遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

温故知新

2006年06月17日 | 寄席
お江戸日本橋亭。 第31回 『神田伯龍独演会』

  遊一   「子ほめ」

  昇龍   「天保水滸伝・蝮の六蔵」

  伯龍   「吉原百人斬・名刀籠釣瓶の由来」

  伯龍   「吉原百人斬・お紺殺し」


前座の時から、開口一番を務めさせて頂いてます。 講釈のネタが並ぶ中で「子ほめ」は、いかにも軽いですね。 

毎回、伯龍先生の講談を袖で聴き、勉強になります。 今日のネタは、30年ぶりだとか。 同じネタを同じようにやるのが嫌いらしく、毎回違うやり方で語るそうです。 今日の「吉原百人斬」は、通しで演じると7時間かかるとのこと。

この6月で満80歳、芸歴68年。 今後も、他の講釈師のやらないネタを、どんどん高座に掛けると意気軒昂でした。


  「古きを温めて、新しきを知る。 以て、師たるべし」

温故と知新は、車の両輪。二つを備えてるのが、師であると。 最近、誤った解釈を見かけますが…。

伯龍先生こそ、孔子の言う“師”に当てはまるなぁ、と思った次第。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿