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阿久根市長出廷「免職の元係長、復職は悪影響」

2010-01-27 07:13:46 | Weblog
阿久根市長出廷「免職の元係長、復職は悪影響」 2010年1月27日
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100126-OYT1T01157.htm
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0126/SEB201001260044.html
 市庁舎の職員人件費の張り紙をはがして懲戒免職処分になった鹿児島県阿久根市の元係長の男性(45)が、「処分の効力は停止とされた司法判断後も、給与やボーナスが支給されていない」として、市に支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、鹿児島地裁(牧賢二裁判官)であった。
 市側は竹原信一市長(50)が出廷し「男性の生活を支援することは、市民への裏切り行為になる」とした答弁書を提出。裁判は即日結審し、判決は3月2日に言い渡される。
 訴状などによると、地裁は「処分は市長の裁量権の逸脱乱用に当たる」とする男性の主張通り、処分の効力停止を認め、福岡高裁宮崎支部も地裁の決定を支持した。しかし、市長は復職や給与の支払いを認めず、男性は未払いになっている給与(計約128万円)や12月のボーナス(約52万円)の支給を求めて提訴した。
 市側は答弁書で「原告が復職すれば、公共の福祉に取り返しがつかない重大な悪影響が発生する」と主張。
 閉廷後、男性の代理人を務める小川正弁護士は「法を無視する竹原市長の考えは、阿久根市という独立国を作るようなもの。勝訴判決は間違いない」と話した。
 竹原市長は報道関係者の取材に応じなかった。

「ブログ市長」リコールも視野 鹿児島・阿久根で市民団体発足へ 2010年1月26日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100126/lcl1001261916007-n1.htm
 ブログの記載などが物議を醸している鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の市政を監視していこうと、20~40代の市民が「阿久根の将来を考える会」(仮称)を発足させることが26日、分かった。「市長就任後に多くの混乱が生じている」として、リコールも視野に活動していく構えだ。
 100人の参加を目標に、28日に市内で発足式と初会合を開く。16人の市議全員にも出席を呼び掛けており、竹原市政への賛否や市政の在り方などをその場で質問する予定。2月には竹原市長に直接面会を求めることも検討している。
 ブログの発言で障害者団体から抗議を受けたことや、福祉充実のマニフェストが未着手となっていることなどを会結成の理由に挙げており、準備を進めている自営業男性(41)は「意見を上げ、リコールも辞さない態度で、阿久根を変えていきたい」と話している。




 ………(滝汗 相変わらずこの暴走市長 身勝手な言い分を繰り返していますね…(溜息
 自分は市長の立場にいながら法律を遵守しないばかりか、マスコミの取材も拒否しておいて、「原告が復職すれば、公共の福祉に取り返しがつかない重大な悪影響が発生する」もへったくれもないでしょうし、多分この係長も労働組合運動に熱心過ぎるといった理由で目の敵にされているのだと思いますが、懲戒処分はあくまでもその懲戒事実に基づいてその悪質度に応じて課すもので、たかだか張り紙を剥がした程度なら、せいぜい譴責処分が妥当なレベル。懲戒免職は明らかにやり過ぎです!
 『誰のせいで阿久根市のイメージが著しく低下しているんだ!』とこちらこそ一喝したくなりますし、どこまで恥を晒すのか本気で情けなくなってきますね…。
 
 一方、当の阿久根市ではこの暴走市長のリコールも視野に入れた市民団体を発足させる動きがようやく出てきたようで…。阿久根市のことを本気で案じているのは一体誰なんでしょうか…。