言い方は不適切かもしれませんが、次回出馬しても勝負にならない泡沫候補と呼ばれるような存在も今回はおらず(西之表市長選第1回投票数はトップの八板氏が2428票に対して辞退した2人は681票と560票。本人が自ら決断したのか周囲に言い含められたのかの真相はわかりませんが予想通りの展開になりました)候補者を絞ることも難しそう。 
 トップ不在が長期間続くことは好ましくないだけに、この問題はいろんな意味でこじれそうですね。



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