第45回人権尊重社会を実現する鳥取県研究集会に参加しました。
今年は、コロナの影響で、研究集会が中止となる中、県内3カ所に分かれて、人数も制限しての特別講座開催となりました。テーマもコロナ差別とタイムリーな話題だけに興味を持って参加させていただきました。
はじめは、「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう」と題して、日本赤十字社の中原眞理子さんの講演を聞きました。とても分かりやすく子どもたちでも理解しやすい内容でした。コロナウイルスを憎んでも人を憎まないように自分自身気をつけたいと思います。
2つ目は、「ハンセン病差別と新型コロナ禍差別」と題して九州大学の名誉教授内田博文さんのリモート講演を聞きました。弱者に対しての影響が大きいこと、患者等の諸権利の法制化が必要であることが分かりました。
3つ目は、「既存差別を表出させた新型コロナ差別」と題して、公益財団法人反差別・人権研究みえの松村元樹さんのリモート講演を聞きました。差別の実態把握をしながら差別の禁止条例などを規定して救済していく仕組みを考えなければいけないということでした。実際に取り組まれているところがあるそうなので、調べてみたいと思います。