第38回人権尊重社会を実現する鳥取県研究集会が米子市コンベンションセンターで開催されました。
教員時代に何回か参加したことはあたったのですが、題名も変わっていて、少し堅苦しさが減っているような気がしました。
まず、開会の式があり、その後に基調提案がされました。
そして、特別報告で、「自立生活への最初の一歩~米子障がい者行動する会が果たした役割~」という題目で報告がありました。脳性マヒの大羽さんと福本さんの話でした。障がいのある人は当たり前のように養護学校に通うようになっていたが、反対運動されている方に出会い、社会への自立の必要性を感じられたということでした。そんな中、様々な障がい者差別に出くわし、大変な経験をされて来られたが、「こうして、様々な方が差別や苦労と闘いながら進めてきたことが、バリアフリー社会へと進んでいったと思う。先人に感謝している。」ということでした。
また、「拉致被害者の人権、家族の思い」という講演で、松本孟さんの話を聞きました。
以前から聞いてみたいと思っていので、良かったです。中山小学校で講演をさせてもらい、「家族なんて、どうでもよい。」と言っていた児童が、「松本さんの話を聞いて、家族を大事にしようと思った。」という感想をもらった話など、拉致被害者家族の思いに直接触れることができました。国際社会問題なので、国を挙げての解決になるので、政府にもお願いしているので、みなさんのご協力をお願いします。ということでした。ブルーリボンが拉致被害者応援の証なので、手作りでもいいので、みんながつけてくださいということでした。ブルーリボンを購入しそびれたので、機会があったら購入しようと思いました。
自分の人権感覚を再認識する良い機会となりました。関係者のみなさん、お世話になり、ありがとうございました。